マルバシャリンバイ(丸葉車輪梅)の実である。
バラ科の常緑低木。
枝や葉のつき方を車輪に見立て、花が梅に似ているので「シャリンバイ」。
これは、シャリンバイに比べると葉っぱが丸みを帯びているので「マルバ」がついている。
典型的な海浜植物で、トベラ共々、海岸沿いの防風林にたくさん生えている。
花期は5〜6月なのだが、毎年、必ずうちの庭のは今くらいに花を咲かせたりする。
花期以外にもちらほらと咲くことがあるとのことだが、実と一緒に咲いている風景は奇妙な感じ。
今日も朝からいい天気。
朝は室温10度と低く、居間は冷え切ってた。
猫たちはヒーターがついている台所で温まっていた。
日中も12度とあまり上がらず、風が冷たかった。
寝ていた時に夢を見ていた。
巨大なフタリシズカが生える山道を、鼻歌交じりにとっとこ歩いていた。
気持ちよく歩いていたのに、右腕に激痛が走って、何だ何だ??と混乱しているうちに目が覚めた。
まだ真っ暗で、腕が痛いような気がするなあと思いつつ、また寝てしまった。
朝になって着替えている最中、右の手首に引っかき傷があるのに気づいた。
血が滲んで固まっており、かなり強く引っ掻かれたようだ。
ああ、あの夢の激痛はこれだったのかと笑う。
最近、寒くなったせいか、クロが布団の中に潜り込んで寝ている。
寝返りでもうってクロを潰したのか、腕が当たったのかもしれない。
通常、それだと布団から脱出するくらいなんだけど、引っ掻くような腹ただしい目にあったのかも。
現実の音や痛みが夢に影響するとは聞くが、その通りだったようで。
にしても、派手に引っ掻いてくれたものだ。
腰はどうやったら痛むのか、規則性がよく分からない。
立ったり椅子に座ったりは何ともしないのだけど、歩いていると痛む時がある。
ぎっくり腰とも違うし、押したから痛むでもなく悩ましい。
同じ体勢をとり続けるのがあまりよくないようなのは確かなようだが。
朝の家事を済ませ、本を読んだりしておとなしくしていた。
でも、クロの外出せコールが半端なく、かなりのストレスに。
いるから騒ぐのだなあと、くっつく包帯の在庫も減ってきたので、ダイソーに出かけることに。
騒ぐ相手がいなければ、さすがのクロも黙るしかなかろう。
本屋にも寄ってきた。
腰のことがなければ、近くの山道経由でも良かったのだけど、怪しいのでやめる。
2時間くらいで帰ってきたが、クロの姿はなし。
あとで居間の扉を開けて入ってきたので、暖かい縁側で寝ていたのだろう。
明日も今日と同じくらいの気温のようだ。
11月も今日でおしまい。
今年も残り一ヶ月。
何もしないまま過ぎ去っていきそうな気がするなあ。