カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

初めてのTOEIC

2006年05月29日 | NOVA

『TOEIC』ご存知ですか?「と…え…い…C?…ん??あーあれね。知ってるよ。知ってますとも。やだなー常識じゃん。あれでしょ。あれ。『とえいC』じゃん。Cは『CHIKATETSU(地下鉄)』のCね。都営地下鉄のことでしょ。浅草線、三田線、新宿線…都内は地下鉄の路線が複雑すぎてホントによくわかんないにゃ~。『次は~岩本町、岩本町。』いーわ~もっと~ちょ~だい。いーわ~もっと~ウッフ~ン」ってコラーーーッ!アホか!!
『TOEIC』=英語の試験ですよ。リスニング(聞き取り)100問、リーディング(読解)100問。2時間の制限時間内に計200問に答えて自分の英語力を点数で知るという。キノコさん生まれて初めてこの『TOEIC』にチャレンジしてみました。受験会場は千葉大学。定員100名くらいの小教室に受験番号順に整然と着席し「HBエンピツマークシートを塗りつぶしなさい」というなんとも緊張感溢れる体験。ボールペンやラインマーカーを使うと失格だそうです。いやー。ふだん何の制約もないヌルい生活を送り慣れているせいか、こういう「必ず○○してください」とか「○○してはいけません」というシバリがかかるとドキドキしちゃいますねー。で、一番面白かったのがリスニング・テストの音源がカセットテープだったこと。え?今どきまだカセットテープなの?しかもバリバリに緊張した試験官がテープをセットし忘れたまま再生ボタンを押して無音状態のまま30秒くらい気まずい沈黙の時間が流れるわ、その後あわててテープをセットしようとして床に落とすわ、しまいには『音が聞きづらいという方が複数名いらっしゃるようなのでボリュームを1上げます』ってオイ。その『1』って単位は何だよ!しかも別にわざわざ言わなくても黙ってだいたいの感じでボリューム上げろよ!というツッコミどころ笑いどころ満載の試験だったのでした。ある意味オイシい試験官だったなー…

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「ビクトリーラン」と「ヴィクトリーラン」

2006年05月27日 | ファミコンBGM

明日は競馬の祭典『日本ダービー』。今年こそ当てるぞ!ヘナチョコ馬券士キノコさん(注:ヘナチョコ馬券士=グレート納税マン)張り切ってデイリースポーツを買ってきました。どれどれ?どんなメンバーが出てくるのかな…?すると1頭キラリと目をひかれる名前の馬がいます。「ヴィクトリーラン」です。PCエンジンのゲーム「ビクトリーラン」のBGM、私の担当作品なのでなんか親近感覚えるんですよ。今年はほぼ20年ぶりにCDにもなりましたしね。⇒「LEGEND OF GAME MUSIC ~ CONSUMER BOX ~」まあこんな買い方で当たったらインド人も土ビンも茶ビンもハゲチャビンもビックリなんですけど…まあどうせ一生懸命予想しても当たらないのでここは一発「ヴィ」と「ビ」の違いはありますが応援してみようかなー、と。
さて「ビクトリーラン」の話が出たところで私のPCエンジン・ゲームBGM担当作品を挙げておきましょう。
   1987.11 … 「カトちゃん&ケンちゃん」
        12 … 「ビクトリーラン」
   1988. 4 … 「遊遊人生」
以上3作品です(たぶん)。初期担当作品中期担当作品と合わせて全13タイトルに関わらせていただきました。PCエンジンの作品に関してもそのうち思い出してボチボチ書いていきたいと思います。さあ、明日はヴィクトリーランしっかり走れよ!

