こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

ちあきなおみ 「黄昏のビギン」'91

2011-03-27 01:15:37 | 音楽帳
いつ・何が・どうなるか分からない・今の日本で
いざとなれば・日本を離れざるを得ない・死ぬこともありえる中

そんな中でこそ、今、好きな音楽を聴いていたい。

1991年、企業から赴任命令を下された大阪が自分の最初の仕事の出発点だった。
右も左もわからない、尋ね人。
現地の友人も居ない。
やること成すこと失敗ばかりで、毎日説教の嵐の中の孤独の日々だった。

そんな中、友人ハブ噛み師匠はせっせと、大阪ではやっていない東京キーの番組をVHSのヴィデオ・テープに収めて送ってくれた。

そんな番組の合間でかかった、東急電鉄・東急スカイライナーのCMが素晴らしく、目が覚める想いがした。
故郷を離れていく情感を上手に映像化していた。
そのCMのバックで、初めて、このちあきなおみさんの「たそがれのビギン」に出会った。

そうそう聴くことの出来ない名曲とちあきなおみにしか表現出来ない歌。



殺伐とした中、自分の想い出と共に、1つの安堵をこの歌に覚える。

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