9月8日(火)、大学新聞社主催の「大学入試・入学説明会」の福山会場に、新見公立短期大学の担当として出かけました。
午後4時から7時までの3時間で、高校生、保護者、高校教員の計7名が本学のデスクに来てくれました。
このような会場では、各大学のデスクが並んでいて、参加者は、自分が話を聞きたい学校のデスクのところに行き、話を聞くのですが、新見公立短期大学とパーティションを隔てて背中合わせになっているデスクには、倉敷市立短期大学の担当者が座っていました。
僕は、今度の日曜日、この倉敷市立短期大学で英語を教えられている安達先生が英米文化学会で研究発表されるのを司会をするよう依頼を受けていました。
この安達先生とは、岡山英文学会、英米文化学会、映画英語教育学会など、共通する学会には所属していながらも、なかなか直接お目にかかる機会は持てないまま、メールにより問い合わせを受けたことがきっかけで、メールでの情報交換等は、時々行っているという間柄でした。
今週月曜日に、安達先生から日曜日の研究発表の要旨が送られて来ましたので、僕は、これまで安達先生がどのような研究を行ってこられたかを学会で紹介するため、インターネットで検索させてもらいました。
そのネットサーフィンで見た、安達先生のホームページにあった、先生と思しき人のやや後姿の写真の記憶

と僕の背後のデスクのところにいる人の後姿

がどうも一致するのです。
おまけに、僕はこの日の進学説明会での空き時間に読もうと思って、安達先生がこれまでに書かれた論文等を持参してきて、実際そのいくつかを読んでいたのです。
まあ、挨拶をしてみて、もし安達先生であったら、お目にかかるいいチャンスだし、仮に違う方だったとしても、日曜日に安達先生の研究発表の司会をすることになっているので、よろしくお伝えくださいとか、倉敷市立短大には元新見公立短大にいた金山先生

がいるので、彼にもよろしくお伝えくださいなどのお話はできるので、ぜひ声を掛けてみようと思っていました。
終了時刻の7時が近づき、そろそろ片付けに入ろうという時間帯、僕は、倉敷のデスクに行き、声を掛けたところ、何とやっぱり安達先生張本人でした。
お互い、びっくり!

でしたが、あの人は安達先生かなとずっと思っていた僕よりも全然そんなことを思っていなかった安達先生のほうがびっくりされていたようでした。
でも、せっかくの偶然の機会です。また、日曜日の学会発表前にお互いをよく知るチャンスだと思い、夕食にお誘いしたところ、快諾が得られましたので、会場のホテルのレストランで夕食をとりながらいろいろとお話をしました。
大体、同規模の市立短大の同じ英語担当、年齢も一緒(学年は安達先生が一つ上でした)、学内の立場的なものも似通っていて、子育て中ということも一緒で、かなり共通する話があり、びっくりでした。
とても、びっくりな、そして、とても楽しい出会いでした。
ところで、この安達先生との食事中、もう一つびっくりする再会がありました。
新見公立短大から福山市立女子短大に移られた高月先生も大学関係者たちと、そのレストランで食事をされていたのです。
本当に世間は狭い(It's a small world.)ということを実感しました。
また、この出来事は、一つ目の出会いがなければ、すなわち、倉敷市立短大のデスクに挨拶に行かず、そのまま片づけをして帰宅をしていたら、二つ目のレストランでの高月先生との出会いもなかったというように言えますし、出会いが出会いを呼ぶとも言えます。
これからも人との出会いを大切にしてゆきたいと思います。
その意味で、また本題の進学ガイダンスに戻りますが、この日デスクに来てくれて出会った高校生と、ぜひ来年または再来年(←高校2年生もいましたので)の4月に今度は学校の教室で再会できたら嬉しいです!