ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

台風(温低)抜けなのに寒い一日に

2011-05-31 | 紫系(赤紫/青紫)の花
写真はサンシキウツギ(三色空木)
日本原産のスイカズラ科の落葉低木。
ヤブウツギとニシキウツギの自然雑種で、花色が最初から赤紫色をしている。
富士山麓周辺で多く見られるからか、フジサンシキウツギ(富士三色空木)の別名も。
この「三色」は、花の色が変化していくのではなく、株によって花の濃淡があることからの命名らしい。
よく山で見られるのが、こちらのニシキウツギ。
 ○ニシキウツギ(二色空木):日本原産のスイカズラ科の落葉低木

ところで、これ、ハコネウツギと区別がかなり難しい。
一般的に、海岸に多いのがハコネウツギ、山に多いのがニシキウツギとのこと。
でも、海の近くの山だから、どちらとも考えられるわけで…。
この2種のウツギは、林道沿いに並ぶように咲いており、ずっとこの赤紫色の方が気になっていた。
今回、ようやく花名が分かって、ちょっとすっきりしたかな。
まだしばらくの間、花は楽しめそうなので、時間があれば眺めに通いたいものだ。



台風から変わった温帯低気圧は、勢力がなかなか衰えずで、今日も風が荒れ狂っている。
雨は夜のうちにあがったようだけど、今朝も送り指示のメール。
「今日も風雨が強いので…」って、雨は昨日もだけど、ほとんど降っちゃおりません。
風が半端なく強いので、送りはおそらく正解だろうけど、文章をちょっと考えないとねえ。

で、普通だと台風が抜ければ暑くなるはずなのに、気温が低い、低すぎる。
昼の段階で14度しかなくて、午前中はストーブを点けていた。
北風がビュービューで、放射線値が上がっちゃいないか、ちょっと不安。

娘は先週から咳が出始めていたけれど、昨日辺りから咳き込みがひどくなり、吐くんじゃ?と心配するような嫌な咳に。
本人も何だか嫌気がさしてきたらしく、幼稚園は休むと言い出す始末。
いつもは小児科だけど、鼻水からくる咳なのが分かっているので耳鼻科に行ってきた。
新規開拓で息子がお世話になった耳鼻科だ。

蓄膿症(今は副鼻腔炎というそうな)もあるから、ちょっと風邪をひくと、すぐに咳になってしまう娘。
鼻水吸われて、耳掃除をされて(これは予定外だったけど助かった)、ネブライザーをしてきた。
去年、さんざんこことは違う耳鼻科でお世話になってたから、もう慣れたもの。
ひとりで診察用の椅子に座り、ネブライザーも慣れた手つきで済ませ、看護師さんが褒めてくれた。

帰りにいつもの林道を越えてきて、冒頭のウツギたちを楽しんできたが、北風だったから長居はしなかった。
ウツギといえば、こんなウツギも今が盛りだ。
 ○コゴメウツギ(小米空木):日本や朝鮮原産のバラ科の落葉低木

同じウツギの名がついても、こちらはバラ科。

そして、今年もちゃんと咲いていた黄色い花!
 ○ジャケツイバラ(蛇結茨):日本や中国原産のマメ科の落葉蔓性植物

昨年、たまたま咲いているのを見つけたジャケツイバラ。
この時は、こんな接写できる低い位置にも花が咲いていた。

今年は何故かみな、見上げるような高さにばっかりでがっかり。
先週の新聞に、この花のことが載っていたのだが、県準絶滅危惧種に指定されているそうで驚いた。
市内では2カ所のみで確認されているだけだったが、新たに別の地区で発見されたとのこと。
ここのジャケツイバラは知られていないみたいだ(でも、教えな~い)。

その後、いつも行く園芸店に寄った。
そしたら、斑入葉ウツギのタグのついた鉢が並んでいたので、迷わず購入。
何せ、価格が480円!?50cmくらいの高さがあるのに!

ハコネウツギなどの園芸品種なのかしら?
タグに「アジサイ科」とあったけど、スイカズラ科の間違いじゃないのかなあ?

娘はミニダリアを所望。
娘が選んだのは紫(最初は薄いピンクだったのに、こちらに変更)で、私は黄色。
好みの差が出てなかなか楽しい。

家に帰ったら、最中が隠居前に置いてある、廃棄予定だったホットカーペットカバーの上でぐっすり。

猫たちの人気の昼寝場所の一つだけど、早い者勝ち(狭いので複数で寝ていることはない)。
本当は家の中でぬくぬくさせてあげたいんだけど、もうしばらくは我慢しておくれ。
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武田邦彦講演会

2011-05-30 | 緑の花
写真はヤマボウシ(山法師)
日本原産のミズキ科の落葉中高木。
ハナミズキの花が終わったなあと思っていたら、ヤマボウシの季節となった。
ハナミズキと同じで、花びらに見える部分は苞で、花は内部の緑色の球状の部分。

まだ蕾が固く、花は開いていないが、この先、下の写真のハナミズキのような花が咲くのかな?

