一. 仕事は自ら創るべきで、与えられるものではない。
一. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
一. 大きな仕事に取り組め!小さな仕事は己を小さくする。
一. 難しい仕事を狙え!そして、これを成し遂げるところに進歩がある。
一. 取り組んだら放すな!殺されても放すな!目的完遂までは。
一. 周囲を引きずり回せ!引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
一. 計画を持て!長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫、そして正しい努力と希望が生まれる。
一. 自信を持て!自信がないから 君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
一. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ。
一. 摩擦を怖れるな!摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。
―この『鬼十則』は、電通の4代目社長・吉田秀雄が昭和26(1951)年に社員の行動規範としてつくったもの。
ウチの会社でも朝礼の際、『○○十則』と、「鬼」のトコロを社名に変えた全く同じものを、でかい声で全員で唱和して出発する・・。
その雰囲気たるや、推して知るべし・・であるが、その内容に関しては、いちいち納得させられるものがある。