京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

京都ブライトンホテル「螢」のお昼の会席

2024年03月12日 16時34分00秒 | 日記
 3月8日は、御所の西側にある京都ブライトンホテル京都の和食レストラン「螢」へ。





先月に訪れた時には"梅"の装飾が施されていましたが、3月になり"桜"の設えに変わっていました。







庭からは庭園が美しく2本のかえでがあり、11月末には錦秋の庭になりそうです。

今日は「京都レストランウィンタースペシャル」のランチメニューを予約していました。

担当して頂いたのがベテランの仲居Fさん。
お聞きするとこちらの「螢」で5年、そのには山科ブライトンホテルで10年の経験を持たれるベテランの仲居さんです。

新物の筍の天ぷらを勧められ、お願いしました。




軟らかで全くアクがありません。
揚げたての天ぷらは"塩"で頂くのが一番です。
素材の旨みを引き立てる効果は"塩"ならではです。
ホント美味しかったです。
また、頼んで良かったです。











二段重には紐でお重と箸が結ばれています。
箸を持ち上げると紐が解ける様に結ばれています。
祇園祭の山鉾巡行の際の"くじ改め"と同じ結び方です。
こんな"さり気ない演出"も料理への期待を膨らませる大切な要素になっているのが京料理ですね。


椀物

具材は真薯としいたけだけと至ってシンプル。
真薯の中には季節の物が入れられているお店が多いですが、"お出汁の美味しさ"で勝負されています。







最後の水物まで美味しく頂きました。





今までホテルの和食レストランでは、リッツ・カールトンホテル京都「水暉(みずき)」の三浦料理長がつくる料理が一番だと思っていましたが、京都ブライトンホテル「螢」もなかなかの実力です。

料理は気をてらわず、素材の味を大切に"お出汁"で勝負されている正統派の京料理に好感が持てます。





離れの「翠光菴」が空いていたのでFさんがご案内して下さいました。
広い部屋ですが、壁が可変式になっていて、用途や人数に対応出来る様になっています。

お腹も心も十二分に満たされました。
















最新の画像もっと見る

コメントを投稿