カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

動画制作の「すばやさ」が1あがった!

2022年08月06日 | 20世紀ファミコン少年
CD「20世紀ファミコン少年 DECADE」 クロスフェード

 「60歳の手習い」で今年3月に生まれて初めて動画制作に挑戦したキノコさん。 5か月が経過して20本弱の新しい動画を作り、YouTube にアップすることができました。
5か月経験してみて、今思ってることは
①全然上達してない
センスない
③だけど制作時間、大幅に短縮
の3つです。①と②は滅になにも気にしてなくて、③は素直に喜んでいます。1本目に作った「PC園児DECADE・クロスフェード」は制作に「のべ10時間」くらい費やしたんだけど
最近作った同程度の「20世紀ファミコン少年DECADE・クロスフェード」は1時間くらいで完成しました。ヘタだけどね。あはは。
牛丼チェーン店で言ったら「速い!まずい!センスない!」っていう感じかな。
動画制作に対する「身構える」気持ちが全然なくなったので、これからも「すばやさ」重視で発表していきたいでーす♪
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Disc1-#1 Nose To Tail  小林明日香さん(Violin)

2017年07月13日 | 20世紀ファミコン少年
新日本BGMフィル 小林明日香 "Eight Melodies" from MOTHER (FC)

 『20世紀ファミコン少年DECADE』の1曲目『Nose To Tail』。いきなり耳に飛び込んでくるのは蝶のように軽やかに舞うヴァイオリンの音です。これを演奏してくださったのが小林明日香さん。NJBP(新日本BGMフィルハーモニー管弦楽団)のコンサート・ミストレスを務めていらっしゃる方です。この曲、実はとても難易度が高い曲なんですよ。
音程の跳躍が激しい(でだしの1小節目だけで2オクターブを一気に駆け上がる
リズムの取り方が難しい(休符のタイミングや変拍子など)
 実はキノコさん、自分で作曲しておきながらこの曲の主旋律、まともに演奏できません。スローテンポなら鍵盤でどうにか弾けますが、CD収録のテンポだと指がからまってキチンと演奏できませんね。 「じゃあどうしてそんな曲作ったの?」というギモンが湧くわけですが、この曲のメロディーは「最初から小林さんのヴァイオリン演奏を想定」して作ったモノなんですね。「オレは弾けないけど、小林さんみたいな名手だったらきっと華麗に演奏してくれるだろう。うひひ」ってなモンですね。 特定の演奏家や歌手をイメージして曲を作る…っていうのは時々やりますね。
 録音のときは「生ヴァイオリン」で演奏していただいたんですが、小林さんはエレクトリック・ヴァイオリン使いの名手でもあります。これがまたカッコイイんですね。クラシックROCK、両方イケル演奏家ってなんだか憧れちゃいます。NJBPでの小林さんは表情もキリッとしてて音楽に向き合う厳しい姿勢・凄みすら感じる程ですが、ROCKバンドでフロントに立つ小林さんは時折笑顔も出るし、自然に出てくるボディ・アクションもノリノリでなんだか別の人みたい。NJBPでの小林さんしかご存知ないファンの方には是非「ROCKを演奏する」彼女の方もチェックしていただきたいと思います。
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Disc1-#1 Nose To Tail  ゆげみわこさん(唄)

2017年05月21日 | 20世紀ファミコン少年
星めぐりの歌 ゆげみわこ With 星めぐりん2012 03 19

 なんともヘンテコな曲「Nose To Tail」。演奏時間は7分強あって、そのほとんどがInstrumenntal(楽器演奏)パートなんですが、途中に少しだけ唄が入る部分があります。そこを唄ってくださってるのが「ゆげみわこ」さん。
 この動画でおわかりかと思いますが、なんともフシギな浮遊感のあるボーカリストさんですね。 「Nose To Tail」の詞は自分でもよくわからない「捉え所のない」フワフワした世界なので、ゆげさんのボーカルがピッタリとハマったんじゃないかと思ってます。
 
