高萩光紀JXホールディングス社長は12日の記者会見で、2013年度末までに20万BDの常圧蒸留装置(トッパー)能力を削減する方針を見直す考えはないことを明らかにした。
高萩社長は、東日本大震災でJX日鉱日石エネルギー仙台製油所、鹿島石油鹿島製油所などが被災し石油製品の供給が一時滞ったものの、「過剰能力があるのは事実」「一時的な需給のギクシャクはあっても、それが日本全体の精製能力削減の方針に影響するとは考えていない」とも述べた。
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