キツネノカミソリ(狐の剃刀)である。
ヒガンバナ科の多年草。
春に伸びる細長い葉を狐が使うカミソリに見立ててこんな名が。
湿気のある路傍や林縁、雑木林内などに生育する。
彼岸花と同じで開花時期には葉がない。
が、彼岸花は開花後に葉が出るのに対し、こちらは早春に葉を伸ばし開花前に消える。
地下に彼岸花に似た鱗茎がある。
彼岸花の仲間なので、全草にアルカロイド成分を含む有毒植物だが、特に鱗茎に多く含む。
誤食すると痙攣や吐き気、下痢などを引き起こすので要注意。
画像はお隣の地区の農道沿いの山裾で撮影したもの。
いつもは、買い物に行く途中の斜面でまず花を見つけるのだが、今年はこちらが先だった。
割と林道沿いで咲いていて、オレンジ色なので車中からでもすぐに花に気づく。
花期は8〜9月。
昨日の予報だと、県内は昼から雨だったのだが、降っていたのは限られた地域内だけ。
只見は早朝は雲が多かったが、日中は晴れており、日差しがぎらぎらと眩しかった。
娘に雨が降ってる?とメールしてみたら、青空が広がって晴れてるよとのこと。
台風の影響は何処へ?
気温はどこも30度オーバーで、湿度も高くてぐったりであった。
8時半頃に只見を出発し、途中いつもほっつく道路沿いの散策を。
15分程度だったが、汗がダラダラ流れ落ちるほど。
ああ、今日は散策なんぞする天気じゃないと、エアコンの効いた車内に逃げ込んだ。
それなのに、駒止湿原に行こうと旦那。
いや、行かない、帰ると訴えているのに、山道をごとごとと進んでいく。
表側ではなく裏側の方からいつも入り込んでいて、今日は車は一台も停まってなかった。
抵抗しても無駄だったので、熊よけ鈴をリュックにつけて、湿原へと向かった。
まあ、予想通り、花はほとんど咲いておらずで、おそらくオグルマの黄色い花が目立った。
20分ほど崩壊しつつある木道を歩いて折り返した。
その後も林道を延々と走り、止まればアブが集団でたかりの繰り返し。
たまに、降りて林道を歩くが、スズメバチにたかられて危ないったらない。
私は熊じゃないんですよ〜
昼前に田島に抜け、下郷町のお蕎麦やさんで昼食。
甲子高原を抜け、高速を使って帰ってきた。
甲子高原、一つ目のトンネルを抜けたら強い雨が降っていて、二つ目を抜けたら小降りに。
三つ目を抜けたら晴れていたのだが、雨雲のかかり具合のせいだろうな。
高速道路の表示にも「〇〇〜●●間雨」というのが出てたし。
無事に帰り着いたが、とにかく疲れた。
暑さで頭痛も生じており、体がグラグラ揺れている。
今夜は早寝してゆっくり休みたいわ。
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