京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

2019京都 桜紀行⑤ 法金剛院

2019年04月01日 06時39分23秒 | 日記
30日は、仕事を16時過ぎに終えて京都 花園にある法金剛院の夜間拝観に行きました。



法金剛院の歴史は古く、平安末期、大治5年(1130)鳥羽天皇の中宮待賢門院が荒廃していた堂宇を復興し、法金剛院とされました。

本堂前のしだれ桜は待賢門桜と呼ばれています。
7〜8部咲き程度でしょうか?見応えのある見事なしだれ桜です。







寺宝も国宝こそ無いものの貴重な重文の仏像が多数伝わっています。
本尊 阿弥陀如来坐像、僧形文殊菩薩坐像、地蔵菩薩立像、十一面観世音菩薩坐像です。









また、庭園は国の特別名勝で平安時代の作庭です。







庭園は、待賢門院が造営させた池泉廻遊式の浄土式庭園です。「青女(せいじょ)の滝」は林賢(りんけん)と静意(じょうい)による石組で、発願者(待賢門院)と作庭者(林賢と静意)がわかっている数少ない平安時代庭園の遺構です。

また、関西花の寺第十三番霊場でもあり一年中、花が絶えません。
夏の時期は、苑池と鉢植えされた蓮が見事で極楽浄土を夢見ているかのように咲き誇ります。
期間限定で早朝の観蓮会が催されます。