こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

4月29日 土曜日 春の風邪引き、微熱の中「Zelda」を聴く

2006-04-29 14:20:16 | 音楽帳
いよいよ本格的に、新しい仕事も起動し始め、「やはり天国は無い」ということで、地獄は、間もなくぽっかりと口を開けて、僕を待っている。

今日、土曜日は、気がつくと13:00。
また、半日寝てしまった・・。
よほど疲れていたんだ。

起きて、すぐ、おなかが空いて、台所で、冷蔵庫をがさがさ、その場で、立って、ご飯におかずを適当にくっつけて食べた。
そうしたら、ノドが詰まって、苦しみ、横になって身もだえ・・。

先日、ノドか食道がおかしいのでは?と思って、内視鏡検査をして、何でも無いという結果をもらったさい、医者はこう言った。
「たいていこういう人の8割は、精神的な問題なんですよ」

気道が細いのか?それとも、精神的なことなのか?
とにかく苦しいのがしばし続いている。

***

風邪を引いてしまった。春の風邪だ。

4月になるというのに、夜は寒いし、
よくわからない天気、雨は降り、くもりの日が多く。

明日は、2週間ぶりに、今、自分の中で問題になっている「女性」と遭うことになっているのに。
鼻水は止まらないし、ノドは詰まるし、熱っぽく、ノドが痛くてセキも止まらない。

効くかどうだか、市販の風邪薬を飲む。

***

そうこうしている間に、くもりだった空は、いきなり雨に変貌。
僕の部屋の窓ガラスは、吹き付ける雨ですぐに見えなくなった。。

苦しみながらも、がさがさがさ・・・手近にあるCDをまさぐる。
何でもいい、といいながら、これはダメ、これはダメ・・・とめくりながら、
適当に選んだのは、ゼルダ(Zelda)のファーストアルバム「ゼルダ」だ。

1.エスケイプ 3:32 作詩:菅原庸介 作曲:菅原庸介 編曲:モモヨ
2.真暗闇~ある日の光景~ 6:07 作詩:ZELDA 作曲:ZELDA 編曲:ZELDA
3.月光飛翔(ム-ンライト・フライト) 3:07 作詩:菅原庸介 作曲:菅原庸介 編曲:モモヨ
4.ロボトメイア 2:07 作詩:ZELDA 作曲:ZELDA 編曲:ZELDA
5.開発地区はいつでも夕暮れ 3:14 作詩:ZELDA 作曲:ZELDA 編曲:モモヨ
6.ミラ-ジュ・ラヴァ- 3:32 作詩:菅原庸介 作曲:菅原庸介 編曲:モモヨ
7.密林伝説 4:24 作詩:ZELDA 作曲:ZELDA 編曲:ZELDA
8.Ash-Lah 3:48 作詩:ZELDA 作曲:ZELDA 編曲:ZELDA
9.と・ら・わ・れ 4:05 作詩:ZELDA 作曲:ZELDA 編曲:ZELDA
10.ソナタ815 3:31 作詩:ZELDA 作曲:ZELDA 編曲:モモヨ

***

僕にとって、インディーズというコトバが「有効性」を持っていた80年代初頭、数少ない素晴らしいバンドがゼルダだった。
「女性だけのバンド」ということが先行しがちだが、そんなことは抜きにして素晴らしい。
女性だけというと、「プリンセス・プリンセス」とか、しょーもないバンドがあるが、それと天と地である。

***

このファーストアルバムは、「ZELDA物語」という本からすると、いかに、自分らが作りたいものを変形されて、周りの取り巻きに「作らせられた」というアルバムがわかるが、それでも、彼女らの稀有な存在感はちゃんとある。

実に「東京的」な世界が展開している。

高橋佐代子ちゃんのヴォーカルも異世界を覗いているし小嶋さちほちゃんのベースも土俗的でかっこいい。

「密林伝説」が特に好きである。ついつい、当時のイギリスの女性3人のバンド「スリッツ」も想像する。

セルダは、この後、苦しみの末「空色帽子の日」という、突き抜けた開放的な名盤を作り出すが、それは、また今度、ご紹介したい。

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