ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

台風接近中

2009-08-31 | 桃色の花
写真はタヌキノカミソリ(狸の剃刀)
22日に「キツネノカミソリ」の写真を掲載したが、こちらは「タヌキ」。
キツネと同じでヒガンバナ科で有毒植物である。
淡い桃色に紫の筋が通った花は、キツネに比べたら優しげな印象を受ける。
中国原産だそうだが、何故に「タヌキ」になったのかは、調べてみたけれど分からなかった。


台風接近で、朝から大降りかと思っていたけれど、起きた頃は傘が必要ない程度のもの。
ただ、風が時折強くなるので、さて、登校はどうなるかと思っていたら、やはり送りに。
そして、先ほど14時半で集団下校となり、迎えにいって戻ってきたところである。
確かに今は風雨も強くなり、傘をさしていても濡れてしまう状況。
ソロバンの日であったけれど、迎えにいくのも大変なので、休ませることにしてそのまま帰ってきた。

さて、午前中はチビ助を洗うことから開始。
子供たちは触りたがるし、ダニも洗い流したかったしだったのだが、このダニがとれないのだ。
那智にくっついてくるようなマダニとは違って、見た目は黒い針の先ほどの点々。
でも、マダニと同じで皮膚に食らいついているのだろう。
先生の処置に間違いなければ、もうみな死んでいるだろうから、無理に落とすのは諦めた。

タオルにくるんで水気をとった後は、だんなが二度寝するので温めてるわと連れていった。
でも、枕元に地図をこさえられたらしく、起きてからわたわたとカバーをはずしたりしていたっけ。

ミルクであるが、駄目もとでタオルにくるんだまま口に無理矢理、押込んでみた。
最初はやはり嫌がっていたのだが、何かの拍子にちょうどいい具合に口に治まったのだろう。
そのまま、ちゅくちゅくとえらい勢いで飲み始めた。
その後も、すんなりとはいかないものの、どうにか飲めるようになり万々歳。
サイトや本では人肌でないと飲まないと書いてあるが、冷えたミルクでも平気で飲んでしまう。
その点ではちょっと助かっているのだが、お腹は大丈夫なのかなあ??

おしっこは刺激を与えるとほぼ確実に出るものの、うんちが出てくれない。
保護して3日目、少しでも出てくれれば安心もできるのだが、こればっかりはね。
一週間くらいは大丈夫ですよ~、と経験者からありがたいお言葉をいただいたものの、人と比較してしまって心配になってしまう。

食後に運動させようと床にチビをおろすと、娘は絵本を持ってきて、チビの前で広げて読み聞かせをしようとする。
気持ちは分かるが、チビにとっては障害物ができただけである。
それよりも、踏みつぶされないように目が離せないので大変だ。

那智は「チビスケさんだよ~」とチビを見せたら、威嚇しまくって、雨の中、出て行ってしまった。
最中たちのように相手が威嚇する月齢でもないのにまいったな。
チビは同種の毛に触れて、何だか落ち着いた感じでいたのに…。
まだまだ、打ち解けるには時間がかかりそうである。

本日、写したチビさんである。


娘の足(靴サイズ14.5)と比較してもらえば、大きさが想像できるかな?
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子猫二日目

2009-08-30 | 橙色の花
写真はヒオウギ(檜扇)
夏休みに新潟に出向いた際、お寺の庭先に咲いていたもの。
遠くから見た時、オレンジ色のホトトギス?なんて思ったお間抜けな私。
花びらの斑点でそう思ったのだが、近づいてみれば別物。
夏の日射しによく似合う花だなと思った。
葉の並び方が「檜扇」という扇子のようなものに似ているので、この名がついたそう。
また、黒く熟す実は「ぬばたま(射干玉)」というそうだが、古典で習った短歌によく出ていた「ぬばたまの~」がこれを指していることも初めて知った。


台風接近の影響があるのか、朝から風が強くて、時折雨が強く降ったりしている。
気温は上がらず、ちょっと肌寒いくらいだ。
明日は関東に上陸したあと、東北の太平洋側を北上するような予報となっているけど、どうなることやら。
一応、晴れ間をぬって植木鉢を一カ所に集めたり、飛ばされそうなものを片付けたりした。

さて、チビ助は元気と言うべきか否か…。
この月齢の子猫は初めてなので、動き加減で元気さを測ることができない。
困っているのは哺乳瓶でミルクを飲んでくれないこと。
お腹は空いているらしいけれど、吸い口を口に入れても、すぐに吐き出してしまうのだ。

