ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

7月もおしまい

2024-07-31 | 緑の花

シオデ(牛尾菜)である。
サルトリイバラ科の蔓性多年草。
アイヌ語の「シュウオンデ」が転訛してシオデになったという説が有力。

山地や林縁などに生育する。
「牛尾菜」の表記は、若い茎の先に巻きひげが集まった様子を牛の尾に例えたもの、とのこと。
でも、このような状態の巻きひげは見たことがない。

5月に掲載したタチシオデと同様、山アスパラガスと呼ばれ、新芽や若い茎は食用になる。
アスパラガスに似た風味があり、和え物や天ぷらなどで食べると美味。
私はタチシオデは食べたことがあるが、こちらはまだ。
大概、果実の頃に存在に気づくため、若芽などまず拝めない。

画像はダム湖上流の林道沿いで見つけたもの。
いつもは市営墓地に行く途中の林縁のをチェックしてるが、ここにもあったとは。
9日に行った時は雄株しか見つからなかったのだが、22日にいた時に雌株を発見。
割と近距離だったので、受粉はまちがいなく行われてるだろう。

雌雄異株で、4枚目までは雄株。
何れも花色は単黄緑色で花序は球形。
雄花は花被片が反り返り、遠目だと雄蕊の下部に卵状の子房がついているみたい。
雌花も花被片が反り返っているが、その上に子房があり、3裂した柱頭が乗っている。
花期は7〜8月。


今朝、目が覚めたら室内は薄暗かった。
時計を確認したら5時半で、珍しく曇ってるのかなと起き出した。
6時ごろに外に出たら雨がぱらついていた。
娘が家を出る頃には上がって、以降は陽射しも出たが、10時頃にはまた降り始めた。

この頃に家を出たのだが、街中は傘がないと濡れるほどの降りであった。
一雨あって、昼の街中の気温は一時26度ほどになったけど、その後は30度に。
湿度が高くて、昨日より気温は低かったけど蒸し暑かった。

飛蚊症が気になっていたので、眼下に出かけた。
が、残念ながら駐車場がいっぱいで診察には至らず。
病院の前に有料駐車場はあるのだが、どれくらい待たされるか分からない。
もともと診察を行なっていた眼科医が引退して、新しい医師が引き継いだ。
娘はコンタクトレンズの関係もあって診察を受けてるが、私はまだ。
カルテは引継がれてるようだから、ここで診察を受けるのがいいんだろうが、駐車場問題で足踏み。
新規開拓してもいいんだけどね。

本屋をはしごし、雨の中、帰ってきたが、先にも書いた通り浜は晴れていた。
ちょこっと隣の地区の農道を散策してきた。
草刈りをされてはいたけど、蔓植物がたくさん林縁の木々に絡まっていた。
センニンソウやオニドコロ、ヤマノイモ、エビヅルなど、もっさもさ。
蔓植物大好きな身としてはありがたい光景である。

帰宅後、またシャワーを浴びてから一休み。
留守中に、クリーニングに出していた布団が戻ってきたらしく、物置に置いてかれた。
敷布団1枚に掛け布団2枚。
私でも持ち上げられる重さではあったが、大きいので運び込むのが大変だった。

明日は中学生の体験入学なので、課外はお休み。
朝、ゆっくりできそうでありがたい。
このところ、夜も暑くて何度も目が覚める羽目に陥ってるから、眠気もひどいのだよね。
娘も毎日、疲弊してるので、体を休められるといいのだけど。
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クリーニング店へ行く

2024-07-30 | Weblog

ミツバウツギ(三葉空木)の果実である。
ミツバウツギ科の落葉低木。
3枚一組の三出複葉でウツギに似た花を咲かせるのでこんな名が。
花が似ているだけで、枝は空洞ではなく白い髄が詰まっている。

山地の日当たりのいい沢沿いなどに生育する。
花期は5〜6月だが、花は半開きや閉鎖花のものが多い。
飛来する昆虫を制限していると考えられているそうだ。
花の画像は5月下旬に山手の地区にある林道で撮影したもの。

これを認識したのは果実の方が先であった。
ハート型(デカパンなどと表現されたりも)の特徴ある形だったので、すぐにミツバウツギに行きあたった。
翌年、花の頃にそこにまた行って、半開きの花を見れた。
一度認識すると、よく足を運ぶ林道沿いにもあるのが分かり、見てるようで見てないのを自覚したなぁ。

若葉は食用になり、アクや苦味がないので和え物やおひたしなど、何にでも合うようだ。
見た感じ、コシアブラにも似ていて、天ぷらもいけそうだ。
果実は秋になると茶色く乾燥し、裂けてクリーム色の種子を落とす。
今年は採取したいものである。

