kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

永遠の名曲/ラバーズ・コンチェルト(1965)

2010-12-02 00:00:00 | 音楽

ラバーズ・コンチェルト(1965)


「ラバーズ・コンチェルト」は1965年に、黒人女性3人グループ「The Toys」が発表して、ヒットチャート2位にまで上るヒットを記録した名曲です。


元々はクラシックのバッハの曲『メヌエット ト長調 BWV Anh.II/114』をベースに、アメリカのサンディ・リンザーとデニー・ランドルが、ポップソングとしてアレンジしたもの。
クラシックの名曲をポップスにアレンジする手法は珍しくは無いのですが、私もバッハがこの曲のベースと聞いていましたが、実はその原曲はバッハではなく同時代の作曲家クリスティアン・ペツォールトの曲であるとの説が正しいそうです。
このTHE TOYSが歌ってヒットしたラバーズ・コンチェルトは、その後、ジャズシンガーとして有名なサラ・ヴォーンや、ダイアナ・ロスが「シュープリームズ」時代にも歌っています。

THE TOYSのバージョンはアレンジも演奏もシンプル
で、リード・ヴォーカルに2人のコーラスが加わり、最後は3人でハモっています。シュープリームズも大体同じ流れですが、ダイアナ・ロスの歌唱力の方がTHE TOYSよりは勝っていると思います。
 
日本ではサラ・ヴォーンの歌声の方がCMソングとして起用されていた
ので、オリジナルのTHE TOYSのバージョンより有名な様です。サラ・ヴォーンはまるで男性が歌っているかのような歌唱法ですが、歌唱力もアレンジも見事に一体化していますね。
また、その後、日本でもザ・ピーナッツや薬師丸ひろ子なども歌っているそうで(私は当然ですがそれらのアルバム持っていません)、いまや、世界中でカバーされている名曲と言えるでしょう。
 

私は、オリジナルのTHE TOYSのバージョンをCDで持っています。と言っても、オリジナル・アルバムではなくて、「BILLBOARD TOP ROCK'N'ROLL HITS 1965」というコンピレーション・アルバムに収録されているものです。

<A LOVER'S CONCERTO 歌詞>

How gentle is the rain that falls softly on the meadow
Birds high above in the trees serenade the flowers with their melodies oh oh oh
See there beyond the hill the bright color of the rainbow
Some magic from above made this day for us
Just to fall in love

Now I belong to you from this day until forever
Just love me tenderly and I'll give to you every part of me oh oh oh
Don't ever make me cry through long lonely nights without love
Be always true to me kept it stay in your heart eternally

Someday we shall return to this place upon the meadow
We'll walk out in the rain
Hear the bird's above singing once again oh oh oh
*
You'll hold me in your arms and say once again, you love me
And if your love is true
Everything will be just as wonderful

(*Repeat)


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