夕べもそれでまいってしまい、娘が飲み薬を処方された時につけてもらったスポイトを探し出して、それで無理矢理流し込んだ。
今朝は出が悪いのかと、先っぽを鋏で切ってみたりしてみたが、やはり飲んでくれない。
私が愛読している猫漫画では、どの子も食らいつくようにして飲んでいるのに(そして、飲まない子は命を落としてしまう…)。
人間の子でも、哺乳瓶と相性が合わない子もいるのだから、猫でもありかなあ…なんて思うけれど、スポイトだとこれが適量なのか判断できないのがね。

排泄も自力ではうまくいかないから、ティッシュで刺激して出させているのだけど、ウンチがまだ出てくれない。
これも心配の種であるが、元気なら3日くらいでなくても大丈夫と聞いたので、様子見だ。

今日はミルクをあげながらちょっと観察。
歯ははえ始めで、耳もまだピンとたっておらずスコティッシュみたい。
爪が鋭くて、ミルクをあげている最中に皮膚に食い込むので、娘の爪切りで先を切った。
猫アレルギーがあるから、爪で傷がつくと腫れてかゆくなるのだ。
箱から出してと騒ぐので、床におろすとゼンマイ仕掛けの玩具のように、ヨタヨタとお尻を振りながら進んでいく様が可愛らしい。

子供たちはもう目をキラキラと輝かせて、箱を覗き込んでは「抱っこしていい?」「いい子いい子しゅゆ~」と大騒ぎ。
昨日のダニ殺しの薬の件もあるので、娘にはまだ駄目と言っているが、息子には手を洗う条件で触らせている。
明日あたり、皮膚についたままのダニを落とすのも兼ねて、シャンプーをしたいと考えているところだ。

ちなみに、まだ名前はついていない。
何となくこのままうちの子になりそうな気もするのだけどね(里親探すにしても、離乳しないことには話にならないし…)。
息子はキャラメルとかチャーとか言っているけど、キャラメルのキャラは那智のお姉さん猫の名前だったのでつける気はない。
チャーもこちらに越してきた時に、しばらくうちで世話をしていた茶虎猫の呼び名だった(2歳の息子がつけた)。
まあ、あの毛並みに似合う食品が見つかるまで、しばし保留だ。
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2年ぶりの…

2009-08-29 | 桃色の花
写真はアメリカフヨウ(亜米利加芙蓉)
フヨウは夏の代表的な花ではないだろうか。
アオイ科の植物で、花の感じはみな似てはいるけれど、アメリカフヨウは日本のものと違って花が大きく、初めて見た時は何の花?と思ったほど。
見応えはあるものの、ちょっと大きすぎな感じがする。


今日は一日曇りで昼から雨という予報に反して、晴れの一日であった。
湿度も高い上に気温も高め、しかも風が凪いでいたために、家の中でもジトーッとした汗がにじみ出るほど。
湿気が重くて、それだけで体力消耗した感じで一日が暮れようとしている。

そんな中、地区の夏祭りが現在、行われている。
いつもだと夏休みの真ん中あたり、お盆の頃にやっているのに、何故か今年は休みが終わってから。
色々と大人の事情があったようだけど、もし予報通りに雨だったら順延となったはずなので、もはや秋祭りでは?な状況であった。

今年は役員をやっているので、だんなは朝から準備のために出かけていた。
子供会は毎年、焼きそばを提供しているようだが、2千食作ると言っていたかな?
例のゴタゴタがなければ、私が朝からキャベツ切ったりしていたんだろう。
まあ、だんなはそういうイベントが好きだから、楽しんでやっているのかもしれない。

子供たちには焼きそばとジュース、フランクフルトの無料券が渡されている。
いつもなら、家族で出かけて向こうで夕食を済ませてくるところ。
でも、今年はだんながいないので、そんな状況で娘を連れてでは、逃走された時に困る。
なので、無料券分の引換えに出かけた息子に、買出しをお願いしている。

さて、2年ぶりに子猫がやってきた。
やってきたというよりは、いつもの如く保護したというのが正解か。
すぐ近くの道路で悲痛な声をあげてよたよた歩いていたのを、シャワーを浴びに戻ってきただんなが保護したのだ。
16時を過ぎていたので、すぐにキャリーケースに放り込んで、行きつけの獣医さんへ。
1時間待ちで済むかなあと思っていたが、待ち客が二人だけだったので助かった。
私の後から、次々と犬を連れた人たちがやってきたので、本当にタイミングが良かったらしい。

