ぽんぽこ山ふくろう亭

日々の出来事+時々猫

天気悪し

2012-03-31 17:07:01 | 黄色の花
写真はダンコウバイ(檀香梅)
日本や中国、朝鮮原産のクスノキ科の落葉低木。
毎年ついつい花期を逃してしまい、早かったり遅かったりで花を見ることができずにいた植物。
今年はようやくまともに花を見ることができて嬉しい。
「梅」とついていてもクスノキ科。
「檀香」はビャクダンの漢名で、木に香りがある点は共通。
雌雄異株で、この木は雌らしい。

秋の紅葉も美しいそうだ。


朝からどんより曇り空。
午前中は薄日も射し込んではいたものの、昼前からは雨がぽつぽつ。
一時、室内でも雨音が聞こえるほど降ったりもしたけれど、あとは傘がいらない程度の降り。
気温は昨日よりは下がったけれど、寒いと言うほどではなかった。
ただ、風が強くてたまに突風になるのが大変だった。
今は雨も風も治まっているけど、これからまた風雨が強くなるのかしら?

昨日は11時前に自宅を出発、磐越道~東北道を経由しての帰省となった。
あちこちで一車線規制を行っており、その都度、車の流れが滞ってはいたけれど、完全に止まるまでには至らず。
でも、マイペースで走るのではなく、やはり周囲に走らせられていた感じだった。
かなり疲労しつつ実家にたどり着いたせいか、夕べはぐっすり休んでしまった。

今日は昼前に弟の所の子供が3人でやってきて、父がうちの子供も一緒に、ラーメンを食べに連れ出してれた。
でも、普通車に小学生4人と幼稚園1人の5人+父親は、定員オーバーじゃなかったのかなあ?

午後からは入学祝いをいただいた叔母宅2件、お礼がてらハシゴ。
会うたびに年をとったなあとこちらは感じ、向こうは子供たちが大きくなったなあと感じることに。
息子はどんどん寡黙になり、娘はおしゃべりになって対照的だ。

明日は午前中、駅前まで出かける予定。
午後からはまた弟の子供たちがくるらしい。
5人も集まると部屋が狭くなってかなわない。
男2人は寡黙で静かだけど、図体が大きくてね。
女3人はかしましくて賑やかすぎだ。
娘は遊び相手がいて嬉しいみたいだけど、静かにしていたい私はちょっとしんどい。
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今日から帰省

2012-03-30 10:00:00 | 青の花
写真はヒスイカズラ(翡翠葛)
フィリピン原産のマメ科の多年草。
現地では絶滅危惧種になっているヒスイカズラ。
日本国内のあちこちの植物園で栽培しているようだ。
これを初めて見たのがアクアマリン。
植物園でなく水族館でというのが珍しいかもしれないが、この独特の色合いに一発でやられてしまった。
以降、毎年のように開花を心待ちにしている。
写真は水戸市植物園で撮影したもの。
茨城県植物園の温室にもあったけれど、こちらは水戸市のよりも開花具合が遅めだった。
アクアマリンには今月8日に行ったものの、ヒスイカズラは花穂すら伸びていなかった。
その後どうなっているのか、仙台から帰宅したら行ってみようと思っている。
翡翠色の灯火

花が終わって落下した後も尚、美しい。



朝から曇り空。
薄日が射したりしているけれど、空一面、雲に覆われている。
気温は高めで、上着がなくとも外に出て寒さを感じない。
天気はゆっくり下り坂で、明日は雨になるようだ。
気温も月曜にまた一桁になるみたい。

今日は離任式で、息子は8時過ぎに出かけていった。
この式は参加義務はないようだけど、先の卒業式の全体写真を配布するとかで、行かねばならなくなったみたい。
まあ、3年受持ってくれた担任が異動するので、それがなくても行っておいでと言ったかもしれない。
金銭的な餞別は全く考えていなかったが、息子の事ではかなり騒がせので、日本酒を昨日購入。
当初は紅茶でも、と思っていたのに、お酒のビンが目に入ったらそちらに心変わり。
何となく紅茶でティータイムというより、日本酒でいっぱいというのが似合っている先生なので。

式は10時で終了。
その後、お見送りをしてから帰宅となるから、10時半過ぎには戻ってくるのかな。
11時には出発できるかと読みつつ、行く準備をしているところだ。
高速道路は工事であちこち渋滞しているみたい。
4月から無料化が終わって交通量が減るんだから、どうせなら明後日から始めりゃいいのに。
そういう頭も働かないお役所は、ホント、バカだわ。
ではでは、安全運転でのんびりと行ってきます。
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明日から帰省

