ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

午後から蒸し暑く

2020-07-22 | 紫系(赤紫/青紫)の花

ハマナデシコ(浜撫子)である。
ナデシコ科の多年草。
海岸の崖地や砂浜にはえるナデシコで「ハマナデシコ」。

いやあ、何年もこの海岸に行っているけれど、これが咲いているのを見たのは今回が初めて。
群落を作っていたので、今年になって急に咲いたものではなかろう。
似たような時期に来ているのに、たまたまタイミングが合わなかったんだろうか??

先の震災で津波に砂浜は洗われたあと、ここの海岸の植生が一気に変わったような気がする。
姿を消したものがあれば、数を増やしたものもある。
栽培種も多いそうだけど、ここのは野生ではないかと思われる。
ハマボウフウと同じで、砂の中に眠っていた種子が、一気に芽生えた可能性もある。

こちらは、花色が赤みがかっていた個体。

群落から外れて咲いていた数株が、こんな色だった。
花期は7〜11月と図鑑にはあり、かなりの長期にわたって咲くようだ。
なのに、何で今まで気づかなかったのか??
謎は謎をよぶが、花で彩られるのは大歓迎なので、来年以降も期待だ。


午前中は雨が降ったり止んだりで気温も低かった。
でも、午後になって雲が切れて、蒸し暑く。
湿気が重くてぐったりである。

娘の借りていたDVDの返却でワンダーグーへ。
シリーズものだが、ツタヤで欠品だったから。
レンタル中に傷がついたりして、見るのが困難になると、破棄されるのだろうな。
古いDVDだと、補充もされない(できない?)ので、欠品扱いだ。
まだ、市内に数店、レンタル店があるので、何処かで調達できるけれど、そうでなければ見れないわけで。
一話完結ならともかく、連続ものだと話の筋がわけ分からなくなるわ。

帰り、ちょっとだけ海岸に寄ってきた。
ハマナデシコが咲いていたところとは別な所。
天気が悪かったからか、売店は閉まっていたが、駐車場には車がそれなりに停まっていた。

30分ばかりほっついてきたけれど、雨が降り出したので退散。
ここは、砂浜の植生具合は今ひとつなのだが、潮が引くと岩場が現れるので、水生生物の観察にはいい所だ。
海水浴場でもあるのだけど、今年はコロナの影響で海開きもなし。
自己責任で海水浴に来る客はいそうだが、監視もいないので、あまりお勧めできないな。

帰ったら、ポストにレターパックが入っていた。
先週、病院に行った際、処方された薬の在庫が薬局になくて、あとで送ると言われていたものだ。
普通の封筒で送られてくるものだと思っていたから、最初は中身にピンとこなかった。
レターパックだと、番号で追跡できるので、紛失などの心配がないからだろうが、送料かかりすぎじゃなかろうか?

クロは家でお留守番させていたが、15時を過ぎて晴れて暑くなったので、包帯を巻いて外に出してやった。
傷はカサブタになったけれど、決していい状態ではない。
でも、ストレスが溜まってかしっかけはするし、遠吠えみたいな声をあげるし...。
こちらのストレスも半端じゃないので、根負けした感じだわ。

明日から四連休だ。
天気は悪いが気温は上がるようで。
蒸し暑くなりそうだから、考えただけでもぐったりしてしまう。
でも、デイサービスは祝日関係なしなので、明日は通所である。
7時には起きないといけないな。
旦那は来るとか来ないとかはっきりしないが、どうするのだろうか???


ハマナデシコの咲いている海岸近くの駐車場の猫。

でっぷりして貫禄あり。
震災前は、駐車場脇に防風林の中に、誰がこしらえたのか猫用の小屋が幾つか置いてあった。
餌を与える人もおり、結構な数の猫が居着いていた。
ただ、餌を与えるだけで、避妊や去勢手術まではしていなかったので、子猫が生まれていい状況ではなかった。
津波でここいら一体、流されたので、小屋などはなくなってしまったが、餌をやっている人は相変わらずいるみたい。
この日はこの猫だけ、のんびりと毛づくろいしていたけど、他にもいるんだろう。

近寄っても逃げないが、餌をくれる人ではないというのは分かっているみたいで、愛想もない(笑)
まあ、これだけ肥えているので、食べるのだけは不安がないのはいいことかもしれない。
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