今日も朝から青空が広がるいい天気に。
朝から室温が28度とか、本当にどうにかならんものだろうか。
日中は外気温が35度まで上がり、どうにからなんものかとぐったりである。

旦那が土曜に持ち込んだワイシャツ。
シミがついて落ちないというので見てみると、血液シミっぽい。
それ用の洗剤に漬け置きしてから洗濯機で洗ったが取れない。
これはもう本職に頼むしかなかろうと、クリーニングに出すことに。

いつも行く店は1週間はかかるので、1日で仕上げてくれる店に行ってみた。
初めての利用だったが、アプリでの会員登録が必要とのこと。
QRコードを読み取って、手順に従って必要事項を入力。
何度もエラーが出て、店の人も用紙に書いてこちらで入力する?みたいなことに。
お客が来たので、そちらの対応をしてもらっている間に再確認し、原因が判明。
どうにか登録することができてホッとした。
シミ抜きだとさすがに当日は無理とのことで、仕上がりは8月4日とのこと。
もう少し早くに仕上げてもらえるかとがっかりだったが、仕方ないか。

暑いので、家に帰ってもなあと本屋へ。
涼みながら立ち読みしたり。
ブックオフにも寄ったが、息子が探している本が数冊、見つかったので購入。
昼食をどうしようかと帰途についたが、いつも混んでいる丸亀うどんの駐車場に空きが。
昼時なのに珍しく空いていて、冷たいうどんを美味しくいただいてきた。

先日、郡山に行く途中でウバユリが咲いていたのを思い出した。
食後、帰る途中で、ウバユリが咲いている林道へと向かった。
ほぼその林道のピークの辺りに毎年、花が咲くのだが、今年は入り口に行く途中に花が。
車1台分しか道幅がないので、分岐まで進んで邪魔にならない場所に駐車。
そこから歩いて折り返して眺めてきた。

間近で花を見たのは数年ぶりで、真横に咲く白い花弁をめくってみたり。
他にも花が割と見られ、タマブキがそちこちで花穂を伸ばしていた。
これは来週辺りには咲き始めそうである。

林道入り口に行く道は草がぼうぼうで、倒れかかった草木で塞がれていた。
ここがこうだと、林道はここ以上に草木が生い茂っているのは間違いない。
目的のウバユリも見れたしと、林道には入らず折り返して家に帰った。

帰宅後、完全防備でブルーベリーを収穫に行き、畑の雑草も一部だが抜いた。
蚊取線香をぶら下げていても、蚊がやってくるのには参ったわ。
さすがに暑さで気分が悪くなってきたので、20分くらいで退散。
今日も浴室に飛び込んで冷水を頭から浴びた。

明日で7月もおしまい。
暑さで目を回しているうちに一ヶ月が過ぎ去ってしまった。
いつもは明日で課外も終了なんだけど、受験生は8月も継続である。
娘もうんざりしてるが私も同じ。
お互い頑張るしかないなぁ。
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炎天下を歩くものじゃない

2024-07-29 | 紫系(赤紫/青紫)の花

ハマナデシコ(浜撫子)である。
ナデシコ科の多年草。
海辺に生えるナデシコでこんな名が。
「ナデシコ」は花が小さく愛らしいことから、愛児に擬した「撫し子」から。

名前の通り、海岸や砂浜などに生育する。
花色から別名に「フジナデシコ(藤撫子)」がある。
下部は木質化し葉は厚いが、砂地などで育つためであろう。

画像は近くの防風林で撮影したもの。
これを最初に目にしたのは4年前で、場所は元海水浴場の砂浜だった。
以降、花とは巡り会えていなかったので、こんな近場でとちょっとびっくり。

とはいえ、これを見つけることになったのは、道路沿いに咲いていた白い花のおかげ。
買い物等からの帰り道、目に入っていた白い花の確認に行って見つけたのだ。
ハマナデシコには白花もあり、シロ(バナ)ハマナデシコ(白(花)浜撫子)と呼ばれる。

これを撮影したのは19日だったが、今日そこを通ったら花は終わってしまっていた。
花期は6〜11月と長期に渡るのだが、一つの個体が咲き続けるのは2週間くらいなのかしらね?

