お好み焼きと双璧をなす広島の名物といえば、これ!
B&Bのギャグでもおなじみ、
もみじ饅頭~っっ!!!(笑)
・・あれ?ひょっとしたら、世代的にはもう知らない人の方が多い・・?
―とはいえ、もみじ饅頭の知名度はなかなか侮りがたく、朝日新聞が今年1月、自社会員サービス「アスパラクラブ」のホームページで行ったアンケート調査、「日本一のまんじゅうは?」で全国1位となったそうだ。
広島県の県木であるもみじの葉をかたどったカステラ状の生地で餡を包み、焼き上げたもの。
一言で言うと”もみじ型の人形焼き”である。
基本はこし餡であるが、後につぶ餡、さらにしろ餡や栗餡、抹茶餡、チョコやカスタード、チーズといったバリエーションが出来た。
いろいろ説はあるそうだが、明治時代、初代総理大臣の伊藤博文が宮島を訪れた際、紅葉谷の茶屋でお茶を出した娘の手を見て
「この可愛い手を焼いて食べたらおいしかろう」
・・と言ったという、女好きで有名な伊藤博文ならではの(セクハラまがいの)冗談をヒントに考案されたというエピソードが流布しており、広島県内にある多くのもみじ饅頭屋でも、この話が紹介されている。
ちなみに、古くから安芸の宮島にある紅葉谷や弥山は、紅葉の名所である。
”広島の定番土産”といった位置づけで、当然ながら、広島県人が皆、家にもみじ饅頭を常備し、常に食べているとゆーワケではない。
写真は有名なにしき堂のもみじ饅頭であるが、たまにもらっても、こーゆー個包装のものなので、すぐに「パクっ」・・と一口で食べてしまうのだが、この度は、「あ、ブログのネタにしよう」・・と思いとどまり、持ち帰って写真に撮ったもの。
今にして思えば、皿にのっけて撮ってあげたらよかったなあ・・。
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