本紙推計による石油元売会社の10月の販売動向によると、ガソリンは前年同月比99.7%とほぼ前年並みとなった。これをオールジャパンのガソリン販売量として推計すると、393万klとなる。10月の燃料油販売は、昨年10月1日の消費増税後の需要の落ち込みの反動で伸び率が上振れする。ガソリンは前々年比では96.6%となるが、自動車の燃費改善などでガソリン需要が年率2~3%で減退していることをふまえると、10月のガソリン販売は好調だったことになる。
国内の経済活動が回復していることも大きいが、10月1日から東京がGoToトラベルキャンペーンの対象となったことで人の往来が点から面へと拡大。スポーツの日が7月に移動したため10月は祝祭日がなかったが、行楽や観光で自動車を利用する人が大幅に増え、ガソリン需要の追い風になったものとみられる。
石油通信社
国内の経済活動が回復していることも大きいが、10月1日から東京がGoToトラベルキャンペーンの対象となったことで人の往来が点から面へと拡大。スポーツの日が7月に移動したため10月は祝祭日がなかったが、行楽や観光で自動車を利用する人が大幅に増え、ガソリン需要の追い風になったものとみられる。
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