種を採取できたらプランターにでも撒いてみるといいかなあ。
防風林内とはいえ、カラカラの砂地でも成長するのだから、芽吹いてくれそうな気もするんだが。

朝から晴れたり曇ったり。
雨が降るか?と思えるような雲に覆われもしたが、結局降らずで夕方になった。
気温は34度まで上がり、もう海辺の気温じゃなかろうという暑さであった。

6時に起きた時点で室温が29度、9時半で30度を突破。
風があったけれど、室温を下げてくれる程のものでもなし。
朝の時点でエアコンを点けるべきか悩んだよ。
でも、娘が登校するのに気温のギャップが大きいのもなあ...で点けなかった。

昨日の洗濯物も込みで外に干し、延び延びにしていたGSの支払いを済ませに出かけた。
ついでに地区で集めている会費などを収めにも。
ノコノコと歩いて行ったのだが、正直、間違いだったね。
最初の会費を収めるお宅にたどり着いた時点で、暑さでくらくら。
もう1箇所のお宅に着いた時には、かなり意識が朦朧としていた。
支払いを済ませて領収書をもらったのに、ぼーっとしていてすぐに玄関を出なかったもの。
我に返って慌てて出たが、まずいなぁと苦笑。
持って行ったお茶を飲み飲み帰宅できた。

そのまま裏庭の草に目がいって、抜き方を始めたのも、正常に頭が働いていなかったからか。
気持ちが悪くなって我にかえり、家に入って居間のエアコンを点けた。
そのまま浴室に向かって、頭から冷水を浴びた。
その後、昼食で塩分もしっかりとったけど、頭痛が始まってしまった。
1時間程度しか歩いていないのだが、本当に軟弱者である。
にしても、こんな中、外作業をしている方々は大丈夫なのだろうかと考えたり。
朝や夕方以降にできる作業なら、その時間帯にすべきじゃないかとしみじみ思う。

畑の草むしりも考えていたが諦めた。
やはり暑さに負けてしまったなあと、草ぼうぼうの畑を通路越しに見てため息。
庭の方はちまちまと抜いてはいるけれど、炎天下だと5分程度でへばる。
お隣さんには申し訳ないが、この暑さでは手に負えない。

明日も予想最高気温が35度とか出てる。
こちらに越してきた頃は、30度を超えるなんて数えるくらいだったのになあ。
冬暖かくて夏涼しいと言われていたのも、昔の話になっちゃった感じだわ。


エアコンを点けると姿をくらます猫たちだけど、寝ていることもある。
でも、そこは日が当たる場所でもある。
エアコンの冷気と日光の暖かさ(暑さ)が、ちょうどいい塩梅なのかしらねえ?
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今日もかったるい

2024-07-28 | 紫系(赤紫/青紫)の花

コガネバナ(黄金花)である。
中国原産のシソ科の多年草。
根の内部が黄色であることからこんな名が。
こんな鮮やかな紫色の花なのに、根の内部の色が名前の由来とは。
アカネやムラサキも同じような名前の由来だが、着眼点が違うわ。

江戸時代、薬用として渡来。
生薬名は「黄芩(おうごん)」で、根皮を取り除いた根を利用する。
解熱、止瀉作用などがあるが、単独で用いられることはないそう。
各種漢方薬に配合されるそうだ。

画像は薬用植物園で撮影したもの。
見た目がタツナミソウっぽいが、これと同じ属。
鮮やかな色の花だからか、庭に植えられることもあるそうだ。
花期は7〜8月。

一日くもりの予報だったけれど、晴れている時間の方が長かったかな。
たまに雲に覆われるため、洗濯物を外に干す勇気はなかったが、出しても良かった。
気温は33度まで上がり、夜間の雨上がりのせいもあって湿度が高く蒸し暑かった。

朝から体調が今ひとつだったが、7時前に起き出した。
廊下に出たら、台所から猫の唸り合う声。
慌てて扉を開けたら、コゲ太が逃げ出して行った。

うちの猫たちのコゲ太の扱いが日によって違うので、どうしたものかと思ったりする。
食べにきてもほっていることもあるし、傍観していることもある。
一方で、入り込んだ気配で台所にすっ飛んで行って、追い返すこともある。
クロなど、居間の出窓から監視してて、コゲ太を確認すると、猫扉の前に行って威嚇の声をあげてるものね。
コゲ太の存在に慣れてきたのかと考えてたが、そううまくはいかないみたい。
まあ、白玉以外、コゲ太に怪我を負わされてるので、妥協してるわけじゃないんだろうけど。


旦那と娘は昨夜21時前に帰宅。
蔵王を越えてきたとの話だったが、霧がひどかったとのこと。
霧というより雲の中だったんだろうが、路肩に落ちた車もいたそうで、濃霧だったのだろう。

