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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

下鴨神社 みたらし祭

2025年07月28日 07時53分00秒 | 日記
 7月22日は、下鴨神社(賀茂御祖神社)の神事のひとつで"京の夏の風物詩"にもなっている"御手洗(みたらし)祭"に行って来ました。










正式には賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)と言い、世界文化遺産にも登録されている下鴨神社は、上賀茂神社とともに皇城鎮護の神として崇敬された古社で、五穀豊穣や厄除けの神として信仰されています。

先ずは、御本殿にお詣りし御手洗(みたらし)祭が行われている御手洗池に向かいます。

冷たい水が心地いいです。





受付で、お祓いのローソク代500円を納め、靴下を脱ぎ裸足になり御手洗池に入ります。
井上社(御手洗社)ご神前の献灯台に灯明を献灯します。










知らず知らずのうちに身についた罪や穢れを水に流してお清めをする「みたらし祭」は下鴨神社の末社・井上社の夏の神事です。

通称・御手洗社と呼ばれる井上社のご祭神「瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)」は、罪や穢れを大海原に流すお祓いの神さまです。

この女神さまが鎮座されるお社まで裸足になって御手洗池を進み、ご神前にローソクをお供えし、ご神水を頂く事で心身共に清らかになり、一年の無病息災をお祈りします。
また、疫病や安産にもご利益があるといわれています。







御手洗池から上がると"御神水"が頂けます。
猛暑の影響でしょうか?いつもよりぬるく感じました。









井上社(御手洗社)は、もとは高野川と鴨川の合流地東岸に鎮座していた唐崎社で、文明2年(1470)の文明の乱で焼亡したため、文禄年間(1592-96)にこの地に移されたそうです。

井戸の井筒の上に祀られていることから井上社と呼ばれています。(別名:御手洗社)。

御手洗池の底から湧き出る水泡をかたどったのが「みたらし団子」だといわれ、こちら下鴨神社の御手洗池がその発祥の地と言われています。









下鴨神社の境内、糺の森の中にある茶店「さるや」があり下鴨神社の北に店を構える「京下鴨・あずき処 宝泉堂」が営業されています。

数年前に復刻された「申餅(さるもち)」と「冷ぜんざい」を頂きました。

「申餅(さるもち)」は、葵祭の期間中に食べると、一年間健康に過ごせると言われ、江戸時代まで人々に親しまれてきた和菓子です。

申餅(さるもち)は、長らく途絶えていましたが、下鴨神社の宮司に口伝で継承されてきた製法と味をもとに、約140年ぶりに再現されたものです。

葵祭の期間中ではないですが、「申餅(さるもち)」を頂き、この異常な猛暑の夏をなんとか乗り越えたいものです。


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