MOTHER2 はじめました

音石告知ラジオ003 前半

　札幌のSaKiさん（♪「ぽぽぽ〜ん」の作曲者）ほか、複数の方から絶賛すすめられていたゲーム、『MOTHER2』をいよいよ始めました。　MOTHER は『１』しかやったことなくて、それも発売当初の役３０年前のことですからね。　なんだか右も左もさっぱりわかりません。ひたすらまごまごしてます。あはは。
もともと『ゲーム音痴』のキノコさん、うまく遊べるのでしょうか！？
　一応、クリア期限目標を１１月上旬と自分なりに定めまして、じわじわとすすんでいきたいと思います。
まずは自分の名前は『キノコ♪』、好きなたべものは『おさしみ』でスタートしてみました〜。数十年ぶちのRPG、いったいどうなることやら。ワクワクするニャー。

梅本竜“YU-NO”アルバム・ライナーノーツ③（完結）

In Memory of Ryu Umemoto


　友人であり、恩人でもある梅本竜がこの世を去ってから４年が過ぎた。どんな季節でも彼のことを思い出さない日はほとんどないのだが、やはり８月の強烈な陽射しが照りつける盛夏を迎えると『ああ。命日が近づいたんだなあ』と想いにふけってしまう。ご年配の方が『盛夏＝終戦記念日』と結びついてるのと似た感じだろうか。
　３回に分けて掲載したライナーノーツ、今回で終了です。このライナーを書いたことで自分は強力な影響を受けた梅本竜という存在を少しは客観的に見られるようになったのではないか、と思ってます。　最後までお読みいただいた皆さん、ありがとうございました。

　　　【強烈なFM音源モジュレータのような男・梅本竜】 ~ 3/3 ~

　＊＊＊　《 1/3 》はコチラ　＊＊＊


　２０１０年１１月〜２０１１年１月。梅本竜は自身を「忍者」とか「間者」と名乗り、ハイテンションを保ったまま音楽制作と並行して各地を飛び回る生活を送っていた。まさに神出鬼没。甲府や関西、九州に気の向くままに行き来を繰り返していた。自身のルーツ探しに興味があったらしい。音楽制作は移動中や旅先でも行えるのが彼の強みだった。彼の作曲方法は特異で楽譜や楽器を全く使用しない。「頭の中に完成形で楽曲が浮かぶので、それをMMLとDAWを使って実現させる」というものだ。楽器を弾きながら和声を試行錯誤して楽曲を仕上げるタイプの私には全く信じられない。極めて「異能な」作曲方法である。それゆえ彼は自由にあちこちを移動しながら、合間に制作もこなせたのだ。
　彼はTwitterを愛用していたが、その２ヶ月間は自身で問題を提示してはすぐに解決方法を思いついて「大丈夫だ。問題ない」とつぶやくことを常としていた。そして新しい会社「飛翠」を立ち上げるべく準備をしていた。

　毎日つまらないサラリーマン生活を送っていた私にとって、梅本竜の生き方はあまりにも眩しく１日１日と経過するにしたがい、だんだん居ても立ってもいられない気持ちが高まってきた。彼の１日分の行動力が私の１ヶ月分くらいに相当するような焦りと苛立ちを覚えた。やがて私は２０年勤めた会社に辞表を提出し吸い寄せられるように「飛翠」への参加を決めていた。

　ある日彼はほとんど新品状態のMac Book Pro（Logicインストール済み）を私に「預ける」と告げて手渡した。決して安くはない品物である。「自分はLogic使ったことないので、国本さんが先に勉強して私に教えてください」と言って笑っている。お金の使い方が豪快で風変わりな男だと思った一方、ちょうどDAWを勉強し始めたい気持ちが膨らんでいた私にとってはこれ以上ないすばらしいプレゼントとなった。