オープンキャンパスは楽しんでこれたみたい。
息子は午後から、学部の展示の説明などをしていたみたいで、疲れたとこぼしてたが。
以前からよく話題に上がるOさんを生で見てこれたと旦那。
論文を読むのが趣味という火山女子だが、高校の頃から大学の教授とやりとりがあったという。
博士課程に進学が決まっているそうで、そのうち教授になるのかもしれんなあ。

明日から娘の課外がまた始まるので、平常生活に戻る。
明日以降は晴れて気温もえらい上がる予報になってるが、梅雨明けになるのかしらね。
畑の雑草が目も当てられない状況になってるが、この高温多湿の中の草むしりは危険でしかない。
どうしたものかと頭が痛い。
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娘はオープンキャンパスへ

2024-07-27 | 緑の花

エビヅル(蝦蔓)である。
ブドウ科の落葉蔓性木本。
「エビ」はブドウ全般の古名であり、果実が「エビ色」の色素として利用されていたことからこんな名が。
また、若い葉の裏側は白色~淡紅褐色の毛が密生し、これが海老の色に似るという説もある。

名前の由来を考えると、ヤマブドウやサンカクヅルなども「エビヅル」と言えるような。
科が違えば他にも該当しそうな植物もありそう(アオツヅラフジとか)。
エビヅルの果実ほど発色が良くないのかな?
赤紫色の色素を「エビ色」といって、媒染しなくても着色が良いとのことなので。
また、若葉の裏の色に関しても、ヤマブドウなどは同様のようだ。

山野や丘陵、河原や海辺の林縁などに生育する。
雌雄異株で1〜3枚目の画像は雄花だと思われる。
花弁は開花と同時に落ちるようで、この辺は同じブドウ科の植物と同じか。

画像は海岸近くの道沿いで撮影したもの。
何箇所かで繁茂しており、絡むものがない場所では地面に広がっていた。
4、5枚目の画像のように果実がなっているものもあったので、熟した頃に採取したい。
ちなみに食用にもなるそうだが、利尿薬としても利用されるそう。
花期は6〜8月。

朝のうちは雲が多かったが、午前中は晴れていた。
予報では曇りのち雨で、晴れの予報ではなかったのだが。
昼頃から雲が広がってきて、14時頃には薄暗くなり雷が鳴り始めた。
その後は雷雨となり、上がって明るくなったなと思った後にもまた雷雨。
気温は31度まで上がったけれど、雨が降っても気温が下がらないのは何故??
蒸し暑さが続いてうんざりである。

娘はオープンキャンパスで旦那と山形へ。
5時に出るとのことだったので、私も4時半起きであった。
息子に渡す荷物と、世話になっている教授へのお土産を持たせ、予定通り5時に出て行った。
教授は私らが在学中、助手だった人で、息子のゼミの担当教官でもある。
もう一人、私の同級生も出世?して教授をしており、彼にもお土産を頼んだ。

ラジオを点けたらオリンピックの入場中継をやっていた。
二人が出かけた後、ソファに横になってテレビでそれを眺めていたが、雨だったんだねえ。
途中からだったし、最後まで見なかったが、ご苦労様である。

その後、うとうとと眠ってしまい、気がついたら8時半。
朝食をとって、娘にメールしたら、8時には息子のアパートに着いたとのこと。
順調に進めたようでよかったね。

私は昨日の今日のせいか、昨夜も雷雨で寝不足な上に早くに起きたせいか体調最悪。
頭は重いしかったるいしで、一日グダグダであった。
洗濯物は外に干したものの、陽射しがあったのに乾きは悪く、昼を過ぎてから取り込んだ。
そのあとで薄暗くなってきたので、タイミングは良かったのかもしれない。
結局、その後も体が重くてソファで眠ってしまったわ。
気がついたら17時半を過ぎていて、娘から16時半に出発したとメールが入っていた。

そうそう、準決勝は残念ながら敗北。
1回目から点を取られていたが、何となく先発ピッチャーの選択を誤った気がする。
後半で食らいついたものの、最終回でも点を取られて5点差で負けてしまった。
二試合とも県立高vs私立校だったが、双方とも私立校が勝利した。
決勝は明日、今日と同じく福島市の県営球場である。
暑い中、大変だろうが、最後まで頑張れーである。


雷が鳴り始めて、外からすっ飛んで帰ってきた麦。
台所を通り過ぎ、廊下を駆け抜け、階段下に避難。
昨日の夜もそうだったが、以前は雷、平気だったんじゃない?
雷鳴にビビってオロオロしていたクロは、最近は割と平気で、今日も出窓で寝たまんまだった。

