こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

高橋幸宏 「Broadcast From Heaven(天国からの中継)」'90  江原啓之の不思議

2007-08-07 21:44:04 | 音楽帳


今日は、つくばに行き、直帰で早く帰った。
早くと行っても、19:00だが。

早く帰ったので、洗濯をし、ビールを飲みながら、珍しく、テレビを見た。

「江原啓之スペシャル」という番組をつい見てしまった。

「スピリチュアルカウンセラー」というナゾの多い職業をはやらせた江原啓之の特集だった。
この江原啓之については、賛否両論が多くあり、自分はどうなのか?と言われると、
「幼い頃から、UFOや幽霊など、非常に興味持って生きてきたニンゲンなので、興味はあるが、真偽はわからない」ということ。

41歳になったUFO少年は、いまや死後の世界や「霊」という存在は無いものと思っている。
ニンゲンは「死ねば、みな灰になる」と、自分に対しては言い聞かせている。

自殺しかけた少年は、いまや、死ねば終わりと思って、「生」への執着をみせている。生きれるなら100歳までも生きたい。

死ねば終わり、いかにしてでも行き続けること、それが真実だと思っている。

***

今まで、色んなニンゲンが「死後の世界」だの「霊の存在」だの、いろいろ言いながら、結局は誰もその存在を説明できずに、あいまいにすませてきた。
そんな中、江原啓之という人は大変興味がある。

そういう「何かわからないが存在するもの」を、今、自分は、100とも言わないが、0とも言わない。
そういうなんらかのものはあるはずではあるが、誰もその深層には至っていない。
そして、その「なんらかのもの」を、41歳になる自分も未だ答えを出せずにいる・・・



ただ1ついうなら、今夜の「スペシャル」は、出てくる事件の被害者が、「有名」であり、「みんな可愛い」という点において、いかにも「テレビ流の加工術」だな、と思っただけだ。

***



そんな折、思い出したのが、幸宏の「Broadcast From Heaven=天国からの中継」である。
幸宏は、基本的に、自分の神経症傾向と戦う人であったが、このアルバムの頃は、まさに「スピリチュアル」なものに傾いていた。

アルバムとしては、大好きなもので、違和感は覚えないが、この頃、実は、「幸福の科学」に執筆をしたりして、かなりあやうい方向に傾倒していたことは事実である。
それが、古くからの付き合いの景山民夫(故)に影響されたものかどうかはわからないが・・・。

幸宏は、その自分が抱える神経症的現象が、どの方向に傾くかにより、作品の質を変えてきたともいえる。

90年以降、ひたすら「全能感」に至ったところで発生した音楽には、とてもでは無いが、絶望したものだが・・・。
ファンの一方的な欲望だが、基本的に、幸宏は、多少病んだ神経の状況下の方が、良い作品を生む。

幸宏は、今、江原啓之のことをどんなコトバで語るんだろうか?
彼に質問をしたくなった。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 8月5日 日曜日  夢日記 | トップ | 夏の定番 その2 : Rain... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (アイカ)
2007-08-08 02:27:21
かたちんばさん♪コメント残して頂き有難うございます。海楽しかったです♪私もかなりオカルト大好き人間で霊、UFO、死後の世界、都市伝説など大好きで掲示板や本やホラー映画などオカルトばっか見てしまいます。信じてませんけど。死後の世界もまったく無いものだと思ってます。一度全身麻酔かけた事があるのですがまったく無の状態になりました。そんな感じで死んで無にかえってしまうのかなと思いました。私の考えですが死後の世界なんてあってほしくない。一度きりの人生だからこそ悔いのないように生きたいし一度きりの人生だからこそ命って大切だと思います。何日か前知り合いと死について討論しました。答えなんてでないのですが。高橋さんの事も江原さんのことも都市伝の本に書いてました。興味深いです。
返信する
アイカさんへ (かたちんば)
2007-08-08 10:37:21
自分も何度か「失神」をしたことがあるのですが、「死ぬ」というのはああいう感じなのかな、という気がしています。

次第に、キューっと意識が消えていく感じ、そして「無」になっていく、ああいう感じなんだろうと思います。

生きている側から、死んだ人をいたんで、お祈りをささげる日本人のあり方は大好きですが、死んだ側からすると、「魂」というのは実は、やはり消えてなくなるものだと思うのです。

悲しい事実ですが、死はみんなが夢見るようなものではないと思います。
返信する
Unknown (残念のお知らせ)
2024-04-16 19:50:58
4月もっていっぱいで宮下楓輝さん卒業
アムアの森終了
天国からの手紙たします
ありがとうございます
お世話になりました
みいつけた!
増田梨沙ちゃん
楓ちゃんお疲れ様
大橋のぞみの名曲今日の日はさよなら
1年間ありがとうございました
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

音楽帳」カテゴリの最新記事