子猫は生後20日くらいの雄猫で、離乳が済んでいないとのこと。
ダニだらけだったので、薬を全身にスプレーされた。
その他は今のところ特に問題はないそうで、ちょっと安心。
いつもの如く、診療費はただでいいと言われたが、ミルクと哺乳瓶で3千円+かかってしまった。

今まで子猫の保護は何度かしているが、離乳していないのは初めて。
粉ミルクなんて、息子の時以来である。
作り方は同じなものの、説明書をよく読まずに作ったら、それが一日の量であることが判明。
確かにこれは多すぎではと、作りながら思っていたのだけど。
排泄も自力でできないので、ティッシュで刺激してさせている。
しばらく、一日に数回のミルクに追われそうだわ…。

写真が件の子猫。薬をスプレーされたために、全身毛羽たっている。
それにしても、我が家は雌猫に縁がないなあ…。
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久々のドッポン…

2009-08-28 | 緑の花

写真はパイナップルリリー
パイナップルリリーは見た目からの名称で、ユーコミスというのが正式な名称のよう。
アフリカ原産のユリ科植物で、昨年フラワーセンターで初めて見た。
その時はもう、花期は終盤だったけれど、今回は見頃の時期に見ることができて満足。
本当に、遠目からだと細長いパイナップルみたいな容姿である。


朝はどんよりとした曇り空で、雨でも降るのかしら?なんて思える雲の多さだった。
でも、時間が経つにつれて雲が薄くなり、時折日の光が射し込んだり。
とはいえ、洗濯物を外に出す気にはならなかった。

今日も片付けをすべきかと思ったけれど、曇天なのを見逃す手はなしと、ちょっと遠出してきた。
最初はフラワーセンターかと思ったのだけど、フシグロセンノウのことを思い出して、市境の山中へ行くことに。
時期的に終わっている可能性もあったけれど、その時はその時さと、荷物をまとめて出発。
途中、国道49号線は随所で片側交互通行を行っていて、なかなかスムーズに進まず。
夏休みも終わって通行量が減れば、すぐに道路工事だもの。まいっちゃう。

途中から山手の方に進路を変えて、旧49号線方面に向かう。
と言っても、ほとんどの人はその山道が旧道なんて知らないんじゃないかな?
かく言う私も、朽ち果てた49号の看板が道端に残っていなければ、ここが旧道なんて知る由もなかったけれど…。

ところで、そこに行く途中に、いつも気になっている公園の看板がある。
通る度に目は行くものの、そちらにはなかなか進路が向かない。
それで、今日は好奇心も手伝って、そちらへハンドルを切った。
そこからがちょっと長かったけれど、行ったのは大正解。
見晴らしのいい緑一面の高原が広がっていたのだ。

ちょっとした遊具に、バーベキューができる竃があちこちにあったが、休みが終わった平日のせいか誰もいない。
吹き渡る風が心地よく、周辺の山々が一望できるロケーションに心が安まった。
ここで初めて、野生の吾亦紅や松虫草を見ることができ、それだけでも大満足。
娘もだだっ広い草原を駆け回っては歓声を上げていた。

そして、久々の体験がドッポン便所。
今は山の上だって簡易水洗になっている所が多いのに、ここは昔ながらの公衆便所。
虫の死骸はたくさん転がっているし、生きている羽虫も飛び交っており、娘は怖がって半泣き。
外に待たせておいて用を足したけれど、お尻を蚊に喰われやしないか、それだけ心配しながらであった。

息子も娘くらいの頃、トイレに行きたくなったのはいいけれど、あったのはこれで、個室に入るなり「怖い!!」と半泣きになったのを覚えている。
今の子供は水洗が当り前だから仕方ないかと思いつつ、情けないなあと感じたっけ。
ちなみに今は昼間なら大丈夫だろうとのことだ。

さてさて、本日の走行距離は実に96キロ、西の市境まで約50キロあるってことか。
ちょっと疲れたけれど、フシグロセンノウも見れたことだし、楽しい一日となった。
次はだんなに連れていってもらおう。
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片付け続行