2012-03-29 17:10:00 | 黄色の花
写真はミツマタ(三椏)
中国原産のジンチョウゲ科の落葉低木。
2月から長いこと蕾のままだったフラワーセンターのミツマタ、昨日、行ってみたらほぼ満開になっていた。

室町時代に中国から渡来して、江戸時代以降、製紙のために栽培されるように。
枝が必ず3つに別れて成長するので「ミツマタ」。
「三又」という字も使われる。
センターのミツマタはまだ植えたばっかりなので、私の膝丈くらいしかない。
先日、出かけた茨城県植物園のこれは、見上げるほどの高さに育っていた。
小ぶりなものしか見たことがなかったので、こんなに育つものなのかと驚いた。

本にはわずかに甘い香りがするとあったけれど、たくさん咲いていると、かなり匂う。
この日は陽気に誘われて蜜蜂も飛来していたが、足についた花粉の色が濃いオレンジ色なのに気付いた。

花粉も薄い黄色~オレンジ色まで多色に渡るようだ。



今日も朝から天気良好。
昨日は職場の送迎会で、車を置いてきただんなを送るために、今朝はいつもよりも早起き。
と言っても6時半で、普段よりも30分遅い程度。
ばたばたと朝食を作り、洗濯物を干して、娘を連れてだんな運転で職場へ。
送り届けた後は、花粉症の薬をもらいに内科へ。
本当は来週の月曜だったんだけど、明日から実家に帰省するための前倒し。

当初、実家には明後日の土曜に行く予定だった。
でも、ふと気付く。
高速無料最終日の土曜、かなり混むんじゃなかろうかと。
それで急遽、明日の学校の離任式後、息子が帰宅次第、出かけてしまうことにしたのだ。

そんなわけで、今日はお土産を買いに行ったりと大忙し。
昨日、母から土産のリクエストがあったため、それを買いに。
店舗はショッピングセンターなどに入っているのだけど、母ご希望のつぶし餡の饅頭は扱っていない(コシ餡だけ)。
仕方ないので、町中の店舗まで行くことに。
悩まなくてよくなったのはよかったけれど、かなり手間を取らされちゃった。

息子は震災以降、埼玉に避難していた級友が戻ってきたとかで、午後から遊びに出かけた。
小学校最後の1年、向こうの学校に通っていたので、てっきりそのまま向こうに居着くのかと思ってたんだけど。
放射線値も落着いてきたから帰ることにしたのかな?
双子で、息子は片割れにかなりいじめられてきたので、行くのはあまり乗り気じゃなかったみたい。
でも、もう片方はそうではなかったので、そちらに会ってくるみたいな気持ちで行ったようだ。

さて、私のパソコン、やっぱり調子が悪くて、文字を打っている最中にアルファベットしか打てなくなったりする。
時間が経つとまたローマ字入力できるようになるんだけど、あまりに頻発するのでうんざり。
帰省中にだんながOSを再インストールしてくれるらしい。
それで、しっかり改善してくれるといいんだけどな。


昨日のフラワーセンターで見つけた小さな森?

切り株にできた苔の森。
苔も暖かくなって、新芽?がにょきにょき。

苔類、地衣類、放射線をかなり吸収するみたいで、とんでもない数値が弾き出されたりする。
数ヶ月前、南相馬市の路上などに見られる黒い粉状物質が、95μSというとんでもない値を出したという話を聞いた。
そして、この粉の正体が、地衣類などが乾燥して粉状になったものだと判明。
回収して解析したところ、プルトニウム、ウラン、ストロンチウムが含まれている可能性が高いとの結果が出た。
キロあたり100万ベクレルを超える放射性セシウムが検出、と聞いただけで目眩だ。
写真のような苔は、さすがにここまで高い値は出ないと思われるが、子供には近寄らせたくない。

ちなみに、この高放射線値を発する物質について、国に何度も調査を求めたらしいが、全く動いてくれなかったとか。
昨年からその存在が囁かれていたので、これを吸い込んでいる住民も多いのでは?と懸念されているようだ。
国も東電も、予想外の余計な事は、見猿聞か猿でいたいんだろうな。
風で舞い上がる以上、南相馬市から広い範囲に飛び散る可能性もあるはずなんだけどね。
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南は桜、北は雪?