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郡山までドライブ

2024-07-26 | 青の花

ボリジである。
地中海沿岸原産のムラサキ科の一年草。
和名は「ルリジサ/ルリヂシャ(瑠璃萵苣)」。
萵苣のような大きな葉に、花色が青いことからついた。
当初「ルリジサ」って何だ?と首を傾げていたが、萵苣はジサとも読むんだそうで。

西洋では勇気を生み出すハーブとされ、戦士が出陣前にワインに花を浮かべて飲んだという。
実際、気分を高揚させる効能があるみたいだ。
とはいえ、最近、肝毒性を有するピロリジジンアルカロイドを有することが判明。
食べるのは控えた方がいいとの話もある。

画像は薬用植物園で撮影したもの。
私も何度か花壇で栽培を試みたものの、どうにもうまくいかずがっかりしている。
零れ種でも良く増えるとの記載もあるが、全く芽生える気配がない。
土との相性が悪いのか、何度植えても育たない植物の一つである。
花期は4〜7月。

今日は雲が多い一日であった。
気温は32度まで上がり、蒸し暑かったわ。

平田村の道の駅に用事があったので、9時半を過ぎてから出かけた。
中央インターまでは流れが悪かったけれど、それ以降はスイスイ。
途中、草刈り作業をしているのを目にしたが、道路沿いの斜面にはヤマユリやウバユリが。
シシウドもそちこちで伸びており、これらは全て刈っとばされてしまう運命なのかとがっくり。
帰りもそこを通ったけれど、今日は一部区間のみで折り返していたみたい(行きは上り、帰りは下り車線)。
何れにしても、そこでおしまいとはならないはずなので、早いうちに撮影に行かねば。

道の駅の売店、品物の位置を変えてしまったようで、目的の物がなくて狼狽えた。
そこの目玉商品(村の特産物)だから、なくなるわけがない。
そしたら、入口から入ってすぐの所にあったわ。
以前は奥の棚に並んでいたけど、前面に押し出したのだね。

目的の商品も変え、野菜も2種類購入。
10時半と時間も早く、久々、郡山まで足を運んだ。
ひとりで市外に出たのは2ヶ月半ぶりか。
しばくらぶりに立ち寄った古書店で、探していた本が何冊か見つかってラッキーであった。
いつも混雑している蕎麦屋さんにも、初めて入れたわ。
筍の天ぷらが美味であった。

帰宅したのは17時前。
行きはよいよい帰りは怖いで、帰途は疲れもあってかなりしんどかった。
やはりまだ体調も体力も万全ではないな。
今夜は湯船に浸かって、早めに休むことにしよう。
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雷雨にはなったものの...

2024-07-25 | 白い花

パイナップルリリーである。
アフリカ南部原産のキジカクシ科の多年草。
パイナップルリリーは英名で、ユーコミスが正しいみたい。
見た目がパイナップルに似ているので、そのような名前がついたのだろう。

画像は我が家の花壇で咲いているもの。
毎年、花を咲かせてはくれるのだが、何故か直立せずに横向きに育ってくれる。
蕾をつける前から茎が直立してくれないのは何故なのか。
育て人に似て、起きてるなんてかったるぅ、などとだらけてるのだろうか??

ユーコミス属は10種類ほどあるそうで、花色も白のほかピンクや紫などあるそう。
花穂だけで30cm以上もある大型のは見応えがある。
うちの場合は、まず直立させることから考えねば。
来年は支柱を立ててみるか。
花期は7〜8月。

朝のうちは晴れてはいたけれど、10時頃から雲が広がってきた。
ちょうど、用事で街中に出ていたのだけど、移動中に雷雨に。
強い雨で、雨宿りをしている人が結構いた。
30分くらいで上がったあとは曇ったり晴れたりであった。

ところが、この雨、うちの辺りじゃ降ってはいなかったみたい。
海岸沿いの道を南下中、途中までは路肩に水たまりができてたが、近くでは皆無。
家について庭先など見てみたが、地面は全く濡れてないし、物干し竿に水滴の一つもありゃしない。
家のある地区より北、そして街中の方の西側ではしっかり降ってたのにねえ。

その後、14時を過ぎてから、雷が鳴り始めて一雨きたけど、あっさりやんじゃった。
もう少し気合を入れて降ってくれていいのに。
一応、鉢への水遣りはしなくて大丈夫かな、程度には降ったけどね。

気温は街中で32度だったが、雨が止んだ後は27度まで下がった。
やはり雨の力はすごいと思ったけど、30分くらいで30度に戻っちゃった。
おかげで湿気がひどくて、かえってしんどくなったわ。

土曜に大学時代の知人に旦那が会うので、お土産を何か買っておいてと頼まれた。
それで、出かけたわけだけど、これというのがない。
海産物など生ものは、この暑さではクーラーボックスに入れたとしても鮮度の保証がない。
その人の自宅に行くわけではないから、持ち帰るまでのことも考えたら、生ものは却下だ。
菓子類もチョコレートなどの蕩ける物はダメだろう。
せんべいとか傷みにくいものが無難か。

2箇所ほど、地元の食品を扱っている所に行ったけど、これはという物がない。
地元のおすすめとなると、海産物や要冷蔵の菓子なので、この季節は悩んでしまう。
常温可(開封後は冷蔵だが)のご飯のお供になるのとか、いいかな?