2009-08-27 | 黄色の花
写真はオオハンゴウソウ(大反魂草)
北米原産のキク科の帰化植物。
セイタカアワダチソウ同様、繁殖力が旺盛で、現在は外来生物法により特定外来生物に指定されている。
これに指定されると、栽培は勿論のこと、販売や譲渡も禁止となるそうだ。
でも、それと知らずか種がネットのオークションで売買されているのを見たことがある。
実際、草原でも道端でもどこででも見られる植物であり、これによって在来種が絶滅してしまった例もあるという。
県内でもこれの除去作業に追われているニュースを、最近やっていた。
かなり厄介な植物になっているようだ。


今日も朝からお日様キラキラで、一日晴天のいい日和であった。
昨日の予報で言っていた程、湿度も上がらず、風もあったので過ごしやすかったかな。
でも、外での活動はやはり暑くてちときつい。

学校が始まって三日目にして、行きたくな~いが始まった息子。
ちょっと早すぎるんでないかね?とたしなめていたが、出がけにプールの道具を持ち出していたので、これが原因だと分かる。
休み中にプール教室に通ったのだから、多少はマシになったでしょ、なんて送り出した。
だって、プールの水は冷たいんだもの…と、分けの分からない言い訳をして出て行ったが…。
でもさ、ここんとこいい陽気が続いているから、温まってんじゃないかなあ?

今日も隠居の片付け続行。
片付いた部屋の掃除機をかけて、難関の和室へ。
ヒーターなどの空き箱をのかして、積み重なっている箱を順繰り開けていって呆然。
箱の中にそれよりも小さな空き箱が入っているのが何箱もあったから。
ネットオークションに出品していた頃だったので、発送用にストックしていたのだろうが、すっかり忘れていた。

それらを外におっ放り出して、小物が詰まっている箱を順繰り開けながら、バザー用などに分けていく。
ゴミにしかならないものも随分と出たけど、当時は必要としていたものだったんだなあ…なんて、懐かしくなったり。
息子が遊んでいたチマチマした玩具、これがいちばん処分に困っている。
壊れているわけでもないし、かと言って今の年齢で遊ぶものでもないし…。
そういうものもひとつの箱にまとめて、あとで息子に選別させることにした。

にしても、始めて30分もするとくしゃみが止まらなくなるのにはまいった。
埃のアレルギーである。
目に見えた埃はないものの、ミクロ単位のが積もりまくっているんだろう。
なので、1時間ほどで今日の分は切り上げ。
部屋を出てもくしゃみが止まらないので、汗もかいたしとシャワーを浴びて、ようやく人心地ついた。
あと、何日で畳が見えるようになるかなあ…。
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隠居の片付けを

2009-08-26 | 黄色の花
写真はマリーゴールド
フラワーセンターの花壇で撮影したもの。
夏の花壇にマリーゴールドはよく使われるけれど、こちらは花がポンポンの丸みを帯びて可愛らしい。
今年は我が家の花壇にこの花は植えられなかった。
昨年の苗が軒並みはずれだったことも関係しているのかも。
オレンジや黄色のこの花がないと、ちょっと寂しさを感じるなあ。


今日も朝からいい天気。
湿度も低めで過ごしやすくはあったけれど、日射しは強くて、外にいるとじりじりと焼かれる感じ。
明日からは秋の空気が抜けて、また湿度が高い夏の暑さに戻るとのこと。
まだ8月だもの、それは致し方ないか。

今日から授業開始となり、休み前に持帰った道具類を少しずつ学校へ持っていかねばならなくなった。
まあ、置いておくと娘がいたずらしてしまうし、邪魔でもあるから、さっさと持っていってもらいたいのが本音。
書道道具を担いでいったけれど、ピアニカが餌食になっているので、明日はそれを持っていってもらおう。

私はと言えば、今朝、薄暗い頃に、またまた猫の唸り合いで起こされてしまった。
でも、声の場所が部屋の前からかなり離れているようで、耳障りではあるものの、ガラス戸を開けてもどうにもならない状態。
諦めて、遠くにフーッシャーッという声を聞きながら、また眠りに落ちた。

そのせいもあってか、6時前には目が覚めたものの、昨日のようなすっきりさはなく、眠くてあくびがとまらない。
一通りの家事を済ませた後は、布団でごろんと横になってしまった。
まあ、だんなのようにそれで眠れるわけではないけれど、30分ほどゴロゴロしていたら、少しは体が楽になったかな。

