カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

劇伴に夢中… 冬木 透(ウルトラセブン)

2005年12月23日 | My Favorite
「劇伴(ゲキバン)」=「劇中伴奏曲」。映画やTVドラマで場面を盛り上げるために使用されるBGMのことです。敢然と敵に立ち向かう場面では勇ましい音楽。謎が深まる混迷の場面にはミステリアスな音楽。ラブシーンには甘く切ない音楽。3枚目が演ずる失敗シーンにはコミカルな音楽…。歴史上初めてBGMの手法を編み出したのはどなたなのでしょうか。スゴい発見ですよね。だって実生活の中ではどんなに楽しいことや悲しいことが起きてもあなたの耳もとで音楽なんて鳴らないんですから。
ultraseven
「ウルトラセブン・メモリアル・ベスト」 1967年 冬木 透 氏の作品です。
初回放送時はキノコさん5歳だったので何も覚えちゃいませんが小学校時代「ウルトラセブン」は何度も繰り返し再放送されたんですよ。小4くらいの一番多感な時。キノコさんは冬木さんの劇伴にブチのめされました。「映像と音が合ってる!…ってゆーか登場人物の気持ちが音楽で見事に表現されてる!」当時キノコさんはイヤイヤながらにピアノを習いにいく毎日。練習していた曲は「ハノン」のようなメカニカルトレーニングなど練習のための練習曲ばかり。曲目にタイトルなどついておらず「練習曲〇〇番」とか…そりゃもう無味乾燥、やめたくもなるわけですよ。
「音楽ってヒトの感情に直接訴えかけられるんだ…」冬木さんは私にとって幼年期の一番の師匠ですね。

コメント (2)
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