2012-03-28 16:22:00 | 黄色の花
写真は水戸市植物園内にある池。
メタセコイアとラクウショウが取り囲む小さな池だけど、葉っぱが落ちたメタセコイアがいい雰囲気を作り出している。
と言っても、子供達の視線の先にいるのはこんな方々。

大きな口を開けて、餌の麩に食らいついていく、丸々と肥えた鯉である。
体が大きくなれば、食べる量も増えるのは自然の摂理。
でもでも、少しダイエットの必要があると思う、おばさんでありました。

この池の周囲をぐるっと回ってみると、目につくのがこれ。

地面からニョキニョキはえたタケノコみたいなもの。
これ、ラクウショウの呼吸根。
○ラクウショウ(落羽松):北アメリカ南部原産のヒノキ科の落葉高木
別名にヌマスギ(沼杉)があるように湿地を好む木である。
水の中からもニョキニョキ。

異様な光景という方もいるようだけど、私は鍾乳石を連想して惹かれるわ。

そして、その畔に咲いているのがこれ。
○ヒメリュウキンカ(姫立金花):ヨーロッパやシベリア原産のキンポウゲ科の多年草

お日様の光を浴びて、黄色い萼片がピカピカと輝いて綺麗。

暖かさに誘われて、蜜蜂も蜜を集めに飛来していた。

萼片の中央に入った、透かしみたいな柄もすてきだなあ。


大好きなツバキ、ボクハン、見~っけ♪
○ボクハン(卜伴):日本原産のツバキ科の常緑小高木(園芸品種)

雄しべの先が変形しており、もっこもこ。
お、こちらは初めて見たよ、蕊にも桃色が入ったモモイロボクハン(桃色卜伴)。

う~ん、赤も素敵だけど、このピンクもいいなあ。

売店で見つけたこれ、食べたいと思えないのは色彩のせいだろうか。
○フイリバナナの実(斑入りバナナ):インドやインドネシア原産のバショウ科の一年草

普通「斑入り」とつくと、葉っぱがそうであると思うのだけど、これは葉っぱだけでなく実にまで斑が。
これの事を調べてる最中、白や紫の実を付けるものもあることを知った(バナナの種類)
一度、食べてみたい思いに駆られる…。

こういう、妙ちきりんな植物を育てている植物園が、福島にもあるといいのに。
考えてみると、福島県内で温室を備えた年中楽しめる植物園って、いわきのフラワーセンターしかないんじゃないか?
茨城県はあちこちにあって羨ましいわ。
さて、高速無料も終わるし、次はいつ行けるかなあ…。


午前中は青空も広がり暖かだったが、午後になってから雲が広がり、冷たい風が吹き始めた。
天気予報では一日晴れになっているけれど、所によって雨になるような話も。
そういえば、朝のラジオで東北自動車道の青森方面、雪で通行止めなんて言ってたなあ。
九州や四国では桜が満開なんて言ってるのに、本当に日本列島は広い。

昨日、息子がいかに運動不足であるかを知ったので、今日は午前中、フラワーセンターに出かけた。
園内から伸びる山道を少し歩かせてみたが、ゼーゼー言いながら足どり重くでがっかりだ。
幼稚園で公園や遊歩道を歩き回っていた年少の頃は、歩くのに弱音を吐かなかった娘。
こちらも年中の1年、ほとんど園内でしか活動していなかったせいか、驚くほど体力が減退していて心中複雑。
山や海を思う存分、駆け回っていた頃を思い出すと悲しくなる。

昨日の夜は、25日に続いてまた一揺れ。
今回はだらだらと長く続く揺れだったため、昨年のような大きな揺れになるのでは?と身構えてしまった。
このところ、また地震が頻発しているので、ちょっと警戒中である。
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植物園梯子

2012-03-27 19:30:00 | 白い花
写真はミズバショウ(水芭蕉)
日本やサハリンなど寒冷地原産のサトイモ科の多年草。
今日は子供達と水戸市植物園と茨城県植物園に出かけてきた。
このミズバショウは茨城県植物園で撮影したもの。
ザゼンソウがどうなったかを見に行ったのだが、ミズバショウがたくさん咲いていてびっくり。

前回2月28日に出向いた時には全く姿がなかったのに、気温がそれなりに上がっている証拠かな?
それにしても、これだけ整然と並んでいると、いかにも人が植えましたって感じで、雰囲気ぶち壊し。