 Nose To Tail
             作詞;キノコ国本剛章

しっぽしっぽキミのしっぽ
追いかけて 追いかけても

追いかけても
追いかけても
いつも変わり身のしっぽ
つかむのは斑の紐

追いかけても
追いかけても
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Disc1-#58 迷宮円舞曲(カラオケ)

2017年04月16日 | 20世紀ファミコン少年
 CDカラオケ収録していながら、歌詞ブックレットに載ってないとは何事だ! ということで海より深く反省。改めましてここに歌詞全文を掲載させていただきます。

『迷宮円舞曲』    作詞:つるぎ  作曲:キノコ国本剛章

光の中で 鳥の歌う日は
リズムに乗せて ワルツを踊る

雨の降る日は しずくの音(ね)を
窓にほほ寄せて 聴いていた

ひとつひとつの メロディー集めて
ふくらんでいく 僕のこの胸

悲しみさえも シャボンにのせ
澄んだ空フワリ 飛んでゆく


生きてるしるしは 音楽

息づく 調べは 風になり 花になり
(の)渡り 天(あま)駆け 遥かに 響いて

溶け合う 音は 虹になって
雨上がりの青空に 浮かぶよ


遠く彼方へ 海さえも越えて
虹の旋律 あなたへ届け

うつむかないで 見上げてゆこう
世界は音色で 満ちているよ


ともに奏でよう この音楽

 ↑ガーランド城イラストを描いてくださったのも「つるぎ」さんです。ファミコン画面からわかるのはお城の正面図だけだと思うんですが、斜め上からの視点でお城の奥行き感がイイ感じに出てると思います。なんだかドローンで撮影したみたい。奥行きの部分はつるぎさんの想像力で補完したんですかねぇ。 …というわけでこのイラストと歌詞をご覧いただきながら、カラオケ熱唱してくださるとうれしいです。
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Disc1-#59「迷宮組曲」井戸のテーマ

2017年03月05日 | 20世紀ファミコン少年
タケちゃん&健ちゃん ライブ @北九州 2013.12.07

 この録音テイクは「タケちゃん&健ちゃん ごきげんCD」に収録したものと全く同じで、再録という形です。 多くの方から井戸の面ではトラウマになるほどのヒドい目にあいました。本当にコワかった。でも音楽は好きでしたよ」とケナされたりホメられたりドキュメンタリーな曲だったので、収録させていただきました。 「完全一発録り」で多重録音も「つぎはぎ」も一切なし。松澤さんのピアノとワタシの鍵盤ファーミニカの間にマイク1本立てて「せーの」で録ったように記憶しています。 動画は北九州ライブ演奏したバージョンです。3:45くらいの所からご覧ください。雰囲気のよい小さなライブバーで演奏したので、マイクなしでも音が聞こえてます。それを活用して自由に客席の方までウロウロ歩きながら演奏しています。でもお客様にお尻を向けたりして、ホントに失礼なヤツですね。プンプン! あと照明がいい味出してて、不気味な曲調に合ってると思います。ルンルン♡ アドリブ炸裂してるし、ラストは5拍子になってるし。原曲を崩し過ぎててファミコンのバージョンしか聞いたことない方にとっては、ちょっとアレだなーって思うような演奏かもしれません。 ナゼこうなるのか。いつもは「絵に合わせて曲を作る」キノコさんなのですが、井戸の曲は例外で「趣味の世界、大爆発」。自分の好きなプログレッシブ・ロック調で「自由にやりたいことをさせてもらった」曲だからなのです。 で、嬉しいことがあったんですよ。小学生お嬢様がいらっしゃる、とあるお父様から「ムスメがCDに入っている井戸の曲を気に入ってピアニカを吹き始めた」とおっしゃったんですね。お嬢様はゲームでの原曲体験がおそらく無いでしょうから、純粋に音楽としてワタシの「自由に作ったプログレ・マインド」が伝わったことになります。時空を隔てた見ず知らずの方、しかもお子様の心に届くだなんてあたしゃーカンゲキですよ。CDを聞かせてくださったお父様に感謝です。
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Disc1-#60 海のバビルトリトン2世 / SALT PEANUTS