写真は高野花見山で写したものだが、昨年の秋にできた実は10円玉大と、普通のものよりも大きかった。
これだけ大きいと食べごたえがある?と試食してみたが、まずかったのなんのって。
きっと、普通のヤマボウシと違う種類になるのだろうなあ。


昨日は雨足がだんだん強くなって、夜は風雨とも強く、隙間風が障子をがたつかせていた。
息子は昨日のうちに、月曜送りの指示が出ており、娘は本日のみ途中から園バスにての登園。
それで、朝はちょっとだけゆっくりめだった。

6時前に起き出してカーテンを開けたら、雨はあがっていたのでちょっと拍子抜け。
その後も降っても霧雨だったけれど、とにかく風が強いので、傘など差す事もできず、びっしょりと濡れてしまう始末。
風は一日、吹き荒れて、木々は千切れんばかりに振り回され、集めた瓦礫が県道にすっ飛ばされ…。
家も地震でできた隙間から風が吹き込んで、虎落笛のような音が響いている。

ところで、娘が途中から園バスになったのには理由がある。
娘の通っている幼稚園で、中部大学の武田邦彦教授を招いての講演会が、5日に開催される事になった。
武田教授が自身のブログでそのことを書いたら、問合せが殺到していたという。
何でも福島市での講演会では、200人会場に500人も集まったとか。

生憎、あまりテレビも見ず、不勉強な私は、何でこれだけの反響が出ているのか、ちんぷんかんぷん。
ブログも覗いてみたけど、申し訳ない、文章の日本語使いが下手で、言いたい事が分からない部分も。
でも、政府のお抱え学者と違って、率直に今の放射線問題の危うさに関して話しているのは分かる。
外部からの問合せがあまりに多いので、幼稚園関係者は1家族チケット2枚までの発売になった(500円)。

あまりに人が多い場所に行くと、人当たり等で具合を悪くしてしまう私は見合わせ。
基本的な知識をもっているだんなは行きたいと言うので、ひとり分だけ申込む事にした。
確かにベースがあった方が、話もよく理解できるだろう。

で、そのチケットの一般販売が、今日の9時から園で行われた。
問合せの電話の数から、当日は相当数の購入希望者が来るであろうと園では推測。
車で送迎している親が、いつもと同じ時間に子供を連れてきても、駐車場までたどり着けないと判断。
それで、途中から園バスに乗ってもらって、という話になったようだ。

指定された場所は、もう5分とかからずに園に着けるような所だったが、心配したのは雨。
月曜でお布団袋も有りの大荷物だったから、ひとまず濡れないようにと布団はビニール袋に詰めておいた。
結果、雨は大したことなくて済んで助かったけれど、車の停め場も考えねばならないような場所だったから、もう勘弁だった。

夕方、迎えに行った時に、朝の状況を聞いてみた。
そしたら、早い人で6時半に既に並んでいたそうで、その後も来園者が続出。
ものすごい車の行列となり、15分強で200枚+のチケットが完売したんだそう。
すごいなあと感じつつ、みんな本当に不安に思っているのだな、とも。

私は、だんなが線量計で普通に放射線値をずっと計測しているので、それほど不安感がない。
だんながノホホンとしているのなら、おそらく自分で調べて勉強して、なんだろうけど。
それに、理科系だんなは放射線に関しても3月から色々と調べていて、毎日のようにわけの分からない話を聞かされているので、もういっぱいいっぱい。

どれだけ注意して暮らしていたって、24時間365日、家にこもっている事なんて不可能な話。
不安だけど、それを突き詰めていくと、ここには住めないって結論に至っちゃう。
この手の講演会は、安心するために行くのか、逆に余計な情報が入って不安になるかのいずれか。
おそらく後者になる可能性大だから、聞くのはどうかとも思う。

原発も年内に収束させるのは厳しいと言い始めた。
インタビューで「正月は自宅で過ごせると思っていたのに」と答えていた人がいたが、認識が甘すぎだ。
大体、収束しても、蓄積された放射線が同時に消え去るわけではない。
人が住めるレベルにまで落着くのは何十年と先の事だろう。
何にしても、目に見えない物が相手で、県民は憔悴しているのだけは確か。
政府もマスコミも信用できないとなれば、率直に話してくれる専門家の声を聞かねばと思うのは当然のことなんだろうなあ。
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今日も雨

2011-05-29 | 紫系(赤紫/青紫)の花
梅雨前線の影響か、朝から雨降りのあいにくの日曜日。
このところ、週末になると天気が崩れるので、なかなか山への散策に出かけられない。
台風2号も北上中だけど、今日の予報進路を見る限りでは、何となく東北に達する前に太平洋へと抜けそうだ。
被災地の湾岸は地盤沈下で冠水しやすくなっているし、山では土砂崩れの危険性も伴っている。
予報通り、東北横断せずに海に抜けるといいんだけど…。

