山内 圭のブログ(Kiyoshi Yamauchi's Blog)

英語教育、国際姉妹都市交流、ジョン・スタインベック、時事英語などの研究から趣味や日常の話題までいろいろと書き綴ります。

絵本作家宮西達也氏の講演会を聴講

2011-08-11 03:35:52 | 旅行
7月31日(日)、鳥取県日南町の美術館で開催された絵本作家の宮西達也さんの講演会に親子で参加してきました。


宮西達也さんの絵本に僕たち家族が最初に触れたのが、『おっぱい』。

これは、息子が乳離れをする頃に、妻と僕が息子に買ってあげたものです。

その後は、有名なティラノサウルスシリーズにも触れました。
今、我が家には『おまえ うまそうだな』と『あなたをずっとあいしてる』があります。




これらの本も何度となく読みました。

ティラノサウルスシリーズ、僕の第一印象は、絵が独特なのと、恐竜のティラノサウルスが出て来て、やや非現実的なので、僕には合わないかなと感じたのを覚えています。

しかし、作品を読んでみると(自分の息子に読んでみると)、その中に描かれる恐竜同士の暖かい関係に、とても共感を覚え、いつの間にか、好きな絵本になってしまっていました。

ちなみに、僕が一番好きなティラノサウルスシリーズは図書館で借りて息子に読み聞かせをした『きみはほんとうにステキだね』。

これは、陸棲の肉食恐竜ティラノサウルスと水棲恐竜エラスモサウルスの友情を描いたもので、この絵本を何夜か連続で寝る前に息子に読んであげた経験はおそらくこれからも僕の記憶に残り続けるものだと思います。
(図書館で借りたこの本も是非購入しておかなければ…)

妻も宮西さんの絵本には思い入れがあるようで、この日の宮西さんの講演を親子で楽しみにして鳥取県日南町に向かいました。
(県は違いますが、岡山県新見市と鳥取県日南町は、県境をまたいで接していますので、新見市から県境を越えて比較的近いところにあります。)

講演会では、宮西先生を見て、この方があの絵本を描いていたのだとまず感動。

絵本のみならず、自分が読んだ本の著者に会える時はいつでもこのような邂逅感を感じます。

宮西さんは、子どもからその親や祖父母など異世代が混じり合う聴衆に対して、大人も子どもも飽きさせない、力いっぱいのそしてユーモアあふれるお話と読み聞かせをしてくれました。




「読み聞かせ」と一般に言いますが、親子が(あるいは親子でなくてもが)一緒に一冊の本を読むという体験の素晴らしさをあらためて感じさせてくれるとてもよいお話でした。

僕は、幼児教育学科2年生の英語コミュニケーションⅡの授業で毎年英語の絵本を学生たちと一緒に読んでいますが、その折に紹介したいような内容のお話でした。

宮西先生のお話を聞いて、大いに触発された僕たち親子は、新たに『あいしてくれてありがとう』の本を購入しました。


また、妻は宮西さんのデザインによるブタさんのマスコットも購入していました。

僕だけ何も買わないのも申し訳ないと思ったらしい息子が、気を利かせてくれて、僕に「ティラノサウルスシール」も買うよう勧めてくれ、それも買うことにしました。

講演会に引き続き、「絵本作家 宮西達也の複製絵本原画展」も見てきました。




図書館と美術館が同敷地内にあり、おそらくコラボレーションして企画を行なっているような印象を受け、とてもよい印象を受けました。

また、同じく美術館で開催されていた「拒否された戦争画を描いた画家 小早川秋聲展」と「木彫刻 おおやフォークアート作品展」も鑑賞してきました。

この美術館がある日南町美術館には、他には同町にゆかりの深い松本清張や井上靖の文学展示室もあるようでしたが、この日は見学せず、また次回日をあらためて、見学したいと思いました。











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卒業生達親子で来室

2011-08-11 03:16:26 | 日記
8月10日(水)、看護学科の卒業生Yさん一家、同じく看護学科の卒業生Aさん親子、そして地域福祉学科の卒業生Iさんが遊びに来てくれました。





僕は、今日は会議があったり、別の来客があったりで、バタバタしていましたが、久しぶりの再会で積もる話に花が咲き楽しい時間を過ごすことができました。

実は、今日集まったメンバーは、2003年8月に実施したアメリカ研修旅行中、ニューヨークシティで「大停電」を経験した仲間でした。

これが発生したのは2003年8月13日でしたので、ほぼ8年前のことでした。

この時のことは、いつかこのブログでも記事にしておきたいと思いますが、今、検索をしてみたら、下記のサイトで当時、僕も取材を受けた新聞記事が読めるようです。

<観光客などの邦人、“闇”のNYで不安な一夜明かす (読売新聞)/a>

観光客などの邦人、“闇”のNYで不安な一夜明かす 


研究室のある建物の改築工事のため、今の研究室で来客を迎えるのもあとわずか。

卒業生の皆さん、秋からの仮研究室、2012年度末には完成する新しい研究室にも、是非遊びにきてください。
コメント (2)
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