こんにちは浦田関夫です

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国会議員を80人減らしても40億円、政党助成金を減らせば320億円!

2010年06月28日 06時09分11秒 | Weblog
いま、消費税増税に対しての各党の意見がいろいろ出ていますが、ごまかしと思うことがたくさんありますが、そのひとつに国会議員の削減についてかいてみたいと思います。

 国会議員も身を切るべきだといって、比例定数を80減らそうと民主党は主張し、他の多くの政党は同調しています。

 国会議員にかかる経費は公設秘書や調査費などもふくめ、1人あたり約4~5000万円といわれています。仮に民主党のいうように比例部分の80議席を減らしたとして、多く見ても約40億円です。
 それに対し、使いみち自由で何の制限もない「政党助成金」は320億円です。なんでこれを減らすといえないのでしょう。
 そして仮に国会議員を減らしたとして削減されるのが40億円だとしても、消費税増税は11兆円です。話の比較にもならないではありませんか。身を切るというんだったら「政党助成金廃止」というべきでしょう。

 しかも、民意が最も反映する比例を削減し、ひとつの意見しか反映しない小選挙区には触れていないことです。
 選挙制度は、民意の反映を最大限図るべきで、元の中選挙区にするか、比例代表選挙にすべきです。
民主党などの比例削減は、「民意の削減」というファッショの道に他なりません。

 「消費税増税の前にやることがある」と言いながら、その実、なんの解決にもならないことがもてはやされているのが、結局論点そらしでしかないように思えるのです。

これから、玄海原発に出かけます。
MOX燃料搬入反対集会があります。雨が降っていますが、そんなもの関係なく決行です。

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コメント (2)
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