小さな揺れが一昨日辺りから続いている。
大体が内陸震源のもので、断層がきっと動いているのだろうと推測される。
内陸で揺れが頻繁になると、歪みが海の方にも伝達されるので、だんなはこのところピリピリしている。
でも、人の目の届かない所での大地の動きなんて、察知できるわけもなくて。

3月11日の揺れの時、よく言われる、地震を事前に察知して騒いだり、いなくなったりした動物がいたか?という話が出た。
うちの猫たちは最早、野生ではないので、その後の大きな揺れのときだってノホホンとしたものだった。
近所に何件か犬を飼っているお宅があるけれど、その日に吠えていた記憶もない。
鳥たちだって、普段と変わらずのんびりしたものだった。

そういえば、夏井川の白鳥はどうだったのだろうと思って、HPを4月になってから覗いてみた。
あの日も川でのんびりと過ごしていた白鳥は、揺れが始まったと同時に慌てふためき、北に向かって飛んでいったそうだ。
いつもだと4月を過ぎても残っている白鳥も多いのだが、さすがにこの日を境に戻ってこなかったそう。
でも、これだって、午前中に何かを感知して飛び立ったわけでもなくで、野生動物の危険予知能力というのもアテにならないのかな?


雨で外出もできず、朝から片付けをしたり本を読んだり。
冒頭写真は一昨日、花見山に行った帰りに寄った、白水阿弥陀堂の池のカキツバタ。
アヤメの類もなかなか見分けがつかず、他の人の話では、阿弥陀堂のはハナショウブだと聞く。
どれだけの差があるのかと調べてみた。
 ○ハナショウブ(花菖蒲):水辺や湿地帯に咲き、色は紫、白、絞りなどで、花びらの中央部に黄色い筋
 ○カキツバタ (杜 若):水湿地に咲き、色は青紫、紫、白で、花びらの中央に白い筋模様
 ○アヤメ   (菖 蒲):陸地に咲き、色は紫や白で、花びらの中央部に黄色と紫色の虎斑模様
花びらの輪郭が、ハナショウブだとぴらぴらっとした感じがするけど、カキツバタはシャープに見える。
だから、阿弥陀堂のはカキツバタじゃないんだろうか?と思うのだけど、どんなもんだろう。

この日はそれほど天気は良くなかったけれど、亀がずらっと並んで甲羅干しをしていた。


花はこの3色に、キショウブもちらほらと咲いていた。
 ○カキツバタ(杜 若):日本やシベリア原産のアヤメ科の多年草
 ○キショウブ(黄菖蒲):ヨーロッパ原産のアヤメ科の多年草


で、こちらは花見山で撮影したアヤメ(参考までに)。
 ○アヤメ(菖蒲)日本原産のアヤメ科の多年草

アヤメの仲間の花って、横から見ると、いったいどういう構造になっているのだと悩むけど、真上から覗くとなるほどと。

先入観だけで物事を見てはいけないということかな?

一応、台風に備えて花鉢をまとめ、シャッターの入り口側に置いてあった猫の餌箱は、濡れないようにと奥に移動。
麦はだんなが室内に避難?させた。
放射線値も大分下がっているので、足だけは念入りに洗われたようだけど、体は濡らした雑巾でゴシゴシ拭かれただけだったみたい。
カリカリを食べて、久々に人の感触を楽しみ(天敵息子の膝に乗っていた!)、ピアノの上で寝ている。
でも、ようやく落着いたかな?と思った頃に、外に出る~!!と大騒ぎになるのだよね。

那智と最中は室内のトイレが使えないので、家に入れてもらえないのだった。
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雨降り土曜日

2011-05-28 | 紫系(赤紫/青紫)の花
写真はシャガ(射干/著莪)
中国原産のアヤメ科の多年草。
シャガの花をあちこちで見かけるようになった。
市内だと、お寺でこれを植えている所が多く、新聞にも○○寺のシャガが見頃、なんて記事が載っている。
割と強く、根茎から匍匐枝を伸ばして繁殖していくそう。
これも、ジャングル地帯の下草であるといいのになあ(現状ではシランが繁殖中)。
写真は昨日、行った高野花見山にて撮影したもの。
これの仲間でヒメシャガも、あちこちでたくさん咲いていた。
○ヒメシャガ(姫射干):中国や日本原産のアヤメ科の多年草



予報通り、朝から雨の土曜日。
ざんざん降りではなく小雨だけれども、気温も下がってるし、外に出たいと思えるような天気ではない。
台風も接近しているが、現在の予報だと、30日の夜のうちに抜けてしまいそうな感じ。
登校時間帯にかかっていれば、休みか始業を送らせる事になるだろうに、微妙なとこだわ。

だんなも調子が悪くて、朝から病院に。
花粉アレルギーの可能性も拭えなかったようで、ひとまずその薬を処方されてきたようだ。
これを飲んでも治らないようだったら、別の可能性も出てくるのだろう。
そんなわけで、今日は本屋とスーパーに午前中、出かけたくらいで、あとは家におこもりだ。
だんなは寝不足もたたっているので、昼食後は布団の中でぐっすりと休んでいる。

空模様に合わせて、気分も灰色っぽくてあまりよくないので、最後にバラの写真を。
昨日の花見山で撮影したものだけど、ここは名称等の表記はなし。
まだ咲き始めで、これからは見頃かな?




