kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

井岡、5回TKO勝ち!日本人最短7戦目で世界王座

2011-02-11 21:52:31 | スポーツ(野球を除く)

井岡、7戦目初挑戦で世界王者に

プロボクシング・WBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦は神戸で行われ、元世界2階級王者、井岡弘樹氏のおいで挑戦者の井岡一翔(井岡ジム)が、王者のオーレドン・シッサマーチャイ(タイ)に5回1分7秒、TKO勝ちし、国内最短となる7戦目での王座奪取に成功した。
1回はお互い相手との距離を測り手数が少なかったが、相手に主導権を与えず攻め続けた2回には左フックでダウンさせ、5回にはロープ際でがら空きになっていたボディに、左ボディーブローを炸裂させレフェリーストップによるTKOで仕留めた。
 

井岡は2階級制覇を成し遂げた偉大なおじさんの背中を追ってボクサーとして、そのおじが戴冠した同じクラスで世界初挑戦で王者に輝いた。本来は一つ上の階級で戦う予定だったが、対戦相手が決まらず、9キロにも及ぶ減量に耐えて国内最速の7戦目で掴んだチャンスを一発でものにした。
試合後のTVインタビューでは、4階級制覇を会場に詰めかけたファンの前で宣言した。減量が苦しいのは、今回の対戦相手の前王者となったオーレドンも同様であるが、若さに勝る井岡にオーレドンはプロ初黒星を喫してしまった。

井岡一翔の話:

「このベルトはお世話になった人に巻かせてもらったもの。7戦目と8戦目とでは全然違う。記録を更新できてよかった。しっかり足を使ってアウトボクシングをしようと思った。作戦通り。」

オーレドンの話:

「負けた時は何も考えられなかった。(2回目のダウン)は内臓に当たった感じで息ができなかった。ボディーブローを食って負けたのは悔しい。井岡は足腰が強い選手だと思った。」

 


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