仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

線香の燃え残りにご用心

2007-08-13 13:40:14 | 仏事のあれこれ

実は当店には大きな観音様が祀ってありまして、

「お店のお守り観音様」として社員が毎日思い思いに

お線香をあげています。

一日の始まりに手を合わせることもあれば、新しい線香を試すために

焚くこともあるし、気分を変えたい、流れを変えたい、なんて時にも

お線香をあげるのでしょっちゅう焚いていることになります。

 

結果、2~3cm弱のお線香の燃え残りがどんどん溜まっていくことになります

以前のブログで「お線香を燃えきらせるには」とあれこれ書いたのですが

やはりそうそう上手くもいかず、燃え残りは溜まります。

燃え残った線香の切れ端は気づいた人が灰ならし

でちょこちょこきれいにしていました。

ところが!!

昨日のこと。店の中が妙に灰くさい。

お香の臭いでなく、単なる灰の臭い。

こりゃ、ちょっといいお線香を焚いて匂いを一新せねば・・・と

見てみると!!!

観音様のお線香立が何だかヘン!!妙な熱気!!

灰ならしでかき回してみると!!!

灰の中は熾き状態!!

触ってみれば、陶器のお線香立の縁もなにやらジワリと熱い。

溜まっていたお線香の燃え残りに、最後に立てたお線香の火が

移って、どんどん燃え広がったみたいです

うっかり溜めてしまっていたことは、この商売に関わるものとして

なんともお恥ずかしい限りです。

それにしても、たまたま店のお線香立は大きなものだから

「ヘンな匂い」くらいで済んだけれど、

家庭用のお線香立だったら大変なことになってたかも。

お線香の燃え残りの後始末はまめにやっていただくよう、

お客様にもお知らせせねば。

今回のことはプロとしてはあるまじき失態だったのですが

大事なことだと思うのであえてカミングアウトいたします。

灰ならしを買って下さい!!!