そういえば、ノイバラの花もようやく咲き始めていた。
○ノイバラ(野茨):日本原産のバラ科の落葉低木

我が家の近くの防風林沿いにも、ノイバラがたくさんはえていたのだけど、津波の影響か、今年は花の姿が見えない。
砂浜でも繁殖しているテリハノイバラに比べると、塩に弱いのかもしれない。


午後、郵便物を取りに息子に行ってもらったら、「カメラちょうだい!」と戻ってきた。
コンデジを渡して放っておいたら、猫たちの写真を撮ってきた様子。
ただ、息子はピントがしっかり合わないうちにシャッターを切るようで、半分くらいはボケボケ。
アングルがいいだけに勿体ない!
そのうちの何枚か、ちょっと笑えたので掲載。

カナヘビ?であろうか、麦に見つかって大変な事に…。

助けてあげなかったの?と聞いてみたら、珍しくあまりしつこく手を出さず、生きたまま逃がしたそう。
でも、尻尾がなくなっちゃってるよ


こちらはその後、居間のガラス戸から那智が顔を出したので、缶詰を息子にあげるようにお願いした時のもの。
これも息子撮影で、やはりボケボケが多かった。
「おいしいものを食べてますね。私にも分けてもらえませんか?」

那智にガン無視されて、すごすごと引き下がる最中。「しょぼ~ん…」

「おじちゃん、残してくれるでしかねぇ…」麦までやってきて、2匹でじーっと。

「おじちゃん、むじにも食べさせてほしいでしが…」

いつもだと、最中や麦が寄ってくると、鬱陶しくなって途中でも食べるのを放棄する那智。
でも、今回はしっかり最後まで食べていったそうな。
残念でした(那智には食事の面でもこうやって優遇するけど、若猫たちにはあまり甘い顔をしない)。
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半年ぶりの高野花見山

2011-05-27 | 桃色の花
写真はシャクヤク(芍薬)
中国原産のボタン科の多年草。
ボタンの季節がいつの間にか過ぎて、今はシャクヤクが咲き始めている。
双方、よく似た花の形状をしているので、おそらく雑多に植えられていたら区別がつかないと思う。
でも、決定的に違うのは、ボタンは木(落葉低木)でシャクヤクは草であること。
とは言っても、漠然と見ているだけじゃ、この区別すらつきそうにない私…。
ボタンは雨にあたると花が傷んで終わりになるみたいで、ご近所のボタンは蕾の頃から傘がかけられていた。
シャクヤクはどうなんだろう?
いずれにしても、あれだけの大輪だから雨の影響は大きそうだ。
他にもこんな色合いのが咲いていたけど、白系はまだ蕾が多かった。





起きた頃は薄日が射していたけれど、だんだん雲が広がってきて、息子の登校時間には雨が降り始めた。
さすがに、集合時間ぎりぎりの雨では、急遽、送りにする措置はとれずだったよう。
今学期初の、雨の中の歩き登校になった。
でも、この雨は長くは続かず、8時を過ぎる頃には上がって、日射しが戻ってきた。

娘を送っていった後、整骨院に寄って揉みほぐしてもらい、またまた湿布。
それでも、湿布の効果はあるみたいで、昨日よりは楽になっている。

一度、家に戻ったけれど、少し動いた方がいいと言われたこともあって、高野花見山まで出かけてきた。
最後に行ったのが昨年の11月頃だったはずなので、半年ぶりになるかな。
地震の被害はさしてなかったようだけど、3月いっぱいまでお休みしていたようだ。
新潟から帰ってきて、早いうちに行きたいと思っていたのだけど、なかなか機会は訪れず。
今年はカタクリやイワウチワ、ハナモモ、ショウジョウバカマ、アカヤシオ等々、早春の花のほとんどを見逃した。
特に、ここのハナモモは見事なのが多いので、楽しみにしていたのになあ…。

スタッフの話によると、風評被害で今年の客の入りは半分以下になっているそうだ。
本家の花見山でもそうだったのだから、仕方ないかもしれないが、本当に原発の影響は計り知れない。
それでも、平日の今日もちらほらとお客の姿があるにはあった。
聞くところによると、避難生活をしている人が、気晴らしに訪れているんだそうだ。
確かに避難所にこもってばかりいると、気持ちも滅入ってくるものね。

園内は冒頭のシャクヤクがぼちぼち見頃。
他にはポピーがそろそろ満開になりつつあり、ブログにあったニッコウキスゲは終盤だった。
フジもほとんど終わっていたけれど、変なのを見つけた。