市内にもミズバショウが咲く湿地があるけれど、こちらは富栄養化のせいか、人の顔が隠れるほどの大きさに。
やはりミズバショウは掌大くらいがいいなあ。

さて、ザゼンソウの方はと言えば、前回とあまり変わらぬ花の数。
○ザゼンソウ(座禅草):日本や東アジア原産のサトイモ科の多年草

ミズバショウと違って、まばらに咲いているのも同じで、ここはこんなものなのかあ…とひとり頷く私。
勿論、咲いているのを見れるのだから、それには満足してるんだけど、欲を言えば…なわけで。

葉っぱだけのも味があっていい(これから咲くのか、もう終わったのかは謎)。



今日も朝からいい天気。
朝のうちは気温は低めだったけれど、日中は10度をこえてポカポカ陽気に。
こんな状態が続くといいのだけど、週末はやっぱり気温下がるようだ。

高速道路の無料措置が今月いっぱいで打ちきられることもあって、今日は子供たちを連れて茨城へ。
2月に私がハシゴした、水戸市と那珂市にある植物園へ行ってきた。
高速道路は中央インターに入るまでが渋滞で大変なので、今日は湯本インターから。
それでも、朝の出勤時間帯とも重なって、流れてはいるけれど、車の量は半端なし。

高速にようやく乗れて、のんびりと走れたのは最初だけ。
工事による車線規制などで、度々、流れが滞る羽目に。
とどめは東海PAを過ぎてすぐに事故渋滞に巻き込まれたこと。
朝の気が忙しい車が多い時間帯に、事故はやめてくれ~である。

事故現場を通り過ぎるまで20分以上かかったろうか。
行ってみれば、中央分離帯に激突したらしい軽自動車が、大破して追越し車線に転がっていた。
自爆かと思いつつ通過したら、先にJAFに牽引されていく普通車が。
何が起きたのかは不明だけど…
 普通車が追越車線に無理に入ろうとして、軽が危険回避でハンドルを切って中央分離帯にぶつかった?
 軽がハンドル操作を誤って分離帯にぶつかったのに、普通車が巻き込まれた?
皆さん、余裕をもって運転してもらいたいものだわ。

そこを抜けてからは順調で、まずは水戸市植物園。
2月は花壇の花も弱っていたのがすっかり元気になっていた。
温かくなったせいなんだろうが、そのせいでセツブンソウが見事に終わってしまっていたのでがっかり。
その代わり、広い花壇いっぱいに植えられてるクリスマスローズが満開状態。
温室も終わった花の方が多かったから悲しかった。

こちらには昼前までいて、途中で昼食をとってから、那珂市の茨城県植物園へ。
前回は人の姿はまばらだったが(幼稚園児が遠足でたくさんいたが)、今日はたくさんの来訪者が園内を散策していた。
冒頭のミズバショウやザゼンソウも楽しみにしていたんだけど、それ以上に期待してたのがキクザキイチゲ。
行く前にHPをチェックしていたら、開花したとの情報があったので。

が、咲いている場所に行ってみれば、テレビ局のスタッフが陣取っていて動かない。
仕方ないかと、周辺のツバキを眺めにいけば、三脚で道を半分、塞いでいるじい様が。
目当ての花に、自分の思う太陽光が当たるのを待っているのか、シャッターを切る気配はなし。

芸術作品を撮ろうとするのは勝手だが、それで道を塞ぐのは常識としてどうなんでしょ?
もし、三脚に接触して倒し、カメラが破損したら、こちらの責任になるの?
というか、こういう自己中丸出しのカメラは蹴倒したい(持ち主は置いたまま姿を消してるし)。

ぐるっとツバキ園を回って、また行ってみたけど、テレビ局の方も動く気配なし。
近くに住んでいるわけじゃないので出直すなんてできないし、帰る時間もあるし。
一段落ついたところを見計らって、「いつまでかかるのか?」と声をかけた。
「先にどうぞ」とあっさり場所をあけてくれたはいいけれど、じっくりゆっくり花を楽しむわけにもいかず。
慌ただしく写真を撮り、ちょっと花の根元や葉っぱを観察しで明け渡した。
折角のわくわくがため息に変わっちゃった。

○キクザキイチゲ(菊咲一華):日本原産のキンポウゲ科の多年草


ああ、今年も会えたねと愛おしく思う花。

白色もあるようだけど、私はこの薄紫色のしか見たことがない(と思う)。
ただ、咲いているのがこんなものだったので、ちょっとがっかり。

昨年、新潟の道端の空き地にたくさん咲いている(下記写真)のを見た後だから、尚更そう感じちゃった。


それにしても、テレビじゃおそらく1分も流れないであろう撮影に、あんだけ長い時間をかけるのだから大変だわ。
きっと「キクザキイチゲが県植物園で咲き始めました」「見頃は◯日頃まで」なんてテロップが流れるんだろうな。

