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山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

教材用海外写真「ニューヨークの歩行者優先の標識」(2001年9月6日)

2022-08-31 22:42:09 | 教材用写真


yieldという語はあまりなじみがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、yield to ~で「道を譲る」という意味です。

「歩行者優先」という意味の標識です。

歩行者の絵が描いてあって赤い色なので「歩行禁止」という意味と勘違いをしないようにしましょう。

*教材用写真は、自分の授業で使用する時に探しやすく保存するためにアップしています。ご覧の方で教材用またはその他の目的で使う場合はひと言お願いします。もし印刷物やオンライン等で使われる場合は、新見公立大学の山内 圭までご連絡をお願いします。

教材用海外写真(サンフランシスコの街角: フィッシャーマンズワーフ付近)(1994年7月31日)

2022-08-31 22:30:23 | 教材用写真


1994年7月31日、サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフ付近の街角で撮った写真です。

馬車が走っていたので撮った写真だと思います。

写真にTaylor Streetと通りの名前が写っていますので、Google mapで現在の様子と比較してみました。

Taylor Street とJefferson Streetの角であることがわかり、Google mapでは2022年3月に撮られた写真を見ることができました。



28年前と建物の色は変わっていますが、構造が変わっていないのがわかります。

*教材用写真は、自分の授業で使用する時に探しやすく保存するためにアップしています。ご覧の方で教材用またはその他の目的で使う場合はひと言お願いします。もし印刷物やオンライン等で使われる場合は、新見公立大学の山内 圭までご連絡をお願いします。

Empire State Building訪問(2001年9月6日)

2022-08-31 22:18:33 | 旅行
2001年9月6日、旧大佐町から姉妹都市ニューパルツへの訪問団は、エンパイアステートビル(Empire State Building)を訪問しました。





もちろん展望台にも上りました。







かげになっている丸い建物はマディソン・スクエア:ガーデンです。



広い緑地はセントラルパークです。



そしてWorld Trade Centerビルのツインタワーも見えています。

この5日後にあのような同時多発テロが発生するとは夢にも思いませんでした。

エンパイヤ・ステート・ビルについては以下の記事もご覧ください。
アメリカ研修旅行旅日記8月29日 - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

ニューヨーク旅行を振り返って(2018年8月15日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

2018年8月15日、第2次大戦終戦から73年目の日、このように平和な中、日本人がアメリカで遊んでいられることに感謝です。この日は、朝から6時間の2階建てバスツアーに参加し...

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ニューヨーク旅行を振り返って(2018年8月19日) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

2018年8月19日(日)、いよいよ残された日も少なくなってきました。この日まず向かったのはブルックリン地区。ブルックリン・ブリッジをブルックリン側から眺めてみました。こ...

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読書案内:忍足欣四郎著『英和辞典うらおもて』(岩波新書, 1982)

2022-08-31 21:56:06 | 日記
2022年8月27日開催の日本メディア英語学会夏季セミナーのシンポジウムで司会を務める準備として忍足欣四郎著『英和辞典うらおもて』(岩波新書, 1982)を読みました。

著者のお名前は「おしたり きんしろう」と読みます。



司会用資料として引用した部分(辞書編纂及び執筆に関わる部分)を以下、紹介します。

①ジョンソン博士は、その辞書の中で、LEXICOGRAPHERという語について、「辞書の著者。語の起源をたどり、その意義を詳述することに没頭する、あくせくと働く、毒にもならぬ人物」と定義しており、またDULLの項の8にはto make dictionaries is dull work「辞書作りは退屈な仕事だ」という例文を掲げている (p. 41)

②辞書編纂家は、知識の量が豊富であればそれに越したことはないが、単なる博識よりも大切なのは分析能力―文章に現れた語の意味を正確に把握し、辞書という特殊な枠組み、独自の秩序をもった世界に収めるために、一定の方法で区分・配列する能力だ。料理にとって重要なのは、ネタを手許にたくさん用意することよりも、手際のよい包丁さばきなのだ。(pp. 36-37)

③英米の辞書編纂者にとって一番大切なのは、あまりにも分り切ったことだが、英語に関する広く深い知識だ。現代英語を対象とする辞書の場合でも、現代英語についての知識だけでは充分とは言えない。理想的には、英語史上この言語と交渉のあったすべての言語、まあそんなことは不可能にしても、せめて英語と同系の言語、もっと局限して、古期英語や中期英語を含めた古い英語の知識をもつことが必要だろう。(p. 37)

④辞書編纂家はまた、文学的素質をも兼ね備えていることが望ましいだろう。(p. 38)

⑤「辞書編纂家は著しく自己主張の強い人間でなければならぬ。さもなくば、世間の人々を前にして、他のすべてのひとよりもよく承知している者として、この語の意味はこうだと宣言することはできないだろう」(by クーンSherman M. Kuhn)(p. 39)

⑥どんなに瑣末な事柄にもこだわる気質、重箱の隅をほじくる態度は必要であろうと思う。辞書編集は学問的成果を土台としなければならないが、一語一語の扱いについては職人気質に徹すること、工芸家のような彫心鏤骨(るこつ)の態度が望まれる(p. 40)

⑦ 辞書作りにはまた、忍耐力や気力、そしてもっと形而下的なものだが、体力も欠かせない条件なのだ。(p. 40)

僕の英和辞典執筆とのかかわりは、恩師の長谷川潔先生が、編集を務められていた旧福武書店(現ベネッセコーポレーション)の『ニュープロシード英和辞典』でお声掛けをいただいたことにより始まりました。

長谷川潔先生には同じ「きよし」として公私ともにかわいがっていただき、ゼミ生ではなかったのですが英和辞典の仕事をやってみないかと言ってくださいました。

僕は、興味はあったものの、アメリカ文学を専攻しているので、それでもいいのでしょうかと確認させていただいたところ、辞書づくりには文学の知識も必要なのです、というようなことをおっしゃられました。

今回、シンポジウムの準備として忍足氏のこの書を初めて読んだのですが、その中に引用④のことが書かれていました。

学部生時代だったか大学院生時代だったか、長谷川先生の授業で忍足先生のご著書か論文の紹介があり、この著者は「おしたり」と読みますと長谷川先生が言われたことを覚えています。

確かお知り合いだと言われていたように記憶しています。

長谷川先生もこの書を読まれていて、僕に声をかけていただくときに引用④のことを思ってくださったからだとしたら、実は僕にとっても関係の深い書ということになります。

長谷川潔先生のご著書については以下をご覧ください。

読書案内:長谷川潔先生著『英語は聴くだけでモノにできる』(ごま書房, 1985) - 山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

このたび、岡山県高等学校教育研究会英語部会秋季研究大会での分科会「学習意欲を高める授業の工夫」で指導助言者を勤めました(岡山県高等学校教育研究会英語部会秋季研究大...

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