カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

架空ゲーム・オリジナル曲演奏。「山染世界」

2016年02月28日 | ともだち
 3月20日(日)に一緒にライブをするバンド「山染世界(さんぜんせかい)」。先日、リーダーの景多(バストラ)さんのお誘いを受けて、初めてライブを鑑賞してきました。
『山染世界』
景多 (ピアノ、作編曲など)
宗達 (尺八)
胡籠 (サックス)
滝雄 (ドラム)
白影 (ナレーション/声優)
  (キャライラスト制作)
 架空のゲームをモチーフにしたオリジナル曲を演奏するバンドです。「架空のゲーム」?そうです。つまり「ゲーム音楽バンド」なのに「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」を演奏せず、誰も知らない知られちゃいけないデビルマンが誰なのか的な曲ばかりを演奏するのです。
 驚いた点がいくつかありました。
45分間MCなし休憩なしのブッ続け演奏
 全17曲の小曲を画像、セリフをからめて演劇じたての組曲として演奏していました。
暗譜
 上記の長い曲を一切楽譜を見ずに演奏していました。
③個性的な楽器編成
 ベースがいなくて、和洋の管楽器が1本ずつ。一見、不安定な編成です。しかしそれがイイ味となってでていました。
上記①〜③は口で言うのは簡単ですが、実際にやるのは並大抵なことではありません。キノコさんも20代の時に1曲20分強のオリジナルをバンドで演奏していましたが、作詞作曲も苦労したし、バンドのメンバーに暗譜してもらうのも時間がかかりました。演奏するにも体力精神力を著しく消耗します。だから45分のオリジナルを休みなし、暗譜で完全に演奏しきる苦労が、実感としてわかるのです。「あー。これだけの情熱をもって創作&実演をやってる方がいるんだー」と、メチャメチャ感動しました。
 作曲担当の景多さんの熱意もすばらしいですが、メンバーの皆さんがそれぞれ情感あふれる演奏をしていて、緩急自在。45分の長さを全く感じさせない圧巻のパフォーマンスでした。
まだご覧になってないという方、3月20日のライブにぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか。
 『けつおん! vs 山染世界』中延ボナペティ
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20代の頃の機材の思い出⑧

2016年02月21日 | My Favorite
 《2種類のフットペダル》
 前回紹介した「KORG デルタ」。シンセサイザーストリングス2系統が完全に独立していて『LIVE演奏向き』な設計のキーボードだったんですが、これをきちんと使いこなすためには足元に2台のペダルを準備する必要がありました。
 フットバランサー(2 In ×2 Out)=入力された2系統信号の音量バランスコントロールする
 ②フットボリューム(2 In ×2 Out)=2系統の入力信号を同時にコントロールできるボリューム・ペダル
例えば曲が盛り上がっていく時。最初はシンセ音だけが鳴っていて、徐々にストリング音を加えていくような演出。片手が空いていれば本体パネルについている2本のボリューム・スライダーを操作すれば簡単にできます。しかし、盛り上がる場面では両手を使って演奏していることが多い。その場合、2台のフットペダルが威力を発揮するのです。
 ●バランサーのペダルを全く踏んでない状態=シンセ音だけが出る
         ↓
 ●バランサーを徐々に踏み込んでいき、半分くらいまで踏む=シンセ音にストリングスが加わっていき、5:5の音量バランスになる
ただし、この操作だけだとダメで「シンセ音とストリングスは混ざって出る」けどシンセ音のボリュームは下がっていってしまうワケです。つまり盛り上がらない。
そこで上記の操作をしながら
 ●ボリュームペダルを適宜踏み込んでゆく
…という両足同時の操作が必要となってくるんですね。いやー。マニアック。「フットバランサー」なんて、今使ってる人いないんだろうニャー。それともいるのかニャー? いたら少しだけフットバランサー談義したいわー。3分くらい。あはは♪
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ゲームミュージック RENDEZVOUS(ランデヴー) Ⅱ

2016年02月14日 | キノコ国本剛章BAND
クロノトリガー(カエルのテーマ~風の憧憬~戦い) 演奏してみた 京バンド

 遠くに住んでる(関東から見て)ゲーム音楽関係の人たちが関東で集まって一緒に演奏しよう!という主旨のイベント「ゲームミュージック RENDEZVOUS 」シリーズ。第2弾が決まりました。
5月 14日 (土) 中延ボナペティ
【出演】
京バンド (from 名古屋)
   まっきー   フルート、ピッコロ、オカリナ、ボーカル
   よっしさん  テューバ
   すみやん   ギター
   きょうくん  カホン
キノコ国本剛章BAND
   キノコ国本剛章 (B,鍵盤ファーミニカ)
    マツケん (Key)
   テンドウ   (G) 
《ゲスト》チャンボン (D) … GOURMET MANIA (from 滋賀)

開場19:00  開演19:30
前売 2,800円 (1ドリンク込)
前売予約(メール受付のみ) kunimoto301@yahoo.co.jp
★2月20日(土)12:00〜受付開始
●お名前(HN) ●枚数 を明記の上、お申し込みください。

 京バンドさんとはまだ直接の面識がなくて、お話してこともないのですが、動画を見る限りではとてもバンドがまとまっていて、楽しそうです。楽器編成が独特で個性的ですが全く違和感なく、独自の世界観を創造しているように感じてます。 キノコ国本BANDにはグルメマニアのチャンボンさんがドラマーとして参加してくださいます。彼のスネアのカンカンいう高い音がワタシは大好物で、ハイボール3杯があっという間になくなる勢いです。とても楽しみなLIVEです。みなさん是非お越しくださいませ♪

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ギャフン 第16回。ゲストはヘクターさん

2016年02月07日 | キノコ国本のギャフンといってみよう
キノコ国本のギャフンといってみよう 第16回

 ユカイなYouTube番組『キノコ国本のギャフンといってみよう』。第16回は録画編集バージョンでご覧いただけます。 ゲストはヘクターさん。ファミコンバンド・スペランカーのリーダーであり、コロニー落としベーシストでもある方ですね。
 彼はライブでベースの音に三角波を混ぜて演奏するんですよ。これがとても不思議で「どうやってるんだろう?」とギモンに思ったキノコさん。もう根掘り葉掘りいろいろ質問してヘクターさんの機材を徹底解剖する!という感じです。 ヘクターさんは音楽にも詳しいですが、音色の物理的理論にも長けていて、今回の放送はアカデミック放送大学もビックリなためになる部分が多いです。 後半のコラボ演奏ではヘクターさんの三角波ベース+ワタシの『鍵盤ファーミニカ』でお楽しみいただけます。
 収録時には話が盛り上がりすぎて、2時間以上カメラを回してしまい、「ひえ~。尺が長くなる~」とビクビク、オドオド、ヨレヨレ、ヨボヨボしていた私ですが、構成・演出まめさんが会話と会話の間のムダな時間をバッサリとカットしてくださいまして。見事33分におさまっております。ナイス編集です。いつもありがとうございま~す。
 番組へのご意見・ご感想、呼んでほしいゲストさんのご希望などありましたら、どんどんお寄せくださいませ♪
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