15時前に植物園を後にして帰路に。
高速は途中、何カ所かで工事渋滞に巻き込まれたものの、17時前には帰りついた。
息子は歩きすぎて足が痛いとのたまい、娘は楽しかった♪と上機嫌。
私は追越し車線を延々と走る羽目になったりで、かなり疲れちゃった。
息子は明らかに運動不足なので、明日はフラワーセンターにでも連れていって歩かせようかと考えている。
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植物全体一ヶ月遅れ

2012-03-26 16:52:00 | 白い花
昨日の陽気はどこへやら。
今日は朝から天気こそよかったものの、手がかじかむような冷風が吹いており、外でじっとしていられないほど。
うう、いつまでこんな冬に足を突っ込んだ状態が続くのだろう?
週間予報では、嘘か誠か金曜の最高気温が20度となっている。
でも、土日はまたガタッと下がって一桁。
こういう上下変動は体に堪えるんだよねえ。

今年のいわきでの梅の開花は、平年よりほぼ一月遅れだったらしい。
昨年はどうだったんだろうと、庭の植物画像ファイルを見てみたら、1月20日に梅の写真があった。
今年は開花に気づいたのが3月3日。
これより早くには咲いていたのだろうけど、それにしたって50日近い遅れである。
しかも昨年は2月の下旬にはアセビも、現在は固い蕾の椿も何種類か開花済み。
畑では空豆の花まで咲いていた!
今冬がいかに寒かったかを物語らせる事実にため息だ。

さて、今日の庭はといえば、畑の白梅はほぼ満開。

フキノトウは数がかなり増えてきており(冒頭写真)、何でこんなとこから?な場所からも芽吹いている。
花がしっかり咲いているのはまだなくて、雌雄のどちらであるのかは不明。

ジンチョウゲがひとつだけ開花。
◯ジンチョウゲ(沈丁花):中国・ヒマラヤ地方原産のジンチョウゲ科の常緑低木

さすがにこれだけでは周囲に香りを届かせるのは無理。
でも、近寄って匂いを嗅いでみれば、あの優しい春の香りがふんわりと。

ツバキの大半はまだ蕾が多いものの、はち切れんばかりに膨らんで、咲くのも時間の問題という感じ。
その中で、こっそりとオトメツバキが咲いているのを見つけた。
○オトメツバキ(乙女椿):日本原産のツバキ科の常緑高木(ヤブツバキの園芸品種)

これも昨年は2月20日のブログに写真を掲載している。
やはり一月遅れである。
千重咲きのこのツバキ、いつ見てもうっとりとしてしまう様相をしている。


今日は中学校の一日入学日だった。
8時20分集合で、国語と算数の実力テストを受け、上履きなどの物品を購入してきた。
テストは算数は全部、埋めてきたようだが、国語は駄目だったとか。
何やら俳句の空欄を埋める問題だったみたいで、そこに入るのは全て花の名前。
5問出題されていて、1問しか分からなかったとぼやいていた。

このテスト結果でクラス分けされるらしいが、進学校のように点数順ではないみたい。
2クラスなので、それぞれ学力的にバランスよくなるようにとの話を、先に通学している人から聞いた。
私の時にもこんなことしたかなあ?
確か18クラスもあったマンモス校だったから、そんなことでクラス配分を決めてはいなかったような気がする。

次に中学に行くのは6日の入学式。
30日に小学校の離任式に参加すれば、あとはゆっくりできるはず。
と言っても、毎朝遅くまで寝る癖がつくのはまずかろう。
だんなも4月から日勤になることになったので、親子そろって早起き習慣をつけないとね。


今朝、寝ぼけ眼で起きだして、台所から居間を覗き込んだら…。

同じ格好で寝ている最中と麦に、思わず吹出しちゃった。
そっとカメラを持って写真をパチリ。

いつもだと、もーちゃんが人の気配ですぐに起きだすんだけど、今朝はぐっすり。
これに黒の団子も加わると最高なんだけどなあ。

その黒団子は、年のせいなのか、何となく外見が年寄りっぽくなっちゃって…。

背中が猫背になってしまってるよ…って、猫の背だからそれでいいのか???
というか、背中が伸びずに丸まっちゃってるのに気付いて、一瞬、目が点になってしまった。
後ろ足の変形も進んでいるみたいで、歩きづらいのかビッコをひいている。
来月で16歳(人間年齢に換算すると80歳)。
目標?は、まず20歳まで生きる事と勝手に決めているので、元気に過ごしてほしいものだ。
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平穏な一日