「黒龍藤」という看板があったのだが、花が八重(帰宅後調べたら、八重黒龍が正式名称みたい)。
落ちている花を拾って写したのがこれ。

既にマメ科なんだかわけの分からん状態になっている花。
豪華なんだろうけど、私はやっぱりシンプルなのがいい…。

ひとまず来年、盛りの頃にまた見てみたいと思ってはいるが、終盤の今のようなまばらな方がよかったりして。

フェンスに絡んだクレマチスもたくさん咲いていた。
○クレマチス:ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の多年草


蕊が派手なこんなのもあった。

クレマチスは好きな花で、庭でも育ててみたいと思っているのだけど、問題は絡ませるもの。
ここのように、この手のネット状のフェンスがあると、蔓植物を幾らでも育てられそう。
とにかく我が家は、蔓が絡むようなフェンスが全くなくて、円錐形のトレリスを買ったりしている。
できれば平板のトレリスを設置したいんだけど、義父が首を縦に振ってくれない。悲しい…。

結局、2時間ばかり、ゆっくりとしたペースで園内を散策し、花を楽しんできた。
その帰りにもあちこち寄ってきたので、かなり疲れてしまった。
一応、病み上がりなんだから、少し加減というものを覚えないと駄目だ、私。

明日からは傘マークが続く。
関東が早々と梅雨入りしたとニュースで言っていた。
台風2号もどうやらやってくるみたいだし、しばらくは家でおとなしくしていなさいって事かもしれない。
この手の天候が悪い日に、大きな余震が来ませんように。
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背中の張りと痛み

2011-05-26 | 青の花
写真はセイヨウオダマキ(西洋苧環)
ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の多年草。
日本にもミヤマオダマキが自生しているけれど、一般に庭先で見られるものは、こちらの方が多いような気がする。
ヨーロッパ産オダマキ×アメリカオダマキの交配種で、花色も赤、桃、白、青、紫など、様々でカラフルだ。
写真のは我が家で咲いていたものだけど、ご近所でオダマキ栽培に燃えている方がいて、そちらから分けてもらったものらしい。

いつもだと、鉢に植えたまんまほったらかしにして枯らすことが多いのに、これはすぐに植え付けた所を見ると、気に入ったのだろうな。
こちらはおそらく、西洋でない日本のオダマキ。

畑に野菜と一緒に植えてあるのを見つけて撮影。
どちらかと言えば、私はこちらのオダマキの方が好きだ。


天気はゆっくりと下り坂だそうだけど、午前中は青空が広がって、日射しが眩しかった。
午後から雲が広がってきたけれど、雨を降らせるようなものではなし。
明日から傘マークがポチッと出てきて、以降はずっと傘や曇りマーク羅列で、お日様マークはなくなった。
九州では梅雨入りしたようだけど、こちらはまだそれにはちょっと早いような気がする。
雨だと小学校が送りになるから、あんまり歓迎しなかったりする。

足揉みされて、家でも教えられたツボを押していたら、大分体も楽になってきた。
でも、先週から横になっていることが多かったせいか、背中や腰が痛んでしょうがない。
特に背中の右側、肩甲骨の辺りが、寝違えでもしたかのように、首を動かすと痛む。
肩を上げ下げしても痛むので、五十肩だったりして、などと笑っていた。
2、3年くらい前に、肩が上がらなくなって、五十肩の疑いをかけられたことがあるのを思い出したからだが…。

娘を送っていった帰り、整骨院に寄って診てもらった。
残念ながら?五十肩ではなかったが、右の首筋の張りが半端なく、それも影響しているのでは?とのことだった。
肩甲骨の内側の筋が傷んでいるので、そこに湿布を貼られてきた。
安静?それとも動かした方がいい?の問いには、動かす方を勧められる。
でも、現状では痛みがひどいので、動かそうにも動かせないんだけどね。

午後、出していたクリーニングの品を受取り、ビデオを返してきた。
毛布もそろそろ出したいと思っているけど、また津波騒動で車中泊になる可能性があるから、躊躇っている。
今度は義父もいるから、5人分だしねえ。

季節外れのインフルエンザによる1年生の学級閉鎖も今日でおしまいのはず。
明日はまた、泣き虫の子の面倒を見ることになる息子は、少々ウンザリ気味だ。
でも、精神的に成長するにはいい機会でもある。
私と同じで忍耐力が不足しているから、修行だと思って頑張れ~!
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最大余震はいつくるか?