午後からは隠居の片付けを。
最近までは娘が邪魔してなかなか片付けできなかったけれど、どうにか数時間くらいなら我慢してくれるようになったからね。
今日は西端の部屋に手をつけ、床が見えるまでにした。
あとは、和室に山積みになっている段ボール箱を開けて、いる物といらない物とに分けてしまえば、それだけでもすっきりするはず。
まだまだ、先は長いけれど、やらなければいつまでも物置状態なので、少しずつでもやっつけていこう。
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始業式

2009-08-25 | 黄色の花
写真はカンナ
先日、フラワーセンターに行ったが、花はちょうど端境期に入っているらしく、これといってめぼしい物はなかった。
花壇ではサルビアやニチニチソウなどの花が見頃だったけれど、それ以前に見頃だったものは大方、終わっており、枯れた花が目立った。
そんな中、花よりも葉っぱの方が目立つカンナを発見。
正式な名称は分からないけれど、この葉の色合いを「銅葉」と呼ぶことは分かった。
花色もオレンジと鮮やかだけど、花が終わったあとも葉っぱが楽しめるこの種類、なかなかすてきだと思う。


今朝は明け方に肌寒くて目が覚めた。
時計を見たらまだ5時にはなっておらず、足下に置いていた羽毛布団をかぶってまたウトウト…。
娘もいつもなら布団を蹴飛ばして、大の字になって眠っているのに、布団の中でおとなしく寝ていた。

次に目が覚めたのは6時5分前。
目覚ましが鳴るよりも先に目が覚めたのは、起きなければならないという自己暗示のせい?
起き出して朝食を作り、6時半前に息子を起こしに行ったが、案の定、「やだーー、起きない」と、布団の中で丸まってダダをこねる。

先にだんなが起き出したので、夕べは何時までやっていたのか聞いてみたら、23時半との返事。
それじゃ、起きられないわなあと納得。

昨日はのらりくらりと進めていた自由研究の清書が一向に終わらず、私は22時半まで、以降はだんなが付合っていた。
貼付ける写真をハガキサイズの用紙に4種ずつプリントしてもらったので、それをちまちまと切る作業を手伝っていた。

ノートの下書きを書き写すだけなのに、何で一日がかりになっているのか納得してなかったが、それを言っても始まらない。
それでも、日付が変わる前に終わったのだからマシだったのかなあ。

それでも、学校に行ってしまえば朝の嫌だ~もどこへやら、11時半には元気に帰ってきて、午後に遊ぶ約束を取り付けてきていた。
ま、こんなものだよなあと、朝はちょっと心配していたけれど一安心。

8時過ぎに起き出してきた娘は、あちこち部屋を覗きながら「にいちゃ、どこいった?」を連呼。
今日から学校が始まったのだよ、と言っても、3歳児の頭では理解できないらしく、思い出したように「どこ行った?」を繰返していた。

それにしても、息子がいないだけでこんなに静かなんて!
娘もうるさいと言えばうるさいけれど、二人が絡んだうるささに比べれば可愛いものだ。
これで、どうやら私の日常も多少は取り戻せそう。
ひとまず、休み中に撮り貯めていたデジカメ画像の整理から始めようっと。
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夏休み最終日

2009-08-24 | 白い花
写真はヤマハハコ(山母子)
この花も今回、初めて見たもので、コマクサが咲いている場所の周辺でたくさん見られた。
帰宅後に調べたら、山地や高原の日あたりのいい場所に生える、キク科のヤマハハコらしいと分かった。
テイオウカイザイクのように花びらはカサカサと乾燥しており、茎や葉の裏は白。
ハハコグサに似ていて山に生えるからヤマハハコらしいが、私には似ているようには思えない。
強いて言えば、ハハコグサも葉や茎が白っぽいことだろうか。


夏休み最終日はどんよりとした曇り空でスタート。
時折、雲が切れて日射しがのびるものの、すぐに曇ってしまう。
それでも、洗濯物を外に広げたのだが、14時過ぎに突然の雨。
慌てて取込んだが、その雨も30分ほどであがってしまい、その後はまた日射しが戻ってきた。
勿論、また外に干す気にはなれなかったけれど、落ち着かない天気だなあ。