2017年01月22日 | 20世紀ファミコン少年
海のバビルトリトン2世

 これは曲調の似ているアニメソング2曲を、おもしろおかしく、くっつけてみたものです。
海のトリトン…1972年
バビル2世…1973年
キノコさん小4〜5くらいの時期ですね。この頃のTV番組は子供向け実写モノアニメが全盛期で、19時台は日曜から土曜まで毎日、なにがしかの子供向け番組が放映されてました。 変身モノの2大巨頭「仮面ライダー」(音楽:菊池俊輔さん)「帰ってきたウルトラマン」(すぎやまこういちさん)が放映され始めたのが1971年。その後ワタシが多大な影響を受けた冬木透さんが音楽を担当された「ミラーマン」「ファイヤーマン三沢郷さんの「デビルマン」「流星人間ゾーン渡辺宙明さんの「キカイダー」「イナズマン」などなど。 ラジカセをまだ所持していなかった頃のワタシはアニメのOP、ED、劇伴を必死になって傾聴し、記憶にインプット。そして耳コピーでピアノで弾いていました。 
「海のトリトン」と「バビル2世」は小学校時代からクラスメート間でも「あの2曲は似ているね」という話が出るくらい曲調がよく似ているんですが、ちゃんと調べたりせず、ずーっと放置していたんですね。 それがふとしたきっかけで「どこがどう似ているのかちゃんと分析してみよう」と思い立ちまして、結果このようなヘンテコなメガミックス作品ができあがった、という次第です。 お楽しみいただければ幸いです。
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Disc2-#01 Wonder Eraser / オール1ブラザーズ

2016年12月23日 | 20世紀ファミコン少年
Wonder Eraser」  作曲:キノコ国本剛章  演奏:オール1ブラザーズ荻原和音(Trumpet)

 この曲の元になったのは『ミッキーマウス不思議の国の大冒険』〜Never Landです。バンド向けの曲っていうか、ベースラインが「難しいけど人間が演奏可能」 に作ってあって、30年前に作曲した時から「いつか自分でベースを弾いてバンドで録音したいニャー」と思っていたのでした。 ただ、ファミコン用に作った時はAメロBメロだけで短いスパンでループしていたので、今回新たにブリッジ部分やトランペットSolo用のパートを作り足したのです。
 タイトルは和訳すると「不思議な消しゴム」。キノコさんの貧弱なゲーム知識でも、このゲームのメイン武器が消しゴムであることはギリギリ知っていたので素直に名付けました。勇ましい主旋律はなにがなんでもトランペットに吹いてもらいたくて、おともだちの荻原和音さんにお願いしました。 歯切れのいいメロディーハモリ。一転してけだるく緩急自在な中間部のソロ、そして狂気すら感じる終盤の自由奔放なアドリブ…。 私が「こんな風にできあがってきたらいいニャー」ってなんとなくフワーッと想像していた演奏のはるか斜め上380%のすばらしいトラックでした。 オール1ブラザーズのCD「1」に収録したのが初発表だったのですが、ワタシのお気に入りの曲ということで『20世紀ファミコン少年DECADE』にも収録させていただいたワケです。
 荻原さんはキーボード・プレイヤーでもあり、来年1/28の『ゲームミュージックRENDEZVOUS 3』でご一緒に演奏させていただきます。荻原さんに会いたいというアナタ、ぜひお越しくださいませ♪ 絶賛予約受付中です。
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Disc2-#58 俳句 / 星観る人

