仏壇販売人、ぶつぶつ日記

山口県の隅っこから
仏壇販売人のたわ言、繰言、独り言。
ほぼワタクシごと、たまにお仕事。

「名前」の由来

2007-02-27 13:05:07 | 私の本棚から

先日から海堂尊の「チームバチスタの栄光」という本を読んでます。

この作者のものは初めてで、慣れないリズムに少々戸惑いながら

読んでいる、という感じです。

でも、ところどころに「おや!?」と思うような

鋭い人間観察があったりして、思わぬ拾い物をしたような気分。

 

で、その拾い物の一つが「名前」のこと。

主人公は初対面の人に「個人的な趣味」と言いつつ、相手の名前の

由来を尋ねます。

自分の名前の由来を誇らしげに話す人、恥ずかしそうに、迷惑そうに

あるいは、答えを拒否する人・・・。

その答えによって、相手が自分自身や周囲の人間関係をどう思っているかが

垣間見えるのだそうです。

 

それで思い出したけれど、確か「陰陽師」の映画か何かで

名前というのは一番短い呪(しゅ)なんだよ」というのがありました。

なるほど、様々な思いのこもった言葉(名前)を何度も聞かされるのですから

ある意味「呪」かも。

 

今度私もお客様に「名前の由来」聞いてみようかしらん?