昨日は、産業経済常任委員会で、旧唐津銀行の復元状況を視察しました。
旧唐津銀行は、明治45年(1912年)に大島小太郎氏が現在地に竣工し、幾多の変遷をへて佐賀銀行唐津支店となり、平成9年(1997年)に佐賀銀行から唐津市へ寄付を受けたものです。
唐津市は、唐津市出身で近代建築家として東京駅を設計した辰野金吾の監修によるものであることから、将来、国指定重要文化財を目指して、創建時の面影を残す「改修工事」をし、市民の活用と観光資源として活用したいとしています。
総工費を確定分だけでも8億7345万円をかけ、来年2月完成の予定です。
地下は、60席を有する「レストラン」に改装されていました。「国指定重要文化財」を目指す関係で「火は使わず、IH方式で調理する」そうです。
1階は多目的スペース(銀行員が仕事をしていた部屋)は1時間1000円で貸し出されます。
待合室は、情報案内スペースとして使われます
2階は、展示ホールとして、辰野金吾の実績パネルや大島小太郎の偉業を示すパネル、旧唐津銀行などの展示をすることにしています。
いくつかの疑問があります。その一つに、地下の「レストラン」が60席のなかには、個室も3部屋あります。だされるメニューは「唐津の食材を使ったもの」を考えているということで「魚料理やステーキ」など庶民にとっては「高級品」を扱う計画だそうです。はたして「お客が来るのか」「家賃を払って営業する業者があるのか」疑問です。
二つ目は、「多目的スペース」です。市民の趣味や特技を生かした発表の場としての活用はいいとしても「1時間1000円」を出して使う市民がいるのか疑問です。1日8000円かかります。準備の時間や後片付けの時間はどうするでしょうか。サービスするのでしょうか。すぐ近くに、大手口再開発ビルにも「市民交流プラザ」を設置しようと進んでいます。そことの整合性はどうなるのでしょうか。
しかも当時の面影を再現した関係で、多目的スペースと情報案内スペースに「格子」が設置されていて違和感を感じます。
三つ目は、職員(嘱託と臨時)を3人を雇う計画ですが、どれほどの観光客や市民が訪れる予定なのでしょうか。
どちらにしても、十分な活用を期待したいものです。
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旧唐津銀行は、明治45年(1912年)に大島小太郎氏が現在地に竣工し、幾多の変遷をへて佐賀銀行唐津支店となり、平成9年(1997年)に佐賀銀行から唐津市へ寄付を受けたものです。
唐津市は、唐津市出身で近代建築家として東京駅を設計した辰野金吾の監修によるものであることから、将来、国指定重要文化財を目指して、創建時の面影を残す「改修工事」をし、市民の活用と観光資源として活用したいとしています。
総工費を確定分だけでも8億7345万円をかけ、来年2月完成の予定です。
地下は、60席を有する「レストラン」に改装されていました。「国指定重要文化財」を目指す関係で「火は使わず、IH方式で調理する」そうです。
1階は多目的スペース(銀行員が仕事をしていた部屋)は1時間1000円で貸し出されます。
待合室は、情報案内スペースとして使われます
2階は、展示ホールとして、辰野金吾の実績パネルや大島小太郎の偉業を示すパネル、旧唐津銀行などの展示をすることにしています。
いくつかの疑問があります。その一つに、地下の「レストラン」が60席のなかには、個室も3部屋あります。だされるメニューは「唐津の食材を使ったもの」を考えているということで「魚料理やステーキ」など庶民にとっては「高級品」を扱う計画だそうです。はたして「お客が来るのか」「家賃を払って営業する業者があるのか」疑問です。
二つ目は、「多目的スペース」です。市民の趣味や特技を生かした発表の場としての活用はいいとしても「1時間1000円」を出して使う市民がいるのか疑問です。1日8000円かかります。準備の時間や後片付けの時間はどうするでしょうか。サービスするのでしょうか。すぐ近くに、大手口再開発ビルにも「市民交流プラザ」を設置しようと進んでいます。そことの整合性はどうなるのでしょうか。
しかも当時の面影を再現した関係で、多目的スペースと情報案内スペースに「格子」が設置されていて違和感を感じます。
三つ目は、職員(嘱託と臨時)を3人を雇う計画ですが、どれほどの観光客や市民が訪れる予定なのでしょうか。
どちらにしても、十分な活用を期待したいものです。
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