さて、今日、満を持してご紹介するのはコナミから発売された「Wacky Races」、邦題はおなじみ「チキチキマシン猛レース」だ!これは一応ラムネがついていて、まぎれもない食玩なのだが、ラムネ目当てで買う人は皆無だったろう。
「チキチキマシン猛レース」はアメリカのハンナ・バーバラプロダクションで制作されたTVアニメで1968年の作品。日本での放映は1970年というから、最近の若い子はほぼ知らんだろうなあ・・。
しかし、ドラマ「ひとつ屋根の下」で江口洋介がケンケンの笑い方をモノマネしてたコトでブームが再燃!・・てのも、もう15、6年前か・・。
でも何度も再放送されてるし、今はDVDとかあるしね・・。
個性豊かな11台のマシンがレースを繰り広げ、それを毎回ブラック魔王とケンケンが妨害工作をするというギャグアニメだが、このコンビと個性あふれるポップでキュートなデザインのチキチキマシンにハマって大好きな作品だった。主題歌もまたよかった!
なにぶん古い作品なので、キャラクターグッズなどもそれほどなく、このチキチキマシンも立体化されないかな~・・と、実に30年近く思い続けていたのだが、ついにやってくれました!原型制作は(有)バイスで2004年の8月にvol.1、12月にvol.2がリリースされた。
結構人気があったらしく、東京の友人はついに1度も店頭で見かけるコトはなかったそうだ。広島にいたからゲットできたんかなあ・・と思うと感慨深い。
それでは各車の紹介、野沢那智のナレーション風に。(笑)
まずはゼッケン0番、ゼロゼロマシン!ドライバーはおなじみブラック魔王とケンケン。それぞれvol.1、2のレアアイテムだ。
先回りして妨害工作するヒマがあるなら、一気に逃げ切って優勝すればいいのに絶対しない。マシンの性能だけでいえばおそらくダントツなのだが・・。
そこがアニメよね・・。
ゼッケン1番、岩石オープン!タメゴロー&トンキチ。
この岩石オープンは壊れてもその辺に落ちてる岩石からすぐ作れる。タメゴローとトンキチが交互に棍棒で相方の頭をなぐると進むというナゾのテクノロジー(?)をもつ野人原人ペア。みゃー見てるかー?
ゼッケン2番、ヒュードロクーペ!モンスター&ドラチビ。
後ろのお化け屋敷の中にドラゴンが住んでいて、空を飛んだり、火を噴いたりできる。
ゼッケン3番、マジックスリー!ドクターH。
この車、変形というか、変身するんよね。
ゼッケン4番、クロイツェルスポーツ!コウモリボス。
ゼッケン5番、プシーキャット!ミルクちゃん。
ゼッケン6番、タンクGT!軍曹&新兵。
ゼッケン7番、ギャングセブン!トラヒゲ親分とその子分。
ゼッケン8番、ポッポSL!ヨタロー&クマッ八。
個人的にはこの6、7、8号車が好きだった。当時1番好きだったのはこのポッポSL。廃物を利用したようなカントリー調のエコ・カー(?)だ。足で運転するヨタローを気の小さいクマッ八がいつも心配そうにビビりながら見守っているコンビだ。
ゼッケン9番、ハンサムV9!キザトト君。
そしてゼッケン10番、トロッコスペシャル!ドン・カッペ&甚平。
こいつも岩石オープンのようにその辺の木で再生可能。
いずれも英名での車名入りディスプレイ用の台がつく。少々塗装がまずいトコもあるが、造型も申し分ない、見事な出来だ!当然、現在は販売終了し、入手困難である。未だにこれ以上、気持ち的にハマった食玩はない。こいつを見つけた時はマジで燃えた!!(笑)
今でもまとめてこんな風に我が家に飾られている。
こいつが出た当時は、広島でボロボロになりながら、1日睡眠2時間くらいで頑張ってた時だったから、どれだけこれで心癒されたコトか・・。
ありがとう、チキチキマシン・・。