2011-05-25 | 緑の花
写真はニシキギ(錦木)
日本や中国原産のニシキギ科の落葉低木。
気がつくと、こっそり咲いているニシキギの花。
色が黄緑なので、他の花のように咲き始めの頃は気がつかない。
でも、葉っぱよりも緑が薄めなので、花数が増えてくると目に入るかな。

一般に、枝にコルク質の翼がつくので、これと分かるのだけど、この間、見かけたものにはこれがなかった。
葉っぱや花は間違いなくニシキギなのだが、まさか翼を全て取払ったわけでもなかろう。
ちょっと、不思議な感じがしたなあ。


朝から青空が広がるいい天気。
若干、薄雲が広がってはいたけれど、日射しは十分。
それでも気温の上がりは今ひとつ。
車の中は温室のように暑苦しかったけれど、外に出るとそれほどでもなかった。

体調は少しずつよくなってきている感じかな。
それでも、遠出する気力はわかない(山手の神社に行きたいのだけど…)。
倦怠感や頭痛を訴えると、だんなはすぐに放射線障害みたいなことを言い出す。
確かにそういう症状はあるかもしれないけど、そんな短期間の、しかもたいした量でもない放射線を浴びてなるものかね?
植物の生長がよすぎるとか、花の付きが半端でない、なんて話でも、すぐに放射線に結びつけたがる。
そう思いたい気持ちも分からんでもないけど、ちょっと勘弁かなあ。

だんなに買物を頼まれたので、電気屋と本屋に昼前に行ってきた。
一度、帰ってから、行きつけの床屋さんに電話してみたら、午後ならいつでも大丈夫とのこと。
散髪後にまっすぐ娘を迎えに行きたかったので、14時半でお願いして、さっぱりと切ってもらってきた。

3月の震災の日の午前、私はここで髪を切ってもらっていた。
息子の散髪を午後にお願いして帰宅。
あの揺れの時は、学校前の道路で息子が出てくるのを車の中で待っていた。
この予約をしていなかったら、家で震災にあい、怪我の一つもしていたかもしれない。
そして、息子をすぐに迎えに行かず、落ちた物の片付けを始めていたかも。
勿論、頭の中には津波の文字が浮かんでいただろうけど、避難物資を積み込んだりしてて、初動が遅れたかも。
そういう意味では、予約を入れたのは幸運なことだったのだと、今は思っている。

息子は新潟避難中に一度、散髪したけれど、そろそろ鬱陶しくなってきたので、切りに行こうと誘っている。
この間のように、事前に予約しておいて学校帰りにまっすぐ、なんて提案をすると、また地震がくるかもしれないからやだと拒絶。
行くなら、当日、電話してとのことだ。

今日は調理実習だったけど、これも3月の震災の日にクラスで行っていた。
だから、昨日もクラスの子が皆で、明日はまた揺れたりして、なんて話をしていたそう。
調理実習をした日=震災が起こった日と、インプットされちゃったんだろうなあ。
まあ、今朝、いわき市震源で震度5の地震があったものの、その後は静かだけどね。

そして、クラスの子たちに言わせると、怖いものは「地震、雷、火事、おやじ」じゃなくなっているんだそうだ。
へえ、じゃあ何になったの?と聞いてみると、「地震、雷」の前に「津波」がきているそう。
いいことだ。少なくとも地震の後には津波の危険があるとインプットされただけでも上出来だ。
何せ、ここいらの大人は、のっぺりとした海岸線だから、大きな津波なんぞ来るわけがない、が常識だったから。
そのせいで、いったいどれくらいの人が命を落としたか…。

しばらく、いわき市では地震の数が減少気味で、だんなはそれが気がかりになっているみたい。
あまりに静かすぎるとその反動が怖いとのことで、食物以外の避難物資を車に積んでおくようにと言い出している。
毛布も5人分、まとめておかないといけないかな。

余震はいつまで続くのかしらねえ、なんて話も、幼稚園でお母さん方の話題に上がる。
最近、読んだ子供向け科学雑誌によると、1891年の10月におきた濃尾地震の余震は、今も継続中であると書いてあった。
それを考えたら、震災から2ヶ月以上経過したからと言って、安心できないことは明白だ。
何せ、濃尾地震は内陸型だけどM8.4、こちらは海溝型だけどM9だものねえ。

歪んだ所を安定させるために更に大地が動く、尤もなことだけど、その上にいる人間にとっちゃ災害。
でも、地球の方が先に生まれて、人間が生まれる以前から同じことを繰返しているだけ。
さてさて、この先、また津波騒動が起きるような揺れが生じる可能性は大きいけど、やっぱり起きている時間帯にしてほしいな。
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体調不良継続中

2011-05-24 | 白い花
写真はホオ(朴)
日本原産のモクレン科の落葉高木。
山の斜面に、大きな白い花を見かけるようになった。
かなりの高さになるのと、花は基本的に上向きになるため、木の存在を意識していないと花を見る機会を逃してしまう。
今ぐらいだと、山道ではまだ秋に落ちた葉っぱが残っているので、それを目安に探すけど、花の裏側が見える程度。
今年は、昨日のチゴユリが咲いていた場所の近くで、割と低めの朴の木を発見。
それでも、私の目線よりは高くて、冒頭写真の大きさが精一杯だった。
面白いのは、咲き始めが雌性、翌日に雄性になって、その翌日には生殖機能を失うこと。
自家受粉を避けるための知恵なのかもしれない。


朝のうちはどんよりと曇っていた。
晩は雨が降ったらしくて、外はしっとり濡れていたが、それでも学校は送りになって、息子は万々歳。
手こずっている1年生は、インフルエンザで金曜から休んでいるが、とうとう学級閉鎖になったとか。
季節外れのインフルエンザの流行で、息子の学校だけでなく、あちこちで学級閉鎖の騒ぎになっているらしい。
気温は落着かないし、震災から2ヶ月を過ぎて、疲れも出てきて抵抗力も落ち気味なのかもしれない。

私も相変わらず体調悪し。
娘を園に送っていった後、整骨院に行ってみた。
首筋がかなり張っていたらしく、揉みほぐしてもらったら、頭痛も軽減した。
でも、それも長く続かなくて、また鈍痛。

昼前に母から電話がかかってきて、こんなだよ~とぼやいたら、リンパマッサージに行くように勧められた。
先週は熱を出してキャンセル、それっきりになっていたので連絡してみたら、13時から大丈夫だよとの返答。
軽く昼食をとってから出かけてきた。

目の奥の鈍痛の話をしたら、案の定、その辺りのツボが半端なく痛む。
たいして力をいれてないのよ~、なんて笑われたけど、こちらはそれどころではない。
全体的に押してもらって、頭痛やだるさの原因は疲れじゃないかと結論づけられた。
それは何となく予想していたけど、自分の口から言うのはどうもねえ、だったので、ちょっと気が安らいだ。
暖かくして、ゆっくり休むのがいちばんと言われたけど、それができるならこんなになってはいないのだよ。

帰り、明日の息子の調理実習の材料を買うためにスーパーに。
今夜のおかずにと刺身を見ていたら、見知らぬ老婦人にいきなり声をかけられた。

「この魚は大丈夫なのかねえ?」
「は??」←急なことだったので、驚いて返答できない私
「やだよ、放射能でしょ。どこの魚を食べるのがいちばん安全なのかねえ?」
「う~ん、海はつながってますからねえ…」

見ていたのは千葉産のカツオの刺身。
まあ、こうやって売られているのだから、放射線は検出されていないか規定値以下だろう。
問題は規定値以下でも、放射線が含まれているかどうかなのかだろうが、そこまでの記載はしないものね。
老婦人は私の答えでは納得いかなかったようで、後から来た人にも同じ質問を浴びせていた。
結局、それに気を削がれちゃって(と言うか、早くその方から離れたくて)、刺身は買ってこなかった。

ああ神経質になることも必要かもしれないけど、そんなことを言ってたら、食べるものなんてなくなっちゃう。
うちも子供がいなければ、そこまで考えないだろう。
子供がいるからこそ、近場の野菜などは避けたい気持ちになってしまう。

魚貝類は当面の間、福島は勿論、近海のも買うことはないだろう。
ただ、放射能は海洋全体に流れてしまって、多かれ少なかれ、ほとんどの海洋生物に摂取されるのは間違いない。
となれば、やはり基準値以下というのを食べるようになるのだろうなあ。
お気軽に食物に含まれるセシウム値を測るキットが本当に欲しいわ(きっとバカ売れだと思うぞ)。


娘はスルメが大好き。
外に持ち出すのはやめてほしいのだが、成り行きで持って出たら、匂いに引かれて麦登場。
塩っ気があるのであげちゃ駄目よ~と言ったけど、少しだけお裾分けの娘であった。
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判定は今回もグレー

2011-05-23 | 白い花
写真はチゴユリ(稚児百合)
日本原産のユリ科の多年草。
気がつけばチゴユリの花も咲き始めている。
ちょっとした山道だと、当り前のように咲いているが、これも意識していないと見落としがちかも。
俯きかげんの白い小さな花は、割と周囲の緑の中に沈みがちだからだ。

写真は幼稚園がある団地のすぐ側にある、田んぼに降りる山道で撮影したもの。
こんな住宅地の側でも、アスファルトの道からちょっとはずれた場所にあるチゴユリ。
この先も姿を絶やさずに咲き続けてくれることを望む。


朝から曇り空。
お日様は雲に隠れて入るけれど、とりあえずうっすら影ができる程度の明るさ。
午後から雨になるとの予報だったけど、今のところ降る気配はない。
気温は先週に比べるとかなり下がって、肌寒いくらい。
明日もこんな天気+気温のようで、体調管理が難しい。

と言うのも、また昨日あたりから体調が今ひとつなため。
今朝も頭が重くて薬を飲んだものの、今も左側の目の奥から頭にかけての頭痛が治まらない。
目からくる頭痛は、肩こりなども影響していることが多いので、整骨院に行けばいいのかもしれない。
ただ、血流がよくなって、発熱したというのが過去に何度かあるために、今日は見合わせた。

