8月16日は、JR東海「そうだ 京都、行こう。」の会員イベントで"法輪寺 送り火鑑賞と勤行参列"に参加しました。
同じイベントは、この日の恒例行事になっていて10年くらい続いている人気イベントです。
僕も2回目の参加です。
18時に集合の後、藤本ご住職様から法輪寺の舞台から見える京都の案内がありました。
真下には渡月橋が見え、長辻通の北の端には大覚寺の多宝塔が見えます。
左手(西側)に目を移すと清涼寺(通称 嵯峨釈迦堂)が見えます。
右手(東側)に目を移すと霊峰比叡山が遠望でき、その手前の小山は吉田兼好が庵を結んだ"双ヶ丘"が見え、その左手には仁和寺の五重塔が遠望出来ます。
次に収蔵庫の案内です。
あまり知られていませんが、鎌倉時代の持国天と多聞天がお祀りされていて共に国の重要文化財に指定されています。
次に書院で"法輪寺参詣曼荼羅"の解説があり、古い嵯峨野の風景が描かれています。
次に本堂にて勤行に参加しました。
ご本尊は虚空蔵菩薩さまですが秘仏の為に公開されていません。
前田利家公により寄進されたお前立ちを拝みながら般若心経を唱えます。
いよいよ舞台へ。
かわらけに佐々木酒造の"聚楽第"を注ぎ"大"の文字を映して飲み干します。
(実際には映らないですが、、、)
如意ヶ嶽の"大"は20時に点火され、5分もすると綺麗に浮かび上がります。
5分後には"妙法"が点火され、更に5分後には船形と左大文字へと続きますが残念ながらここからは見えません。
いよいよ20時20分には最も近い曼荼羅山にある"鳥居形"に点火されます。
比較的近いのど火柱が見え迫力満点です。
お盆に帰られたご先祖さまの霊も無事に戻られた事だと思います。