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弦楽器との出会い&お付き合い

2006年05月25日 | My Favorite

現在はバンドでベースを担当している私ですが、弦楽器とのお付き合いを振り返るととてもシンプルな経歴となっております。
12歳(中1)フォークギターを母親に買ってもらう。メーカー「スリーS」¥15,000ナリ。ラジカセをねだった時あれほど買ってくれなかった母が何故かビックリするほどアッサリ、即座に買ってくれる。あまりにも交渉に手応えがなく拍子抜けした記憶がある。このフォークギターを中学の3年間テッテテキに弾き倒しコードネームと仲良くなる。その後19歳で友人に貸したきり行方不明となる。後にも先にもフォークギターはこれ1本。
15歳(高1)…自分の小遣いを貯めてエレキギターアンプを買う。ヤマハのSF-700+ズームの20Wくらいのちっちゃいヤツ。¥100,000ナリ。高校3年間テッテテキに弾き倒したが全く上達せず自分はギターに向いてないことを悟る。その後誰か(忘れた)に貸したきり行方不明となる。後にも先にもエレキギターはこれ1本。
18歳(大学1年)…友人から格安でベースを譲り受ける。メーカーはARIA。3年くらいテッテテキに弾き倒し、その後気まぐれからフレットを抜いてフレットレスベースにして誰かに貸したきり行方不明となる。
21歳くらい…今も弾いてるTUNEのベースを買う。¥200,000ナリ。現在キノコさんが所有している弦楽器はこのベース1台のみ。もう20年以上も同じ楽器と付き合ってます。これだけはとても気に入ってるので誰にも貸したりせず現役です。
というわけで今現在私の部屋にある弦楽器はTUNEのベース1台きり。とてもシンプルな弦楽器生活となっております…。

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ヘクター’87 その③

2006年05月22日 | ヘクター’87

「HISTORY1」BGMの構成をNGテイクと収録テイクで比較してみると
   ★NGテイク(2-#64)           ☆収録テイク(2-#10)
 イントロ   2小節             イントロ   2小節
 【A】      8小節 × 2        【A】     8小節
 【B】      4小節 × 2        【B】    18小節
 【ブリッジ】  4小節            【C】   12小節
 【C】    12小節  
  1回り合計=40小節           1回り合計=38小節
改めて調べてみて1回りの長さが2小節しか違わないことにビックリしました。私の感覚ではNGテイクは「尺が長い!」収録テイクは「コンパクト」だからです。何故そう感じるのか…たぶんNGテイクの方は【C】があまりにも異質。浮いている感じだからだと思います。40小節の中で別な2曲を聞いている、みたいな…。OKテイクの方は【A】【B】【C】に自然なつながりがありますもんね。あと皆さん、NGの【B】とOKの【C】が似ているのはお気づきでしたか?実はこの部分、ヘクターさんのお気に入り(?)で開発ルームでよく♪ソーは青い空~ラーはラッパのラ~って口ずさんでいらっしゃいました。それでこの部分は完全にボツにせずに【B(セットアッパー)】から【C(クローザー)】に昇格(?)させたような記憶があります。結果、NGテイクよりもずいぶんPOPで聞きやすい収録テイクができたのでした。

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ライディーン

2006年05月20日 | 自動演奏

SOLID STATE SURVIVOR / YELLOW MAGIC ORCHESTRA (1979)
Ymo キノコさん高校2年生。このアルバムはリアルタイムで聞きました。とにかくいろんな意味で衝撃を受けましたね。それまでのポピュラー音楽ではここまでの徹底した「全編自動演奏」はありませんでした。「人間が作り出すリズムにスパイス的に自動演奏が乗る」のではなく「機械が作り出すリズムに人間が従う」…まさに音楽界の産業革命でしたね。で、本音を言うと自動演奏があまり好きではないキノコさん。こうやって記事にしている割にはYMO自体あまり好きではないんですよ。ただこのアルバムだけは例外でして。「全編自動演奏」初体験の驚きが強烈な思い出として脳裏に焼き付いてますからね。LPレコード(当時)に針を落とした直後の『TOKIO』の声…。あれは反則ですよ。あとはユーモア、というか遊びの部分が多いのがイイですね。「RYDEEN」のブリッジ部分なんか特に。シューティング・ゲームみたいなSEと、パッパカパッパカ走り抜ける馬の蹄の音。とにかく「数年後の音楽を先取りした」カッコイイ音楽でした。今聞いても当時のワクワク感はそのままです。読者の皆さんにとっては単なる「古典」的存在なのでしょうか…。

