クサギ(臭木)である。
シソ科の落葉低木。
枝葉に独特の臭気があるので、こんな名が。
でも、花はとってもいい香りがし、蝶や蜂が吸蜜しにやってきている。
臭気も感じ方は人それぞれなため、嫌な匂いではないという人もいる。
花期は7〜9月で、今くらいになると花が終わっている木も多い。
花後は赤紫色の萼に青紫色の果実と、コントラストが明瞭で、遠目からも目立つ。
この時期は野鳥が実を啄ばみにくるようだ。
昨夜は21時を過ぎて雷が鳴り始めた。
雷鳴は以前にもあったけれど、雨にはならなかったので、この時点では雷かーでおしまい。
でも、万が一に雨になったら開けてある窓から吹き込むかと、トイレと脱衣所の窓を閉めた。
娘にも部屋のガラス戸を閉めるように言って、また布団へ。
ほどなくして雨が降り始め、おお、今回は予報通りかと驚いた次第。
降りが強かったため、雨音にクロは出窓から外を眺めていた。
今朝は雨は上がったけれど曇り空。
気温も低く、久々に朝から暑い!!と騒ぐこともなかった。
吹き込んでくる風もひんやりだったし。
涼しいし曇っているしで、久々、山へと向かった。
息子はお留守番である。
午後から雨の予報だったので、寄り道はせずにまっすぐ目的地へ。
3週間前に行った山手の地区の農道と芝山が目的地だ。
農道の方は草刈りがされているかもしれないなと、半分は諦めていたが、何とされずにそのままだった。
ありがたやーと拝みつつ、草が生い茂った道を歩く。
シデシャジンは終わっていたが、ツリフネソウとトリカブト、タデ科の花がたくさん咲いていた。
トリカブトは蕾も多かったので、このまま草刈りされなければ、9月中は楽しめそうな感じ。
先月に近場の山を一緒に歩いた娘の幼稚園時代の同級生は、トリカブトが見たいと言ってたなあ。
でも、ここまで連れてくるとなると、半日は必要だから難しいかな?
そのあとは芝山へ。
山の上の方は雲がかかっていたので、こちらも一気に山頂へと向かう。
が、途中で派手に草刈りされていて、またかーとむかつく。
道にかかっているとこだけやればいいのに、何で斜面一帯やっちゃうかねえ??
長靴に履き替えて山頂の草地をがしがし歩き、途中から登山道を下る。
3週間前には咲いていなかった花も多数あり楽しめた。
車道が近づいてきたところで雨が降り始め、慌てて道路におりて、今度はそこを上る。
運動不足がたたって、息を切らしながら登り道を延々と歩いて車に到着。
持っていったお茶をぐい飲みして一息つけた。
芝山はフジバカマ以外の秋の七草がはえている。
ただ、キキョウは前回、来た時に見つけはしたものの一株のみ。
野生のものかは不明だ。
ここに関しては、ワレモコウやマツムシソウが多く見られる。
なので、芝山での秋の七草はフジバカマとキキョウの代わりに、これら2種でもいいのかも。
雨が本降りになってきたので諦めて帰宅。
道路端の温度計は20〜22度。
麓におりてきても25度程度。
昨日までの暑さはどこにいった?状態である。
でも、この涼しさは明日までで、明後日からはまた暑さが戻るみたい。
勘弁してほしいなあ。
雨は麓の方では降っていなかったけれど、夕方から降り始め、娘からは迎え要請の電話が。
野山は勿論、畑でも植物が枯れ始めたりしていたから、恵みの雨になったのは間違いない。
明日も予報が当たれば午前中は曇りなので、近くの山に行ってみようかと目論んでいる。