2012-03-25 18:40:00 | 紫系(赤紫/青紫)の花
朝から日射しが眩しいいい天気で、風もなく、穏やかな一日だった。
でも、夕方になって風が吹き始め、一時お天気雨も。
まだ気候が落着かないなあと、植え替え作業をしていた私は苦笑。
我が家でいちばん遅い紅梅も、ようやく蕾が膨らんできた(冒頭写真)。
開花はいつだろう、楽しみである。

午前中はゆっくりと家で過ごし、午後からホームセンターへ。
植木鉢を見に行ったのだが、ちょうど商品入替で、シンプルなのが安くなっていてラッキー。
植物も見切品がたくさん並んでいたので、どれにしようか迷う迷う。
結局、多肉植物とオダマキ、アネモネを購入。
アネモネは終盤だけど、まだ蕾があるものを選んだ。

多肉は「月錦」というよく名前を聞くものと、寄植え。

オダマキは時期的に早いような気もするが、花期は春で4月に咲くものもあるから、極端に早いわけではないのかな?

今年は何だかオダマキに惹かれっぱなしで、近くの園芸店でもこんなのを買ってしまった。
○フウリンオダマキ(風鈴苧環):中国やチベット原産のキンポウゲ科の多年草

花は小ぶりで、俯き加減で花が咲くから「風鈴」なのだろうか。

淡い紫に小さな花が可愛らしい。

帰宅後に買っていた花苗を寄植えに。
でも、オダマキは木陰にでも地植えにした方がよさそうな気が。
一昨年だったか、ご近所からいただいたオダマキを植えた場所にでもと思い、これが咲くまで待ちである。
適当に掘返すと、それを駄目にしてしまう可能性が大きいもの。

庭のアセビも大分、花数が増えてきた。

こちらは淡紅色がかったアセビ。

植木屋さんにいちばん上等とされていた淡紅色のアセビは、手入れが悪くてかなり弱っている。
枯れ枝になっているものも多くて、でも剪定はどうしたらいいのかも分からず、悩んでいるところ。
庭が広いので、植木屋さんには松を中心に剪定をしてもらっており、アセビまで頼めないみたい。

椿だらけの我が家で、いちばん小さな花を咲かせる種類のが開花。

樹高は現在1m20cmくらいで、花は掌にすっぽり納まるほど。

ボクハン(卜半)も咲き始めた。

が、寒さのせいなのか、花びらが傷んでいるものが多くてがっかり。
たくさんの蕊がもこもこしていて、好きな椿故に悲しい。

ものすごい勢いで庭を突っ切り、4mくらいの高さのモチノキに駆け上った麦さん。
私のはるか頭上で、何やらキョロキョロと探索中。
「むじの遊び場に、何か囲いができてるでしよ」

うちの西側の空き地、家を建てるとかで仕切りが作られている。
正直、すぐ前の道路まで津波が来てるし、原発がどうなるかも分からないのに、こんなとこに家を建てる人の気が知れない。
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校長異動せず

2012-03-24 19:20:00 | 白い花
写真はアネモネ・シルベストリス
ヨーロッパ~シベリア原産のキンポウゲ科の多年草。
先日、立ち寄った近くの園芸店。
何でこんな時期にシュウメイギクが?と、近寄ってラベルを見たらアネモネ。
シュウメイギクも同じキンポウゲ科だから、似ていても不思議ないわけだけど、ちょっとびっくり。
あちらは秋の花だもの。
いくら品種改良が当り前とはいっても、早春にシュウメイギクは勘弁してほしい。
でも、シュウメイギクは大好きは花なので、ついつい手を出してしまった私。
調べてみたらアネモネの原種らしい。
純白のアネモネっていうのも気に入った。
耐寒性は強いものの、夏の暑さには弱いらしいので、枯らさないように頑張ろう。



昨日は息子の卒業式祝いにお寿司屋さんへ。
回転寿司だけど、お皿の値段が違うお寿司屋さん。
でも、主役はそれほどの量は食べず、義父は息子の倍を食べご満悦。
底なしの胃袋だなあ…と、最近は食べ過ぎを心配する。
そういえば、塩分も控えるように言われてたのに、寿司は高塩分じゃないと、後で気付く私。
家で注意していても、こんなとこで抜けてちゃ駄目だわ
まあ、おめでたい席で水をさすような事はしちゃいけんだろうけど…う~ん…。