暑い中、動いていたせいか、帰宅後は頭痛が始まってダウン。
居間のエアコンを点けてソファで横になっていった。
娘は課外で登校しているが、移動中はともかく、着いてしまえばエアコンが入っていて涼しい。
課外が終わった後、すぐに帰らずに学校で課題を進めると言ってたが、正解だと思う。
そうなると、一人だからとエアコンを点けない私だが、体調が悪ければそうも言ってられない。
あ〜、今月の電気量の請求が怖い...。


この暑い中、エアコンを点ければ姿をくらます猫たちである。
どん兵衛は仏間の息子の布団の上。

白玉は縁側の箱の中。
クロは居間の隅に置いている箱の中にいた。
中に爪研ぎが入っている(上に乗っているのは猫ちぐら)。
そして、麦さんは外である。
隠居のカゴにいたり、こうやって通路脇の岩の上にいたり。
絶対に体にいいことないので、家で過ごしてほしい。
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朝から頭痛で寝込む

2024-07-24 | 紫系(赤紫/青紫)の花

ラベンダーである。
地中海沿岸原産のシソ科の常緑小低木。
幾つかの系統があり、開花の時期はそれによって異なるが、多くが初夏。

画像は薬用植物園で撮影したもの。
一般的なイングリッシュラベンダーなのかな?
冷涼で乾燥した気候を好み、高温多湿が苦手。

震災後、療養のために北海道に夏休みに行った際、富良野のラベンダー畑に立ち寄った。
が、その年は雨が多く、多くが枯れてしまって植え付けが二度目。
そのため、行った頃はまだ咲き揃っておらず、一面薄紫色の風景は見れなかったっけ。
北海道は梅雨がないといわれてきたが、最近はそうでもないようで、栽培も大変そう。

ラベンダーの精油には抗不安、鎮静、鎮痛などの様々な臨床効果の他に、抗酸化、抗菌、抗炎症などの作用がある。
ラベンダーティーは頭痛や消化不良、疲労などに効能があるそう。
また、蒸気を吸引することで頭痛や不眠に効能があるとのこと。
何やら、現在の私の体調の改善の助けになりそうだが、香りがあまり好きでないのだよね。
花期は6〜7月。


朝のうちは晴れていたけれど、日中は概ねくもり。
午後は雨になる予報だったけれど、薄暗くはなってきても降る気配はない。
気温は34度まで上がり、今日も蒸し暑かった。

目覚めた頃から頭痛がひどく、偏頭痛っぽかったので、トイレに起きた後、薬を服用。
その後、また布団で横になっていた。
7時頃に起き出したが、頭痛は治る気配なし。
偏頭痛の薬を飲んでから1時間半くらいしか経っていなかったので我慢する。

ひとまず、朝食をとり、洗濯を済ませて外に干した。
9時の時点で室温が30度になったので、居間のエアコンを点けた。
蒸し暑い中、娘はソファで熟睡してたなあ。
扇風機の風に当たっているとはいえ、この蒸し暑さの中で眠れるのがすごい。

3時間ほど経過したので、普通の鎮痛剤を服用。
眠気もひどかったから、その後はソファで私も横になっていた。
昨日、暑い中、午後ずっと動き回っていたのが悪かったのかしら。
その程度でぐったりしていたら、この夏を乗り切れんわ。

娘は昼近くまで眠り続けていた。
冷えたスイカを口に突っ込んでやったら、それで覚醒したみたいだ。
その後、昼食をとり、テレビで野球観戦。
やはり福島市の球場で、12時開始の第二試合。
でも、第一試合がちょっと長引いたので、12時半からとなった。

応援席には吹奏楽部やチアリーディング部、応援団が並び、父兄や生徒もわんさか。
450名くらい行ってたみたい。
たまに観覧席が映るが、クラスの子がいる、などと娘が見入っていた。
結果は1点差で逃げ切り勝利。
土曜の準決勝に進出となった。
この日も応援部隊が駆けつけることとなるが、暑い中ご苦労様である。
涼しい場所からのテレビ観戦で申し訳ない。

頭痛は午後になって落ち着いたものの、そのまま休んでいた。
動き回ってまたぶり返す可能性もあるし。
畑の雑草がエライコッチャになってるが、もう諦めたわ。
お隣さんがきっと渋い顔をしているに違いない。


コロナ感染した旦那は、昨日になってようやく平熱に。
医者からも24日までは家で過ごしてねと言われてたそうだが、悪化もせず落ち着いて良かった。
明日は仕事に復帰となるのだろう。
私も子供たちも症状は全く出なかったから、感染元は高校ではなかったんじゃないのかね?