明け方、部屋の前の庭で、猫の唸り声が始まって起こされた。
気持ちよく眠れている時に限って、こういう災難に出会う。
いつまでもやかましいので、重い体を引きずってガラス戸を開けたら、一匹は那智で、もう一匹は見知らぬ猫。
脱兎の如く逃げ去ったので、後ろ姿しか見れなかったのだが、白地に焦げ茶の丸いワンポイントがついていた。
またしても、知らない猫だ。
こっそり、台所に上がり込んでカリカリを食べていく茶虎猫にも頭を痛めていると言うのに、これ以上、新参猫は来てほしくないなあ。

息子は昨日の晩に読書感想文を清書し、今日は自由研究をまとめている。
下書きは終わっているので、提出用のスケッチブックにせっせと書き写しているのだが、それがまた進まない。
10分くらい書いては、30分遊んでって感じかな。
確かに娘の妨害は入っているけれど、集中力がないというのか、いかにさぼるか、そればっかり考えているような気がする。

まあ、できなくても、明日は学校に行かねばならないわけだから、勝手にしなさいである。
始業式が金曜だったら、忘れた~とごまかして、土日でやっつける手段もあるけど、残念ながら火曜だもの。
東京は31日まで休みでいいなあ、なんてぼやいているが、そんなこと言ってもどうしようもなかろう。

だんなは今日からシフトが変わって夜勤に戻った。
また、夜は一人で家事を全てしなければならず、勘が戻るまでしんどいかも。
娘をお風呂に入れてもらうだけでも、ちょっとした余裕ができるんだけど、それも当分お預けだわ。

そして、明日からは6時起きが復活。
休み中、この点に関しては楽をさせてもらっていただけに、体が慣れるまできついかな。
でも、日中の大騒動や、連日のように雷を落とすのも疲れてきているので、それに比べたら楽なものかもしれない。
娘はまた、兄ちゃんどこ行った?を繰返すようになるだろう。
一月以上、家にいた息子がいなくなるのだから、それも仕方ないかな?
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高速道脇にはタラノキが!

2009-08-23 | 桃色の花

写真はコマクサ(駒草)
この花は高山植物では筆頭にあげられるもののひとつではないだろうか。
高山の砂礫地に生え、別名「高山植物の女王」とも呼ばれている。
今夏、蔵王に行った際に、初めて巡り会うことができた。
自生地を守るためにか、ぐるりと柵が巡らされていたので、ほとんどが遠目からではあったけれど、それでも可憐な花に見入ってしまった。
最近は数がかなり減少しているとのこと。
自己欲のために盗掘する輩のせいだろうが、とるのは写真だけにしてほしいもの。
なくすのは簡単だけど、それを元に戻すのは難しいことなのだから…。


今日も朝からいい天気の東京。
夕べはエアコンを止めると蒸し暑くて目が覚め、また点けては寒くて目が覚めて停めての繰返し。
日付が変わった頃、暑くて目が覚めただんなは、窓を開けたようだ。
冷気が入るようになって、以降はエアコンなしでも眠れたが、ちょっと防犯上、危なかったかも。

朝日を浴びるガンダムを撮りたいとだんながのたまうので、8時前に宿を出発。
10分ほどで公園近くについたが、驚いたことにもう車が行列をこさえていた。
ナンバープレートを見れば、西日本方面の車の多いこと。
「富士山」なんて初めて見たよ。
知らない間に、ご当地ナンバーみたいなのが、随分と増えたんだなあ。

だんなだけ撮影のため降り、離れた交通量の少ない所で待っていた。
駐車場待ちの車を眺めながら、彼らはいったい何時に家を出たのかな、なんて想像したり。

だんなを回収後は、つくばへと向かった。
昨日、別行動をとらせてもらえなかったので、その埋合せに筑波実験植物園なる所に連れていってもらったのだ。
子供たちは宇宙センターへ行ったので、一人で園内を散策。

敷地内全てを回るには、2時間では短すぎだったけれど、兼ねてからみたいと思っていた植物を大量に見ることができ、頭の中はオーバーフロー。
もう、すっかりハイになっちゃって、暑さも加わって植物を見ながら目眩を起こしていた。

こちらで見たものは、写真の整理がつき次第、順繰り紹介していこうと思っている。
そうそう、昨日のキツネノカミソリの話で、狸だったら笑えるなんて書いたけれど、何と!タヌキノカミソリ(狸の剃刀)があったのである!
狐は橙色だけど、狸は桃色の花。
やはりヒガンバナ科で、葉っぱはなく茎の頂点に花を咲かせていた。