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みんなどこかへ行く途中

2006年05月17日 | 星観る人

「みんなどこかへ行く途中」/星観る人(1989.10)
2ndcd  1.百鬼夜行 (国本 剛章)
 2.さんぽ   (  〃  )
 3.みんなどこかへ行く途中(  〃  )
 4.火花、火花(  〃  )
 5~8. Bonus Track 百鬼夜行 SE

カバーイラスト by カワムラ“Dogface”タケヒデ
CD Mastering Engineer : yasue

星観る人2作目のアルバムです。ボーナストラックがついて復刻しました。yasueさん、ありがとうございます。さて1作目では「一発録り、一切の多重録音ナシ、No Synthesizerな音」にこだわったキノコさんでしたが1st発表後数ヶ月が経過して少しは考え方がまるくなったのでしょうか、この2ndでは一部多重録音もしてますし鍵盤も弾いています。「百鬼夜行」イカ天で演奏した曲。バリバリの変拍子です。「さんぽ」…星観る人のなんちゃって部門デビュー作。フザけてます。怒っちゃイヤ~ン。「みんなどこかへ行く途中」…リリカルな小品。「火花、火花」…リリカルでやたら長い曲(20分以上だと。エーーッ?)
   空想科学度   … ☆☆☆☆☆
   なんちゃって度 … ☆
   癒し度      … ☆☆☆
   オススメ度    … ☆☆☆☆
興味ある方は私の個人メール宛お問い合わせ願います。

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「井戸BGM」楽譜書きました

2006年05月15日 | 迷宮組曲

以前書いた「迷宮組曲」城内BGM(ピアノ譜)」の評判が割りと良く、楽譜ユーザーから「井戸BGM」のリクエストもチラホラとありましたのでこの度、頑張って書いてみました。
Photo_15 楽譜ご希望の方は私の個人メール宛ご連絡ください。「jpeg」形式でメール送信させていただきます。キノコさんは「ファミコン女子」には優しいので前回同様、女子には無条件で楽譜を送信します。男子の場合は「ノリツッコミ」ができる方限定、とさせていただきます。男子は私に「井戸BGMのスコア送ってください」とメールしてください。で、それに対して私が「ボケ」メールを返しますので面白くノリツッコミ・メールを返してください。愉快なノリツッコミができた方には楽譜を送らせていただきます。
さて今回の楽譜は3段譜になっています。最初は2段のピアノ譜にしようと思ったのですが「井戸BGM」を2本の手だけで弾きこなすのは至難の業だと悟りました。で、単音のメロディー譜+ピアノ譜(ピアノは両手で伴奏)という構成になっています。演奏不可能なベース・パートの音跳びなどを演奏可能な範囲にアレンジしていますが、ほぼ原曲をそのまま再現できるようになっています。前にも書いたように転調の多い曲なのでが多いです。その辺はご了承ください。ピアノ・パートも初心者にはちょっと難しいレベルですが…ファミコンBGMはもともと人間が演奏することを前提として作られていませんからね(汗)。この楽譜はギリギリの妥協点だと思います。中級者以上向けの楽譜になってます。少し練習が必要だと思いますが…楽しく演奏していただければ幸いです。