明日は課外がまた始まるので、娘は通常登校。
一人だとエアコンを点けるのを躊躇うが、それで寝込んでいては本末転倒だな。
どこか涼しい公共施設で過ごせるのなら、それに越したことはない。
どうせ、家にいても居間以外は30度越えなので、片付け作業も進まないし。
あ〜、本当にこんだけ暑くなるなら、夕立の一つもきてほしいものだわ。
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三者面談にお通夜に

2024-07-23 | 白い花

タケニグサ(竹似草)である。
ケシ科の多年草。
直立した中空の太い茎が竹に似ていることからこんな名が。

山地や草原、荒地などに生育する。
大きいものだと2mにも達し、茎は太くしっかりしているので木本っぽい。

葉茎は傷つけると橙黄色の乳液状のものが出る。
生薬名は「博落廻(はくらくかい)」といい、この乳液を用いるが、殺菌作用が強い。
皮膚病やタムシなどに、この汁を患部に直接塗って利用するそう。。
とはいえ、有毒植物ではあるので、口にするのは危険である。

花には花弁はなく、萼片も開花と同時に落ちてしまう。
多数の雄蕊とそれに包まれるように雌蕊が1個の構成となる。
縮れ気味の雄蕊は、見た目が線香花火みたいだ。

白い蕾は2枚の萼に包まれている。
既に果実もついていたが、まだ熟しきってはいない。
2cmほどの平べったい葉っぱ状の果実の中には、2mmほどの種子が数個入っている。
種子にはエライオソームがついているので、蟻が運んでいくのだろう。
花期は7〜8月。

昨日の朝に比べると雲は多かったものの、晴れて朝から暑かった。
9時半の段階で室温は30度だったものねえ。
日中は35度まで上がり、今日も一日きつかった。

野球の試合は今日ではなく、一日おいて明日だよと娘。
応援に行くので(一般生徒は希望者のみだが)、明日の課外は休みになったそうだ。
何れにしても、明日も変わりない暑さであり、開催地は福島市だ。
屋根のない応援席で、日差しを浴びながらの応援はきつそう。
ちなみに、娘は最初から行く気はなく、調書には行かないに丸をつけたみたいだ。

ひとりで家にいると、何となくエアコンを点けるのを躊躇う。
結局、家を出るまで点けずに過ごしてしまったわ。
昼過ぎは室温が32度にもなっていたので、汗だくだったけどね。
昼食をとって、13時半を過ぎてから家を出た。
三者面談は15時からだったので、それまでブックオフで時間潰しをしていた。

10分前に学校に行き、娘と教室まで行ったら、娘の前の順番の親子がいた。
まだ、前の親子が終わっていないんだとか。
廊下は勿論エアコンなどない上に、窓は締め切っているから蒸し暑い。
程なく先の親子が出てきて、前の親子が入っていったが、これから30分待ち??
いやもう勘弁してくれ。

20分くらいで順番が来たので良かったけど、それでもきつかったなあ。
志望校と模試の結果などの話を聞き、今後の方針などもあれこれと。
頑張るのは娘なので、私はできる範囲でフォローするだけである。
資料を色々ともらって終了。
家に着いたのは16時を大幅に過ぎていた。

そこから、お通夜に行く準備をして、40分にまた家を出た。
旦那の従兄弟の父親の兄が亡くなったと、従兄弟から連絡があったのだ。
父親ならともかく、その兄となったらもう完全に他人だ。
でも、義母が亡くなった際に結構な金額を包んでいたので、それのお返しをせねばならない。

もう面識も一切ないのに、この「お返し」で香典を置きに行くの、どうにかならんものか。
従兄弟も連絡をよこさなければ、知らずに終わったんだけどね。
義母か義父の葬儀の際、香典をもらっているかもしれないから、という言葉に苦笑した。
ま、同額返して、これでもうおしまいだけどさ。

これだけ気温が上がっても、夕立の一つもないのがねえ。
西の山の方では、黒雲が沸き立ってるんだけど、それが流れてきて一雨あるといいのに。
明日は午後から曇りの予報だがどうなるかな。
ひとまず、学校は休みだから家でのんびりしたいわ。

