こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

総務部長逮捕事件のおさらい

2008年01月23日 06時46分42秒 | Weblog
 ここで唐津市元部長の一連の事件を新聞報道に私の推測を入れて「おさらい」をしておきたい。

 GIS九州は富士不動産の生駒氏を通じて唐津市が予定していた「地図情報システム構築事業」を受注しようと画策。
 
 生駒氏は、かねてからの知人であった元部長に持ちかけた。元部長はその要請に応えて画策し金品を受け取った。

「地図情報システム構築事業」は二つの事業で構成され。航空写真撮影とそれを加工し地図情報としてパソコンで使えるようにすることで3年計画の事業です。

 最初の航空写真撮影は、「デジタルで撮影する」との内容で入札された。指名業者選定の起案の段階ではGIS九州は入っていなかった。
 それを元部長は、強引に指名業者に加えさせた。

 指名業者審査委員会では「異論なし」で通過。

 入札では、最低価格を設定せず入札。GIS九州は3000万円の予定価格を大幅に下回る約970万円で落札。

 GIS九州は、唐津市との契約の段階で、「フイルムで撮影したい」と申し入れ。職員が「入札条件違反になる」と断ると元部長が強引に業者の意向で契約させた。

 固定資産評価システム構築事業の入札では、最低価格を設定して入札。
ライバル会社は最低価格を下回ったために失格。
GIS九州はほぼ予定価格の100%の7600万円(99.6%)で落札した。
平成19年度の契約は競争入札をしない随意契約で4850万円で契約。
事件が明るみに出なければ平成20年度の事業もGIS九州に随意契約されていたでしょう。

 元総務部長は、一連の事業計画、入札、契約、支払いの責任者としての立場にあった。

 これは、新聞報道などをもとに私が推測したもので、事実と違う点もあろうかと思います。違いがあれば教えて頂きたいと思います。

 何よりも、議員として「原因究明と再発防止」に尽くさなければなりませんから。

 「県警は刑事部長を本部長とする約60人体制の捜査本部を設置した」と新聞報道があります。今後の警察の動きに目が離されません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン