京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

2019京都 桜紀行(16) 番外編①滋賀 彦根城

2019年04月14日 20時51分13秒 | 日記
4月10日は新聞広告で見つけたクラブツーリズムの「滋賀が誇る桜名所をじっくり満喫 海津大崎 お花見クルーズ」のバスツアーに参加しました。

天王寺を定刻の7時20分に出発、途中、難波OCATでこちらからのお客さんを乗せ一路 滋賀へ。

まず、最初の散策地は彦根城です。次の集合時間まで1時間弱しかなかったですが健脚派(?)の僕は彦根城天守までを強行しました。(彦根城は初訪問です。)







彦根城は、慶長12年(1952)に大津城から移築された城で、天守、附櫓、多聞櫓が国宝に指定されています。唐破風、入母屋破風、花頭窓の美しさだけではなく、軍事面としても優れた城です。









内部には、4〜5人が入れる隠し部屋が天守に4ヶ所あり、また、82カ所もの鉄砲狭間、矢狭間があり非常に実戦的な造りとなっています。(平時は外から見えないように漆喰で塞がれていて、戦時には壁を突き破ると狭間が現れる仕組みになっています。)









城下には国指定名勝庭園「玄宮園」がありますが時間が無いので今回は諦め、急いで集合場所へと向かいました。

後日、日本の「さくら名所100選」にも選ばれた"梅津大津"をアップします。

2019京都 桜紀行(15) 法然院

2019年04月14日 00時13分02秒 | 日記
安楽寺の後、お隣の法然院を訪ねます。

伽藍内は通常非公開ですが毎年春は、4月1日から7日までの7日間、伽藍内が特別公開されます。この日、7日も特別公開の最終日でしたが既に拝観時間を過ぎていたので境内を拝観させて頂きました。
17時を過ぎると茅葺の山門は閉められますが、山門に向かって左側の道を進むと境内に出ます。
お寺のご配慮を感じます。





お寺の由緒は、駒札をご覧下さい。(見にくいかも知れないですが、、、)



こちらの梶田真章貫主は、法然上人の教えのみならず、広く仏教の布教にも熱中な方で、特別公開期間中は必ず法話の時間を持たれたり、カルチャースクールの講師を務められたり、また毎日、face bookでお寺の情報を発信されています。

去年9月の台風21号で、境内は大変な被害を受けています。今も倒木がそのままだったり、搬出がまだの倒木があちらこちらに見られます。
境内にあるお手洗いも最近やっと修理されました。



山門の茅葺の山門は数年前に葺き替えられ、新しさが目立っていましたが、ようやく周りの景観に馴染んだいい感じになってきました。



また、山門を入ってすぐにある白砂壇は、水を表し、心身を清めて浄域に入る事を意味します。春は桜、秋葉原もみじと季節を感じさせる絵が描かれています。

方丈には、桃山時代の狩野光信筆の襖絵(重文)や堂本印象筆の襖絵があります。



上の写真 本堂には、ご本尊の阿弥陀如来坐像と脇侍の観音、勢至の両菩薩がお祀りされています。

また、境内の墓地には谷崎潤一郎や河上 肇、九鬼周造のお墓が、また、ノーベル化学賞受賞の福井謙一さんが眠る福井家の墓、俳優田宮次郎のお墓など著名な方のお墓が並んでいます。

満開近しの哲学の道を北上し、銀閣寺道まで来ました。





タクシーで再び平安神宮へと向かいます。