フシグロ(節黒)である。
ナデシコ科の越年草。
茎の節が暗紫色を帯びることからこんな名が。
とのことなのだが、撮影したフシグロは、どれも緑色だったのだな。
丘陵地の草地や山野、河原などに生育する。
サイトで検索をかけると、花色がピンクのものが出てくる。
ここのは白花がほとんどだったが、ピンクのも数本あったにはあった。
今年もこれと出会えた。
昨年は蕾の頃に草刈りに巻き込まれてしまったが、別の場所で見つけてフシグロと分かったが。
今年も草刈りされていたけれど、逃れたのが種をたくさん落としてくれたのか、たくさん咲いていてホッとしたよ。
多年草は根が残れば来年も発芽可能だけれど、一年草や越年草はそうはいかない。
せめて種子を落とすまでは放っておいてほしいものだが、草刈りしている人たちにそういう知識はない。
まあ、あったとしても広大な草地を限られた時間で刈らねばならないから、そういった余裕もないのだろう。
今年は種子を採取できたので、花壇などにばらまくつもりである。
花期は6〜9月。
今日もほぼ快晴の一日であった。
気温は26度まで上がったが、日差しが強くて暑かったわ。
娘が昨日、バスのパスを買いそびれて帰ってきた。
今、登校にはバスを利用しているが、定期券は使っていない。
バス料金が往復で千円以上かかるなんてこともザラな田舎。
そのせいか、バス会社が通学用にスチューデントパスなるものを発行してくれている。
一ヶ月1万4千円で、どの路線も乗降り自由という代物。
息子の頃にはなかったので、最近になってできたのだろうなあ。
で、このパスの利用期間は、それぞれの月の1日から月の最後の30日(31日)まで。
月の半ばで買っても条件も金額も一緒という点が、定期券と異なる。
10月のパスは一週間前の24日から買えたのだが、29日にすると買ってなかった。
期限は今日までとなり、部活で遅くなるため、今日も買うのが難しくなってしまった。
そんなわけで、朝は駅まで送って行った。
その足で私は水石山へと向かった。
国道49号線は混雑するだろうからと、県道を使ったのだが、こちらも混んでたわ。
考えてみれば、こちらの県道からも工業団地へと抜けられるので、交通量が多くなるのは当り前だー。
ちなみに、49号線が混雑するのも、同じ工業団地への通勤客が多いためである。
水石山は到着時点では車は一台もおらず静かなものだった。
が、前回来た後に更なる草刈りを行ったらしく、遊歩道沿いの草が見事になくなっていた。
そのくせ、セイタカアワダチソウやアメリカセンダングサが残っているのは何故だ!?
それでも、目当てのウメバチソウがたくさん咲いていたので良かったよ。
センブリもそろそろのはずなんだが、一株しか見つけられなかった。
そして、草地の斜面を歩いていたら、遠くから草刈り期のモーター音が...。
まだ刈るのか、これ以上、何を刈るのだ?と、吠えたくなるのを我慢したよ。
その後、山手の地区に移動。
途中、直売所で野菜を見ていたら、消防車が通り過ぎて行った。
レジのおばちゃんが、パトカーも行ったよね、なんて話をしている。
買い物を済ませて進んで行ったら、前方に消防車やパトカー、レッカー車などが並んでいるのが見えた。
それらの間に、軽自動車が一台、横転して大破していたよ。
緩やかな上り坂の見通しのいい直線道路なのだが、何をしでかしたのか。
集落に入って間もなく、猫にカリカリを出してこなかったことを思い出した。
いつもは、私が台所に行くと「ごは〜ん」と誰かしら来るので出してやるのだが、今朝はいなかったのだ。
出がけにいつもは出していくのに、ばたばたしていてすっかり忘れていた。
仏間に置いてある、ストック分のカリカリの袋が襲われているかもしれない...。
ああ、これはまずい、まずいと、散策はちょっとだけにして早急に帰路に着いた。
件の軽自動車は起こされていたが、窓は皆、割れてしまっていたよ。
昼前に家に帰り着き、勝手口を開けて中を覗き見たら、猫皿は空っぽ。
わたわたと仏間に行ったが、良かった、襲われていなかった...。
袋を破いて食べられるので、後始末が大変なんだよね。
カリカリを出してたら、猫たちが集まってきた。
まあ、クロ以外は自給自足できる猫たちなので、どうにかしてたんだろうけど...。
あ〜、こんなミスを犯していなければ、夕方まで山道をほっついてたんだけどな(笑)
そんなこんなで、今日で9月も終わりだよ。
今年も残すところ、あと三ヶ月かあ。
まだまだ日中は暑いけれど、日の出は遅くなり日の入りは早くなりで、季節は進んでいるのだけは確か。
夜は羽毛布団で寝てるしね。
只見線も明日が全線開通日。
「鉄」なら乗りに行くべきなんだろうけど、イベントなどあって混雑してそうだからパス。
そのうち、時間をとってまた乗りに行きたいわ。