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梅しそ味なのにワサビ風味

2024-07-22 | 橙色の花

オニユリ(鬼百合)である。
ユリ科の多年草。
斑点のある鮮やかなオレンジ色の花を赤鬼の顔に見立ててこんな名が。

古い時代に鱗茎を食用とするために中国から渡来したとされる。
が、これの原種は日本の対馬とその周辺域という研究結果が出てきているようだ。
現地には様々な変異種があり、花色が黄色だったり、花に斑点がなかったりするものも見られるそうで。

本種はムカゴをつけるが、日本のユリでこれをつけるのはオニユリだけ。
これに似たコオニユリはムカゴをつけないので、それで区別することができる。
オニユリはムカゴから3年くらいで成長、開花できるが、コオニユリは6〜8年ほどかかるとのこと。
ちなみに、オニユリは三倍体なので種子を作ることができず、ムカゴと木子(小さな球根)で増える。

山では白いヤマユリが、我が家ではオレンジ色のオニユリが咲く季節となった。
6月下旬には蕾をつけた株がそちこちに伸びていたが、今月中旬あたりから開花。
ムカゴのおかげか、数が毎年のように増えている。
全てのムカゴが成長したらとんでもない数になるのだろうが、淘汰されるのか程々。

以前は通路の東側、畑のある区画で咲いていたが、最近はジャングル地帯にも。
義父がムカゴをばら撒いたのかもしれない。
これも一年毎に花数が増えるのかは不明だが、畑のは20輪以上の花と蕾をつけているものも。

生薬名は「百合(びゃくごう)」で鱗茎が用いられる。
昨日、掲載したヤマユリと名称が同じなのだが、区別できてるのかなあ?
鎮咳・去痰の他、精神安定作用があり、咳や喉の渇き、熱病による精神不安や不眠などに効能がある。
これも百合根として食用になるようだが、苦味があるらしい。
アゲハの仲間がよく飛来しており、上の画像のはナミアゲハ。
カラスアゲハもよく見かける。
花期は7〜8月。

今日も朝から晴天で、お日様ギラギラの一日であった。
9時の段階で室温が30度で、外に出ると暑さでクラッとするほど。
日中は34度まで上がり、外での活動は赤信号だろうという暑さであった。

娘は学校だったので、一人でエアコンを点けて家にいるのもなあ...な状況。
室温が朝からそんなだったので、エアコンを点けたが最後、居間から動けなくなる。
ひとまず、積立の集金が来るのを待ち、それを済ませてから出かけることに。

GSで給油後、確認したいことがあったのでダム湖方面へ。
そこに行く前、線路沿いの道をうろついたのだが、照り返しでくらくら。
でも、今年もどうやらキカラスウリは健在のようだった。
ただ、開花の時間帯に来れないのだけがね。
毎年、果実のなる頃にも来ているのだけど、見つかった試しがない。

その後、ダム湖の方へと移動し、いつもの林道の散策。
山の上の方で、木が倒れるような音が2度ほどしてビクビク。
倒木が多い場所なので、上から落ちてきたら怪我で済まないかもしれないからねえ。
水分を取りながら動いてはいたものの、頭痛が始まったので帰ることに。
帰宅後、昼食をとり休んでいたが、頭痛がひどくなってきたので、久しぶりに鎮痛剤のお世話になった。


塩分をとるのに柿の種を持っていっていた。
最近はいろんな味のが発売されていて目移りするが、無難なところで梅しそ味を購入。
ところが、何故かワサビの味がする。
辛さはないが、香りが間違いなくワサビで、首を傾げてしまう。
辛いの苦手で、ワサビも受け付けないから強く感じるのかな?
娘はそんな味はしないと言ってたし...。

今日もそんな調子で、帰ってから成分表示を見てみたけど、勿論ワサビ成分など入っていない。
でも、但し書きを何気に読んでたら、
「製品に使用している香辛料抽出物由来でワサビの風味を感じる場合があります」
との記載があったよ。
私の味覚は間違いなかったようだわ。
残りは旦那と娘に食べてもらうことにして、もうこれは買わないようにしよう。


娘の通学している高校の野球部、今日の試合も快勝したようだ。
開催場所が福島市の球場だったが、何で県内でも気温が高くなる場所でやるかな。
県庁所在地でやらねばならないという、暗黙の了解でもあるんだろうか?
明日は準々決勝となるが、当然のことながら猛暑の予報である。
連続の試合はきつそうだなあ。
無理のないよう頑張れーとしか言いようがない。
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