なんとも、ほのぼの、ほんわか、やさしい気分になれる
掛軸が入荷しました。
木村亮平画伯の「竹に雀 日々是好日」です。
まぁるい窓にとまったふっくらした雀の愛らしさ。
その雀たちのささやかな営みを見守るように注いでいる
陽光は金箔・銀箔を散らして華やかに、温かく表現してあります。
控えめに書かれた「日々是好日」の文字にも金粉があしらわれ、
何事もなく、平凡な日々が実は輝いている一日、一日であることを
語っているようです。
仕事でミスした、誰かと喧嘩した、そんな「好日」とは
言えない日にも、この掛軸を眺めたら
なんだか穏やかな気持ちになれそうです。
掛軸のつくりとしては風帯がなく、かなりカジュアルな雰囲気です。
普段掛けとして存分に楽しんでいただきたいですね。
また、あっさりした雰囲気なので、
洋風のお宅の玄関ホールとかリビングの一コーナーに
簡易床の間として飾っても素敵かも。
とにかく、今、イチオシの掛軸です。