帰宅後は息子、もう小学校から解放されたからか、もう表情がすっかり違う。
ロードショーを楽しんで、何時に休んだのやら。
私も宿題?が全て完了して、夕べはゆっくり休むことができた。
でも、幼稚園から宿題の作文が出て、春休み中に書かなければならなくなったんだよね。

その原稿用紙、留守中、最中に紅茶の入っていたカップを転がされて、見事に染まってしまった。
最中は台所のテーブルに乗るという悪癖がある。
飲みかけのカップを置いといた方が悪いのだが、まいったなあ。

今日は昨日の夕方からの雨もあがって、午後には青空が。
でも、気温は低めで風も冷たかった。
来週になると気温も高くなるみたいなので、期待したいところだ。

空気は冷えていても、庭の植物たちの成長は進んでいる。
コデマリの芽が出始めてきた。

ハナミズキもタマネギみたいな蕾が。

1年草のはずのハナカンザシも、何故か蕾が??

植えた覚えのない場所から、次々とチューリップが芽吹いてきてるし…

これまた全く記憶のない、薄紫色のクロッカスが咲いているし…。

球根植物って本当に謎。
土中を移動するなんてことはないはずなのにな。

椿も少しずつ開花が始まった。

この白は12月頃に一度、咲いたものの、寒さで蕾が軒並み駄目になってた椿。

まだ咲かない木も、今にも弾けそうな蕾でいっぱいだ。



朝刊に教員の人事異動が載っていた。
さっと見回し、えーーーっと叫んでしまったのが、これから行く中学の校長の異動がなかったこと。
今年で3年目だったから動くはずでしょ???

先の入学説明会で、絶対にこの校長に子供を預けられないと思った私とだんな。
でも、通常、校長は3年で異動になるのが当り前だったので、安心してたのに…。
お山の大将の校長は勘弁してほしい。
無事に一年を過ごすことができるのか、今からとっても不安だ。

息子の担任もやはり異動に。
とは言っても市内なので、どこかでばったりなんてこともありそうだな。
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息子の卒業式

2012-03-23 16:25:00 | Weblog
心配していた雨も、予報通りで午前中は降らず。
朝のうちは薄日も射していた今日は、息子の卒業式。
担任の先生が自称・晴れ女で、卒業式で雨が降ったことはないというお方。
知人の小学校の校長は雨男だそうで、雨が降ったら校長のせいだとぼやいていたけど、降らずによかったね。

子供は9時まで、親は9時半まで登校。
その前に娘を幼稚園に連れていきで、バタバタ大忙しの朝だった。
上から下まで真っ黒のフォーマルにしなくてもよかったのだが、服を持っていないので仕方なし。
胸にピンクの花のコサージュを付けはしたけれど、ここまで黒づくめは誰もいなかった。
白のブラウスも黒じゃないタイツも持ってないんだもの。
母から借りた丈の長いオーバーがモスグリーンだったのが救いか?

式は10時に始まり、校長先生やPTA会長の祝辞、祝電披露など、形式的な事で進んでいく。

今年の息子の学校の卒業生は25名。
男子8名、女子17名というアンバランスさである(どの学年も女子が多いのだが)。
最初と最後の子だけ、卒業証書全文が読み上げられ、あとは名前とこれまでも通算数である「第◯号」だけ。
息子は「3403号」だったが、3千のキリ番を踏んだのは誰だったのかな?なんて、どうでもいい事を考える私。
毎年30名程度の卒業生しかいなかったとすると、10年以上も前の事になるんだろうな。

昨年は震災の影響で、卒業式も延期になっちゃったけれど、今年は滞りなく終了しほっとした。
子供達、卒業おめでとう、そして、中学生活も頑張れ!

校内にも卒業を祝う飾りが幾つか。

きっと、この日のために手作りしたんだろうな。


教室の黒板には、冒頭写真の担任からの祝辞が。


国語の学習で、「生きる」を朗読しました。
生きる意味をみんなで真剣に考えましたね。
自分の「生きる」とは?