2016年11月20日 | 20世紀ファミコン少年
 この曲を作ったきっかけは「若さゆえの反骨精神」ですね。国語の授業で「俳句。それは五・七・五17文字で表現される世界最短の詩です」って教わる。
古池や蛙飛び込む水の音   うん。たしかに17文字っていう素数な文字数だけど
|ふるいけや○○○|○かわずとびこむ|みずのおと○○○| (○は8分休符)  結局みんな休符を入れながら4拍子で読んでるんじゃん。なんでえ、つまんないの。
オレだったら17拍子で休みなく
ふるいけやかわずとびこむみずのおと
って読むね。 あれまあ。若さゆえの反骨精神以外の何物でもありませんね。お恥ずかしい。
でもこれを音楽にしてみたら、意外と面白かったのです。17拍子って、うねうね感が気持ちよくて結構アドリブが盛り上がる。そりゃもう好き放題にベースディストーションかけてブリブリ弾いてます。あはは。 ただ演奏は楽しかったんだけど1つ問題が発生した。録音エンジニアから「ドンカマがほしい」と要望が出たのです。「ドンカマ」ってのはリズムガイドトラックのことで、メトロノームみたいなモンですね。 キノコさんこの要望には困った。なぜなら一定のリズムに合わせて演奏することが大キライだったからです。特にこの「俳句」という曲。テンポがうねうねと揺れるからこそ味が出るというのに!ああもう! そこで解決策模索。♪もさーくはきーをきるー〜〜、ヘイヘイホー、ヘイヘイホー。もさーくー、もーーさーくーよー〜〜ハイハイその木を切るのは与作ね。与作じゃなくて模索ね。 で、行き着いたのは「1拍ごとにテンポチェンジが入力できるシーケンサーにクリック音を打ち込む」という荒技。何言ってるかわからない?あたしにだってわからないよ!
 とにかくね。こういうことだよ。
①メトロノームなしで、いつものように「俳句」のベーシック・トラックをバンドで一発録音する
②録音した曲を再生すると同時にシーケンサー(QX3)のクリック音を鳴らし、曲と同期するようにテンポチェンジの値を入力してゆく
③電子レンジで1分あたためる
④冷蔵庫で一晩ねかす
⑤いい具合にお皿に盛りつける
⑥できあがり
 実際には②でイヤになって作業を投げ出して遊びにいってしまうのでした。 はーなつかしい。そんな苦労をちょっとだけ想像しながら聞いてみてください。星観る人の演奏で俳句です。どーぞー♡
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Disc2-#59 百鬼夜行 / 星観る人

2016年10月22日 | 20世紀ファミコン少年
 あんまり詳しく覚えてないんですが、作ったのはだいぶ前。キノコさん26歳(1988年)頃の作品です。
TV番組「イカ天」に出演した際に演奏した思い出深い曲です。

   百鬼夜行   作詞、作曲:キノコ国本剛章   演奏:星観る人

 私を見て 私を見透して
 誰かの作った道具を得意になって操る
 あなたより
 あなたより少しエライ私を

 鉄の箱の間を
 列になり 這い回る
 裂けた口からは
 赤い声を吐き

 土の箱の間を
 群れになり這い回る
 露出した脳は
 腐りかけた緑

なんか気味の悪い歌詞に、変拍子バリバリのプログレチックな曲ですが、キノコさんにもこういう若い時期があったということでそこはかとなくふんわりとお楽しみいただければ幸いです。
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Disc2-#60 激おこぷんぷん丸 エンディングテーマ

2016年09月22日 | 20世紀ファミコン少年
激おこぷんぷん丸 エンディングテーマ

 今月11日に発表しました新作CD『20世紀ファミコン少年DECADE』。2枚組、全部で120曲入り。 内訳はゲームBGM関連が112曲、それ以外が8曲です。 ハッと気づいたら唄もの系の歌詞をブックレットに載せるの忘れちゃいました…。ということでこのブログ上で歌詞など、情報を補完していきたいと思いまーす。ペコリ。

 ★Disc2-#60 「激おこぷんぷん丸 エンディングテーマ」
作詞・作曲・Programming:キノコ国本剛章
ボーカロイド調教:マツケん
アニメーション:DNA
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 レンジで1分 ぷんぷん
 お湯かけ3分 ぷんぷん
 ごはんの時間が待ちきれない ぷん

 とんでもHappen ぷんぷん
 歩いて10分 ぷんぷん
 授業が始まる 間に合わない ぷん

 いつもぷんぷん ぷんぷん 
 怒ってる
 そんなぷんぷん ぷんぷん
 あいつの名前は 
 激おこぷんぷん丸
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