で、今日は先週の検診の結果を聞きに行ってきた。
こちらは予約しているので、多少の体調不良で延期は避けたいし。
到着後20分くらいで呼ばれ、ドキドキしながら、先生が眺めているレントゲン写真を覗き見る。
説明を受ければ、確かに何やら白い小さな固まり(石灰化した部分)が幾つもある。
エコー写真にもそれらしきものが写っているのだが、先生の見立てではガンではないそうだ。
でも、いつもの如く「白」ではなく「灰色」のまんま。
また来年、受診しに来るようにと言われて帰ってきた。

何事もなくてよかったと思う反面、グレー判定のまんまというのはすっきりしない。
でも、私の方はガンの家系なので、用心するにこしたことはない。
ただ、今はいつ発症するか分からないガンよりも、この頭痛をどうにかしたいなあ。
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雨の日曜日

2011-05-22 | 白い花
写真はヤマハタザオ(山旗竿)
日本原産のアブラナ科の二年草。
一昨年、ため池周辺の遊歩道で見つけて以来、名前が分からずにきた植物。
今年もちょっと湿気た場所に点在するように咲いていて、写真をぱちり。
でも、これは花は小さい、草丈は高いで、全体像を撮ろうとすると何が何やら。
花を見れば、どうやらアブラナ科っぽい。
でも、手持ちの図鑑ではかすりもせず、たまたま別の植物を探していた時に、ネットで発見。
3年越しの疑問解決でちょっとすっきりだ。


朝は日射しもあったけれど、だんだん雲が広がり、昼過ぎには雨が降り始めた。
気温は昨日よりはちょっと下がったけれど、寒いというほどではない。
でも、半袖で過ごす気候でないのだけは確かだった。

朝は脱衣所やお風呂場の窓を開けて換気しているのだけど、今日は北風であるのに気づき、慌てて閉めた。
本屋に出かけるのに線量計を持っていったが、海岸に向かうにつれて数値が急上昇。
場所によっては、車内で0.4マイクロシーベルトをこえてびっくり。
風の影響がどこまで反影しているかは分からないものの、やはり用心しないといけなさそうだ。
ちなみに、自宅周辺では0.2くらいで、普段よりも高いというわけではなかった。

地区内の津波ゴミは、近くの広場に現在、集められている。
今日もボランティアの方がバスで乗り付け、側溝清掃の続きや瓦礫の分別作業をして下さっていた。
一つの地区(しかも、津波被害はわずか)でも体育館二つ分くらいの面積の瓦礫が出ている。
だから、ほぼ集落全てが壊滅してしまった南の2地区の瓦礫量はこの比ではない。
以前も書いたけれど、こちらは近くの保養施設のグラウンドに山になっていて、重機で分別作業しているようだ。
防風林内にも大量のゴミが木に引っかかっているので、これもどうにかしたいのだが、手の出しようがないのがしんどい。


息子は今月の身体測定で、身長が152cmを超えたと報告。
私とは4cm差となり、年内にでも追越されそうな勢いだ。
それに伴い、服も買替え続出で、お財布的に大ピンチ。
以前のように、ズボンはサイズに合わせて買ってきても、お尻がでかいのでそこに支えて履けないものも出てくるように。
今日は試着させて購入したけれど、いつもこうはいかないのでまいったな。

一方、娘は104cm。とうとう、1mを超えてしまった。
100cmの服が小さくなるわけだわ。
二人とも、それほど食べるわけでもなく、息子は運動すら嫌いなのに、大きく育つものだと首を傾げるこの頃。
かく言う私も、小さい頃は極度の偏食で親泣かせだったが、まあそれなりに育ったのだから、そういうものなのか?
そのうち、二人から見下ろされるようになるんだろうなあ…。


庭先の小さな植物たちを…。
○ヤエムグラ(八重葎):日本やアジアなど原産のアカネ科の越年草

花期は割と短くて、今は種になっているものの方が多い(これが引っ付くタイプの種)

○オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢):ヨーロッパ原産のゴマノハグサ科の二年草

これが咲き始めると春の到来を感じるが、今年は初めてこれの仲間のタチイヌノフグリを見つけることができた。
○タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢):ヨーロッパ原産のゴマノハグサ科の二年草

あとはただのイヌノフグリだけかな。これは日本原産だそうだ。
○オニタビラコ(鬼田平子):日本やオーストラリア原産のキク科の一年草

昔から割と好きな花の一つだったりする。
ひょろっと伸びた茎の先に小さな花がたくさん咲いているのを見つけると、自然ににやけてしまう。
で、こちらは今年、初めて認識?できたヤブタビラコ(これはため池の遊歩道で撮影したもの)。
○ヤブタビラコ(薮田平子):日本や朝鮮原産のキク科の一年草

当初はコオニタビラコかと思っていたのだけど、舌状花数が多いためにこちらであると判明。
次はコオニタビラコ(春の七草のひとつである)を是非、見つけたい。
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