京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

侘家古暦堂うま味さん 旬の食材とひと口おむすびで うま味を感じる 春の特別イベント

2024年04月17日 07時21分00秒 | 日記
 4月9日は、祇園南側にあるマールブランシュの姉妹店・「侘屋古暦堂うま味さん」へ。





マールブランシュからのメールで
【侘家古暦堂 うま味さん】
旬の食材とひと口おむすびでうま味を感じる春の特別イベント開催の案内メールを頂き来店しました。

12時30分からの「都をどり」の帰りで空腹感たっぷりだったので2人前をお願いしました。





「侘屋古暦堂うま味さん」は、焼鳥の名店「侘屋古暦堂」の姉妹店で、主に調味料や期間限定で鰹節などの乾物を販売されています。

お店の奥にはキッチンとイートインスペースがあり、"虫養い"を頂く事が出来ます。





ちゃんとイラスト入りの説明書もあり、"侘屋古暦堂うま味さん"のどんな調味料が使われているのかがわかり、参考にしながら頂きました。







串に刺されたおにぎりは祇園甲部歌舞練場の団子のデザインのようで、お皿も茶席で出される物です。





鯛でんぶ、塩むすび、山椒白味噌の調味料が使われています。
中でも"鯛でんぶ"は、京都の名料亭「瓢亭」で鯛の旨みと、「うま味さんしお」との相性がバッチリです。



山椒白味噌おむすびは「うま味さん薬味山椒」と白味噌とのコラボで表面が炙られているので香ばしいです。

奥に置かれた「きんかんひろうすの煮物」
調味料ひとつで味覚が変化する楽しみを味わえます。

きんかんひろうすは木屋町にある豆腐の名店「近喜」さんの商品を使われています。
たまにお土産に豆腐と油揚げを購入するお店ですが、こんな"ひろうす"があるのを知りませんでした。



椀物は"菜の花と厚揚げのお味噌汁"

味噌は本田味噌、厚揚げは先程の"ひろうす"と同じ賀茂とうふ「近喜」と来れば京都の王道です。
美味しくないはずが無いですね。

京都のうどん屋さんには、一味や七味も置いていますが、"山椒の粉"が必ず置かれています。

出汁の効いた京都のうどんや丼物には"山椒の粉"が合うように思います。

今では京都での山椒の収穫量は激減してしまっていますが、かっては鞍馬付近は山椒の産地でした。

2人前を頂いたので結構、お腹が満たされました。
(こんな人はいないでしょうね。)