　その後２０１１年１月中旬くらいから、彼は病を患いまるで別人のように元気がなくなってしまった。そこから後の事はここではふれない。新会社「飛翠」も結局実現することはなかった。私は彼が託してくれたLogicと悪戦苦闘しつつも、どうにか翌２０１２年夏に自身初のアルバム『ひつじの丘』を発表するまでにこぎつけた。このアルバムでは書き下ろしの新曲も収録したのだが、いつの間にか自分に「創作意欲」が戻ってきたことに驚いた。
ハード面でもソフト面でも梅本竜との出会いがなかったら、このアルバムは決して生まれていないし、もしかしたら私は定年までダラダラとサラリーマンを続けていたかもしれない。
　
　他者の何倍もの密度の濃い時間を過ごし、FM音源のモジュレータのように強烈な影響を周囲に与えて、風のように去っていった男、梅本竜。そして楽器や楽譜を一切使わず、脳内に和声を含めた曲の完成形ができるという「異能」の作曲家、梅本竜。このアルバムをお聞きいただきながら彼の壮絶な生き方にもほんの少し、想いを馳せていただければ筆者の幸いである。

　（完）

●梅本竜『YU-NO』カバーCD「PAST」に関するお問い合わせは、PUCHI さん宛どうぞ。

サウンドテスト0006＠大阪

　札幌と大阪で展開されているゲーム音楽イベント「サウンドテスト」。回数を重ねて第６回となりました。今回はタケちゃん＆健ちゃんとして初めての大阪に乗り込みます。ドラムには関西ゲー音部長のあってなさんを迎え、トリオ編成を軸に多彩なゲストをお招きしてユカイなコラボ演奏を展開する予定です。対バンがコロニーおとし、GOURMET MANIA、関西ゲー音部ということで盛り上がること確実。うきゃきゃ。楽しみだー。関西近郊の方をはじめ皆様是非、足をお運びくださいませ〜♪

夏のツユは柚子だ！梅だ！

　明日は福岡行きのキノコさん。福岡で出会った醤油の美味さに打ちのめされて以来、決して地元のスーパーで醤油は買わず、ネット通販でいろんな醤油を少しずつ買っては試している日々。
ただ悔しいことに人生は全ての醤油を試すほど長くはありません。。。ダメな醤油があったらアナタに教えてあげますよ。「あかん醤油」→“I can show you”なんちゃってね。うひひ。
最近は醤油にとどまらず、「つゆ」系もいろいろ試してるキノコさん。写真の柚子・梅入りのツユ、暑い夏にそーめんとか食べるのにピッタシな感じ！さっぱりさわやかな風味でやみつきですよ。ぜひお試しあれ〜。らーめんそーめん冷やそーめーん♪

オリジナル新曲♪博多弁のうた

博多弁のうた

　来週福岡で行われるレトロゲーム音楽イベント「れとろげ！」に合わせてご当地ソングを新たに作って盛り上がろう！ということで「博多弁のうた」作ってみました。

　『博多弁のうた』/ キノコ国本剛章＋FGMF

作詞：FGMF
作曲：キノコ国本剛章
PV制作：わおん
キャラクター提供：ときめき☆超戦略

【ミュージシャン】
日向紫音 (Vo)
テンドウ (Gt,Cho)
マツケん (NES)
キノコ国本剛章 (Ba,Cho,Programming)

★ここが聞きどころ★
①ネイティヴの歌手が唄ってるので正しい発音の博多弁が勉強できる！
②イントロや間奏で、聞いたことあるような気のする曲の一部が聞こえる気がする。けど気のせいだと思う。
③ところどころでちょいちょいNES(ファミコン)の音色や「迷宮組曲」のフレーズが聞こえる。

…ということで博多の方も、そうでない方も一度聞いてみてくださいませ〜。個人的には日向紫音さんの「峰不二子の声マネ」がド真ん中のストライクで「しゃれとんしゃーよ♡」の部分で転げ回って悶絶しています。あはは