ハマヒルガオ(浜昼顔)である。
ヒルガオ科の多年草。
浜辺で昼に咲くから浜昼顔。
花期は5〜6月で、7月は花が終わってこんなである。
濃い赤紫色の球状のものは実。
今はこれを開けてみても、白や黄緑色の未熟な種が入っているだけ。
もうしばらくすると、通常のアサガオなどと同じ、黒い種子に変わる。
上の3枚は7月9日に撮影したもの。
実を撮りに行ったのだけど、花が2輪だけ咲いていた。
7月に入ると一気に花が終わるわけではないので、こういうのんびりさんもいるのが植物世界だわ。
ちなみに、海岸で5月下旬は、これくらい賑やかだった。
朝から雲が多いものの、たまに薄日が差したり。
午後はにわか雨に気をつけてという、ラジオの天気予報。
気温は昨日くらい上がるような予報だったけれど、半袖だと涼しいくらいで、低かったようだ。
風も多少あったし、雨が午後からならと、毛布と敷布を洗うことに。
先に洗った衣服も外の物干し竿に干した。
ここしばらく、使っていなかったこともあって、蜘蛛の巣だらけになっていた物干し台。
秋と違って、1cm以下の小蜘蛛ちゃんたちである。
申し訳なかったけれど、大物を干す都合で、幾つか巣を壊すことになってしまった。
クロは久しぶりに外に出してやった。
私が洗濯物を干していたら近くにやってきて、石畳の上でゴロンゴロンと転がる。
ああ、気持ちよかろうなあと、それを眺める。
いつもは逃げ出して捕獲だから、近寄ると逃げ出すのだが、今日は出してもらったことを覚えていたのかな。
近寄って膝まづいても逃げるそぶりはなく、転がってはゴロゴロと喉を鳴らしていた。
朝食用のパンがなくなったので、買いに出かける。
いつ行ってもお客がいっぱいのおいしいパン屋さんがあるのだけど、月曜は定休日。
というか、飲食系は月曜定休が多いような気がする。
イオンの店内にあるパン屋さんで、娘にはバゲットを買った。
最近の娘は、硬めのパンがいいようで、これを薄切りにしたのにオリーブオイルを塗って、チーズをのせて焼いて食べている。
私用には米粉のパンを買った。
手紙を投函してお金もおろし、用事を済ませて帰宅。
そしたら、勝手口に鍵束がついたまんまではないか。
空き巣さん、いらっしゃーい♪である。物騒極まりない。
ああ、やらかしたわとがっかり。
出がけに済ませる用事をあれこれ考えつつ、猫扉のガムテがなどと意識がとんでしまっていたせいだろう。
台所に入って、貴重品などの確認をしたが、侵入者はいなかったようだ。
うちの界隈、空き巣の話はあまりない。
隣の地区では、空き巣や車上荒らしの話が結構あるのに不思議。
勿論、それで油断しているわけではないのだけど、たまにやらかすんだよねえ。
車の鍵を閉めずに一晩なんてこともしょっ中だ。
貴重品は積んではいないけれど、ETCカードは装着したまんまだ。
朝、それを思い出してまず確認するのはそこだったりするが、なくなったことはない。
だからといって、この先もないとは言えないわけなので、用心しないといけないな。
先週、近くの農道で草刈りに巻き込まれたヤマユリを3本ばかり持ち帰った。
ダメ元で茎を切り詰めて、コーヒーの空き瓶に挿しておいたのだが、一昨日から次々と花を咲かせ始めた。
朝、台所に入ると、これの香りがムワッとくる。
10個の蕾があって、今日の午後の段階で2本の5個が開いた。
1本は沈黙を保ったまんまだったから、これはダメだったかな?と諦めてたけど、花の先が開き始めているのに気づいた。
素晴らしい生命力だわと、ちょっときつい香りに顔をしかめつつも、喜んでいる。
旦那に、ヤマユリは挿し木みたいな感じで育たないの?と聞かれた。
残念ながら、これは草なので無理である。
基本、自分で育てるとか増やそうとかなると、球根の鱗片を使うしかない。
種子もできるようだけど、多くの球根植物がそうであるように、花が咲くまでに5年以上かかる。
私は基本、野草は野で咲いているのがいちばんと思っている。
このヤマユリも、花が終わるまでこのままにしておくだけだ。