京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

妙法院門跡「五月会」

2023年05月28日 08時32分00秒 | 日記
 5月14日は東山七条にある妙法院門跡の「五月会」へと来ました。





普段は全くの非公開のお寺で、毎年5月14日の「五月会」の日一日だけ伽藍内が公開されます。









天台宗三箇門跡寺院のひとつで青蓮院門跡、三千院門跡と並ぶ非常に格式のあるお寺です。





現在、国宝の大庫裡の「令和の大改修」工事が行われています。
豊臣秀吉が建立した大仏殿で行われた"千僧供養"の際、こちらの庫裡で料理が作られました。
秀吉時代の貴重な建築物です。






大玄関と唐門。

駒札にあるように御所から下賜された建物です。
門跡寺院に相応しい佇まいです。









妙法院門跡の本堂にあたる"普賢堂"です。





ご本尊は普賢菩薩で平安時代後期の造立と伝わります。

宸殿に比べ本堂が随分と小さいですが、これは門跡寺院特有の建物であり、歴代の天皇や皇室関係のご位牌をお祀りしている"宸殿"がお寺の最も重要な建物であるからです。

天井には立派な龍が描かれています。







2時間後の予約を取れば、修復工事現場の見学や院内文化財特別公開で伽藍内に入れますが14時から"まいまい京都"のツアーに申込みをしているので今回は断念しました。



妙法院大書院



国宝ポルトガル印度副王信書







この日限定の切り絵の御朱印。

相変わらず"限定"に弱いですね!

(堂宇内は撮影禁止なので、掲載の写真は購入した絵葉書からです。)