どうぞ自分の今生きていることへの感謝を忘れずに、
生き生きと活躍してください。

失敗やざせつはつきものです。
全てが自分を成長するものになります。
栄養となり、それが深い人間性につながります。
自分の生き方に自信を持って取り組んで下さい。



昨年の震災の日、教壇の机の下で治まらぬ揺れの中、子供達を親元に無事に届けられるのかと、そんな不安が頭をよぎったと。
床が抜けて、子供達と瓦礫に埋もれるのではという恐怖もあったそうだ。
最後に子供たちが、自分の「生きる」とは?を一言ずつ述べていった。
「笑えること」「家族と共にいられること」「一緒にいられる友がいること」
それぞれの答えは、あの恐怖をこえてこれまで生きてこられたことへの応えなのかもしれない。

先生は4~6年生の3年に渡り、息子たちを導いてくれた。
本人も3年も同じクラスを受持ったのは初めてだったとのこと。
息子たちが1年の時に赴任してきて6年。
おそらく先生も異動になるのだろう。
本当にくせのある子供達につき合っていただき、感謝の一言に尽きる。

長かったようで短かった6年間。
後半は学校に行きたくない病で揉めたけれど、無事に卒業できてよかった。
卒業、本当におめでとう!
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麦は困ったさん

2012-03-22 19:22:00 | 赤・朱の花
写真はパボニア
ブラジル原産のアオイ科の常緑低木。
水戸市植物園の温室で、今の時期にはお馴染みの植物。
初めて見た時にすっかり惚れ込んでしまった花だ。
花に見える赤い部分は苞で、中央部の濃紫色のが萼と花弁。

この紅がかった赤が好きで、苞とは分かっていても、美しい花びら♪と毎度、毎度眺めている。



今日も朝からいい天気。
気温も上がって風もなく、穏やかな日中であった。
が、夕方になって雲がせり出して、風も吹き始めた。
天気はゆっくり下り坂。
明日は午後から雨の予報だが、これは絶対に当たってほしい。
おそらく、市内の小学6年生の親は誰もがそう思っているはずだ。
明日は市内の公立小学校の卒業式。
大概、車は校庭に停めるので、正装でドロドロの場所を歩きたくないもの。

だんなに荷物の発送を頼まれてしまい、常磐まで出かけてきた。
クロネコの集配所は随所にあるんだけど、佐川はそこしかないのが不便。
おそらく、電話をすれば取りにきてくれるのだろうけど、待つのも面倒だし。
途中にある文具店に寄り道して、荷物を出して戻ったのが昼過ぎ。
昼食をとってから、担任宛のA4メッセージを仕上げた。

それから、明日でお別れになるクラスのママ友と、現バザー部長さんにも手紙をしたためた。
手提げ袋に入れて、明日、クラスの担任経由で渡してもらう予定である。
会って直接渡せるのがいちばんなんだろうけど、登園時間がまちまちでなかなか会えない。
かといって、連絡して手渡すのも気恥ずかしい。
裏方気質はこういうとこでも出ちゃうのだが、本当に4月から部長など勤まるのだろうか??

昼過ぎに生協さんが荷物を運んできた。
たまに、麦が荷物を運ぶのを眺めているのだけど、今日はトラックに乗り込んじゃって一騒動。
つまみ出してもらって構いません、と言っても、それは可哀想だからと、悪戦苦闘する配達のお兄さん。
麦もまずいかな?とでも思ったのか、出てきてくれたけれど、本当にこいつは困ったちゃんだ。

で、今日はこれでおしまいとはいかなかった。
次の配達先のお宅に麦が入り込んでしまったと、我が家に戻ってきたお兄さん。
隠居の斜め裏のアパートだという。
行ってみたら既に麦は外にいて、のんびり毛繕いの真っ最中。
よかった、自分で勝手に出てくれたようで。
入り込んだお宅の方に謝って、麦を担いで家に戻ったが、こいつは本当に猫っぽくない。

車が好きなのも、人間に物怖じしないのも、猫よりも犬の性格に近い。
大体、小学生の下校時間に、道端で待ち伏せて構ってもらうのを良しとするのだって、犬だよ
だんなの同級生に中学生の娘がいるのだが、彼女の話によると、中学女子の間でも人気者なんだそうな。
娘じゃないが、あまり慣れっこくしていると、誘拐されちゃうよ、麦。

花粉のせいで目のかゆみがひどく、掻きすぎたせいか、目尻が擦り剥けてしまったらしい。
触っただけでピリピリと痛むし、洗顔するとしみて涙が出ちゃう。
掻くとかゆみが治まらなくなるから、なるべく我慢してと医者には言われてるけど、そうもいかず…。
あ~、早くこの季節が過ぎ去ってくれないかしら?
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