京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

鹿苑寺金閣

2023年05月13日 07時03分00秒 | 日記
 4月27日の最終は鹿苑寺金閣へ。

外国人に大人気のお寺で日本人より圧倒的に多いです。







金閣寺もここ最近の拝観者減や物価高騰に対し4月1日から実に30年振りに拝観料が400円から500円に値上げされました。
しかし、1000円の拝観料も珍しくなくなった今ではまだまだ安い方です。









やはり鏡湖池に浮かぶ舎利殿(金閣)は圧巻の存在感があります。







舎利殿はがりに目が向いてしまいますが、鏡湖池を中心にした葦原島や石組、畠山石にも素晴らしいものがあります。

4万余坪の内、2万8千坪が鹿苑寺庭園として国の特別史跡及び特別名勝に指定されています。







鹿苑寺方丈。

庫裡や唐門が遠望でき、方丈縁側に見える桜の杉戸絵が綺麗です。
内部は公開された事は無いと思いますが、一度はご本尊さまにお詣りしたいものです。





陸舟の松

駒札にある様に足利義滿遺愛の松で樹齢は約600年だそうです。













義滿公の別荘地だけに由来のある施設が多く残っています。





銀河泉(ぎんがせん)。

義滿公がお茶の水に使ったと伝わり、現在でも清水が湧き出しています。





京都のお寺には独自の竹垣がある所がありますが、ここ鹿苑寺金閣にも独特な組み方の"金閣垣"があります。





安民沢。

鹿苑寺開山前からある池で、池の中央には白蛇を祀った"白蛇の塚"が建てられています。
また、この地はもとは西園寺家の別荘地であり「安民沢」はその遺構です。

京都のお寺で池の中央に"弁財天"がお祀りされている所が多いですが、平安時代、鎌倉時代では白蛇が水神としてお祀りされていました。







夕佳亭。

江戸時代初期の武将・金森宗和が鳳林承章(ほうりんじょうしょう)の以来で造った茶室です。

明治元年(1868)に焼失しますが、明治7年(1874)に再建されています。

名称は、眼下の金閣が夕日に映える景色がことに佳(よ)いことから名付けられました。




最後に御朱印所で御朱印を授与して頂き、この日の締めとしました。