第2部は妙蓮寺です。今年春の夜間拝観にも訪れています。
ご案内は執事の佐野さまです。
こちらの境内にも八重桜が綺麗に咲いていました。また、鐘楼横の藤棚には紫色の藤の花が咲き始めていました。
妙顕寺は本門法華宗の大本山で、日蓮宗開祖日蓮聖人の孫弟子の日像上人が京都での布教の為に開いたお寺です。
十六羅漢の庭園は妙顕寺の僧 玉淵坊日首の作庭です。日首は桂離宮の造営にも関わった人物で、秀吉から"褒美に何が欲しいか"と問われ、当時、伏見城にあった名石を所望したところ、その日のうちに寺に運ばれていたそうです。秀吉の天下人としての権力、実行力を物語る逸話です。
その石が奥中央にある臥牛石です。お釈迦さまの涅槃を表現し、その周りの十五の石が羅漢さんを表現しています。
中庭には、春の夜間拝観では和傘が置かれライトアップされていました。
次に収蔵庫を見学します。
長谷川一派の金碧障壁画など多数が展示されていますが、かなり傷みが進んでいます。また、松尾社一切経などの文化財を多数所蔵されています。
福島先生いわく、等伯の作品は優劣の差が大きいそうです。具体的に所蔵している寺院名も出されていましたが、ここではオフレコという事で。
様々な庭園、涅槃図、障壁画などの文化財に触れた一日でした。
ご案内は執事の佐野さまです。
こちらの境内にも八重桜が綺麗に咲いていました。また、鐘楼横の藤棚には紫色の藤の花が咲き始めていました。
妙顕寺は本門法華宗の大本山で、日蓮宗開祖日蓮聖人の孫弟子の日像上人が京都での布教の為に開いたお寺です。
十六羅漢の庭園は妙顕寺の僧 玉淵坊日首の作庭です。日首は桂離宮の造営にも関わった人物で、秀吉から"褒美に何が欲しいか"と問われ、当時、伏見城にあった名石を所望したところ、その日のうちに寺に運ばれていたそうです。秀吉の天下人としての権力、実行力を物語る逸話です。
その石が奥中央にある臥牛石です。お釈迦さまの涅槃を表現し、その周りの十五の石が羅漢さんを表現しています。
中庭には、春の夜間拝観では和傘が置かれライトアップされていました。
次に収蔵庫を見学します。
長谷川一派の金碧障壁画など多数が展示されていますが、かなり傷みが進んでいます。また、松尾社一切経などの文化財を多数所蔵されています。
福島先生いわく、等伯の作品は優劣の差が大きいそうです。具体的に所蔵している寺院名も出されていましたが、ここではオフレコという事で。
様々な庭園、涅槃図、障壁画などの文化財に触れた一日でした。