石油元売各社は、特約店に5月14日から20日までの週決め仕切価格を通知したが、ガソリンは前週比3・0~4・0円値下げ、軽油は3・0~3・5円値下げが通知されている。
元売各社は、東日本大震災後から国内の需給の混乱を踏まえ仕切価格を据え置いていたが、その後は原油価格の上昇などをにより、ほとんどの元売がコストの一部を転嫁あるいは据え置きの週を挟むなど緩和措置を交えながら価格改定を一部再開していた。
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◎ ガソリン前週比3~4円値下げ 元売各社、価格改定を本格再開
◎ 30年原発依存5割は困難との意見が大半 エネ賢人会議、化石燃料のあり方も検討
◎ 原発の安全確立までエネ目標策定困難 木村雅昭資源エネルギー庁次長が見解
◎ 11年度連結経常利益3800億円予想 JX、精製販売1470/開発750億円
◎ 平日営業2時間短縮、平日輪番休業など 全石連、16日からSSで計画節電開始
◎ 日本の石油需要、上方修正続く IEA、原発停止の影響拡大で
◎ ガソリン出光2.7%増、JX▲0.6% 石油元売3社、10年度油種別販売実績
◎ 各油種とも弱含みで推移 5月2週の石油製品業転動向
◎ ニュース・フラッシュ
○ 東燃ゼネ石23年12月期1Q決算
○ WTI反発、98・97ドル
○ 政府、電力需給対策を了承
○ AOCHD、連結経常利益15億円
○ JAPEX、連結経常利益171億円
○ 岩谷、3月期連結経常利益156億円
○ 週平均TTSレート81・82円