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ミッキーマウス不思議の国の大冒険

2006年05月13日 | ファミコンBGM

CHALLさんという方からメールをいただきまして。「ミッキーマウス不思議の国の大冒険」最速クリア動画サイトをご紹介いただきました。7分32秒でクリアしてるのかな?ふ~ん。キノコさんはファミコンがヘタ!なのでこの動画を見てもプレイヤーの腕が「どこがどうスゴイのか」いまイチわかりません。ただおかげさまでCD「20世紀ファミコン少年」の曲目リスト、「?」部分がまた少し解明されました。CHALLさん、情報ご提供ありがとうございます。
さて、BGMに注意しながら動画を順に見ていくと「ステージタイトル」⇒「各ステージ」⇒「対ボス戦」⇒「コンプリート」というルーティンが繰り返されているのがわかります。で、どこが私の担当した部分かというとルーティン部分では
  ステージタイトル … 作曲者不明
  各ステージ    … 下記参照
  対ボス戦     … キノコさん作曲(Disc1-#47)
  コンプリート     … 作曲者不明
ということで「対ボス戦」のみが私の曲です(動画ではボスキャラが「瞬殺」されているのでほとんど聞かれませんが)。ステージ別では
  ①「FUNHOUSE」     … 作曲者不明
  ②「OCEAN」      … キノコさん作曲(Disc1-#45)
  ③「WOODS」           … 作曲者不明    (Disc1-#59)
  ④「PIRATES SHIP」… キノコさん作曲(Disc1-#46)
  ⑤「CASTLE」           … 作曲者不明
ですね。あと「CONGRATULATION」がキノコさん作曲(Disc1-#50)であることもわかりました。こういうマニアックなサイトがあるんですね。インターネットって深いなー。「ミッキーマウス不思議の国の大冒険」ファンのみなさま、動画を是非お楽しみください。今後もユカイな情報、お待ちしております。

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SALT PEANUTS 次のライブ

2006年05月12日 | SALT PEANUTS

SALT PEANUTS次のライブ日程が決まりました。
6月18日(日) 17:00~
大塚 WELCOME BACK
(終了しました)
Ca280076_1
1ヶ月ほど時間がありますね。ギター・ボーカルの杉原くんの創作意欲は依然、絶好調です。おそらくライブ当日は新曲を2曲ほど発表できるかと思います。現在アレンジを練っている最中です。
東京近郊で興味のある方は是非お越しください。曲はすべて杉原くんのペンによるもので私は1曲も提供していませんが、彼の曲と唄を是非聞いていただきたく思います。彼の作る曲はホントにイイですよ。私はずーっと杉原くんの大ファンでして。彼の良さは「直球勝負」にありますね。例えるなら阪神タイガース藤川投手のピッチングに通じるものがあります。直球しか投げられない「おバカ・ピッチャー」というのではではなく変化球の「ひきだし」を持っている上でここ一番という時には直球で勝負する、という「クレバーな本格派右腕」なのです。私は一緒のバンドで同じステージに立ちながらいつも「杉原ファン」として楽しく演奏させてもらってます。音楽はやっぱり「直球勝負」ですよ(笑)。

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スターソルジャー その⑦

2006年05月10日 | スターソルジャー

「ラザロ」のシーン、皆さんどういう思い出をお持ちですか?画面の4つ角に現れる不気味な顔のパーツ。合体しようとだんだんにじり寄って来る…合体すると厄介な敵になる。合体する前に撃破せよ!そんな緊迫の場面ですよね。「FAMICOM 20TH ANNIVERSARY ORIGINAL SOUND TRACKS VOL.2」でいうと#60、CD「20世紀ファミコン少年」でいうとDics1-#15の曲です。実はこの曲、2音しか鳴っていません。パート1(矩形波)とパート3(三角波)だけです。「ここはとにかくプレイヤーが『撃ちまくる』場面なので弾を撃つ効果音用にパート2とノイズはとっておきたい。残りの2音だけで何とか緊迫感を出してください。」そんな要請がプログラマーのNさんからあったように記憶しています。で、開発ルームで「ラザロ」のグラフィックを見せていただいたわけですが第一印象は「無機的・無感情な物体」!いわゆるステレオタイプな「敵役」。小学生が何の迷いもなく「ブッ壊したる!」ってストレートに思えるキャラでBGMも作りやすかったですね。で、2音までという制限の中でキノコさんがとった手法は「ホールトーン」でした。日本語でいうと「全音」。ド・レ・ミ・ファ#・ソ#・ラ#・ド…ですね。ギターやベースでいうととにかく1フレットとばしに弾くとホールトーンになります。そのホールトーン・スケールを速いスピードの6連符で鳴らしてワケわかんない不気味な感じを出しました。いかがでしょう?ただ「ラザロ」の出現に慣れたプレイヤーにとっては「確実に倒せる」相手の出現BGMに過ぎずホールトーンもクソも何の緊張感もなかったかもしれませんが…

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