昼過ぎにだんなたちと合流後、昼食をとって帰途へついた。
高速道路ではムクゲやキョウチクトウ、アベリアなどの花が路肩で咲いていた。
そんな中、あちこちで見かけたのがタラノキ。
たらの芽は春先には必ず食べたくなる山菜のひとつだけど、そのタラノキが至る所で花を咲かせているのだ。
所によっては数十mに渡って、黄緑がかった花が連なっているのは壮観だった。

高速道路では、仮にタラノキだと気がついても、車を路肩に停めて採取するなんてことはまず不可能。
だから、誰に採られることもなく、見上げるばかりに大きく育っているのだろう。
ある意味、野草にとってはいい環境なのかもしれないな。
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東京におります

2009-08-22 | 橙色の花
写真はキツネノカミソリ(狐の剃刀)
8月頃から山野などで見かけるようになる、ヒガンバナ科の植物。
ヒガンバナ科とあって、花の頃には葉っぱは枯れて、オレンジ色の花だけが茎の先に数個、咲いている。
鱗茎には毒が含まれているので、誤って飲食すると嘔吐や腹痛、下痢などの症状が出るそうだ。
昨年、花見山にて初めて見たのだが、今年は近場の林道で咲いているのを見つけて驚いた。
こんな身近な場所で咲いているとは思ってもみなかったので。

葉っぱが剃刀に似ているので、山中では狐が使うのだろうという連想からか、この名がついたようだ。
これが狸だったら、ちょっと笑えたかもしれないけど、割と狸がつく植物って少ない。
狐の方が響きがいいからなのか?なんて思ったけれど、植物名だと狐や犬がつくものって、見劣りするものって意味合いがあるので、不名誉なことなのかも。


朝から雨が降ったりやんだりのあいにくの天気。
気温も低めで肌寒かった。

何故だか、今は東京は新木場の宿にいる。
全く予定がなかったのに、だんなに付合わされて上京してきたのだ。
だんなの目的は、台場の潮風公園に展示されている、実物大ガンダム。
先月だったか、展示が始まったというのは知っていたけれど、ずっとそこにあるものだと思っていた。
それが、8月いっぱいで解体されるとのことで、だんなは休み中に行きたいと言っていたのだ。

当初は息子と二人でなんて言っていたのに、気がついたら宿が予約され私と娘も行くことに。
確かに日帰りならきついから付合えんけど、一泊なら運転手で同行してもいいとは言った。
でも、時期的には絶対に宿はとれん、だったから出た言葉。
それが、運がいいのか悪いのか、キャンセルが出たからとれたぞときた。
こうなったら付合わざるを得ない。

8時に家を出て常磐道を南下、故障車渋滞の首都高をノロノロ進み、大渋滞のお台場近辺で駐車場を探し、どうにか車を停められたのがお昼。
それにしても、いったいどこから湧いて出てきたんだ??と聞きたくなるくらい、人、人、人!!
こんなに人を見たのは何年ぶりだろう…とぼやくほど、田舎暮らしに慣れた体にこの人混みはきつかった!!

ガンダムには特に興味がない私は、当初は別行動をとるつもりだったのに、だんながそれを許さず。
会場までは行ったけれど、娘も暑さで顔が真っ赤になってくるし、食べ物を提供してくれる店は出ているけれど、座って食べる場所はなし。
それで、早々に二人で駅まで戻り、すぐそばのショッピングセンター内のトイザらスでだんなと息子が来るのを待った。

合流後は日本科学未来舘へ。
「消えた生き物と謎と秘密」展をやっていたので、そちらを楽しんできた。
何点か古生物の模型が展示されていたが、3倍サイズのアノマロカリスがツボにはまった。
この時代の古生物は、ユニークな形をしているものが多いけれど、私はこれが大好き。
これがリアルに動き回っているのだから、見られただけで大満足。


しかし、娘は恐竜の模型に脅えてしまい、怖い、帰ると半泣き状態に。
その後はサメやワニの模型にも反応してしまい、ゆっくり見ることができなかった。


でも、改めて見ると、薄暗がりの中でのこれらは、確かに怖いわ…。

それにしても、東京は暑い。
それなのに、風があるから今日は涼しいねとの言葉が聞こえてきて、眩暈がした。
人間、楽な環境に身を置いてしまうと、これだけ堕落してしまうものなのね。
埼玉に今でも住んでいたら、この暑さも当たり前だと感じていたのかなあ??
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