Break In の曲が You Tubeに

Break In - Title

　キノコさんがハドソンで最後に担当したゲーム音楽、それが『Break In(ブレイク・イン)』です。30年くらい前の当時、流行していていたビリヤードのシミュレーション・ゲームですね。　本当に発売されていたのかどうか、存在自体が怪しいナゾのゲームだったのですが最近ふとBGM動画がアップされていることに気がつきまして。　パッケージ写真、実は初めて見ました。あはは。　というわけでほとんど誰も知らない、（販売本数も少ないと思う…）マニアックなゲーム『ブレイクイン』。曲もヘンテコでマニアックですよ。　少しずつ当時を思い出しながら解説してみようかな…。

「チャレンジャー」制作の思い出

　10月15日に私のファミコン音楽・デビュー作「チャレンジャー」の発売から３０周年を迎えました。　このブログでも過去にいくつか思い出話を書いてます。（ジャンルを「チャレンジャー」で選ぶと読めますよ〜）が、今まであまり書いてなかった部分を書いてみようかニャー。
　キノコさんの実家は札幌市清田区北野というところにあるのですが、「チャレンジャー」は実家で作曲しましたね。MSXの画面を映してたのがブラウン管式の14インチ・モニターで、これがデカイのなんのって。今の液晶モニターと違って奥行きが50cmくらいありましたからね。このモニターとMSX本体、ミニ鍵盤を置いたら机の上が満杯になって往生した記憶があります。　作曲に使っていたメインの鍵盤はたしかRolandのJX-3Pだったと思います。実家の２階、6畳の部屋にベッドがあって、これらのモニター、鍵盤、オープンリールデッキ、ミキサーがあったもんだからそりゃもう狭いなんてもんじゃなく、やがて「忍者ハットリくん」の制作時には実家を出て一人暮らしを始めたのでした。　このあたりのことは今度、ハットリくん30周年の時にでも書こうかな。
　YAMAHAのMSXにFM音源ユニット＋シーケンスソフト(YRM-55)。当時は１台のパソコンで８和音、しかも８音色をバラバラに、指定した音符の通りに鳴らせる…というのは画期的だったんですよ。RolandのMC-4とかY.M.Oが使っているようなプロユースの機材はあったけどお値段がゼロ１つ分違う…。MMLの初期版みたいな音楽制作の手法もすでに存在していたかもしれませんが、幼少時にピアノを習っていた私にとっては「楽譜による入力」方法が向いていた、というのもあります。YAMAHAの、この製品が出てきてなかったらキノコさん、ハドソンとの接点もなかったでしょうね。ホント、YAMAHAのMSXにはお世話になりました。

新作ファミコンタイトル「8BIT MUSIC POWER」

　ゲームラボ10月号、「RIKIのレゲー病日和」に記事が掲載されています。
「8BIT MUSIC POWER」とは…？
【制作者】RIKI（マンガ家・ゲームクリエイター）
【形式】ファミコン用カセット
【コンセプト】「ゲーム」ではなくファミコン実機で聴く「音楽アルバム」
【楽曲提供アーティスト】
・Omodaka
・梶原正裕
・国本剛章
・慶野由利子
・Saitone
・佐野広明
・塩田信之
・Tappy
・Hally
・与猶啓至
【発売元】コロンバスサークル
【発売時期】2015年末予定

　キノコさん、「３和音＋１ノイズ」の世界で新曲を制作、参加しています。
RIKIさんのPOPでキュートなイラストにインスパイアされた、お茶目な感じの小曲です。どうぞご期待くださ～い♪

初の「録画編集版」ギャフン 第14回

キノコ国本のギャフンといってみよう 第14回

　今までずっと「ナマ放送」で行ってきた番組ですが、今回初めて『録画＆編集』で制作してみました。構成演出のまめさん、頑張ってくださいました。しゃべりの部分がムダがキレイにカットされてて、そりゃもう見やすくなっております。
★キノコ国本のギャフンといってみよう　第１４回
《ゲスト》日向紫音
《内容》れとろげ！＠福岡　ふりかえり
　●萌々☆楽団（もえもえバンド）
　●オール１ブラザーズ＋楓(D)＋けんたろ(Sax,Pf)
　　　「博多弁のうた」制作秘話
　紫音（しおん）ちゃんの萌え声やセクシーボイスにメロメロのフニャフニャになっている情けないワタシの姿を是非ご覧ください。　あと来年の9/18に「れとろげ！Lv.2＠福岡」の開催が決まっております。ご興味のある方は主催のわおんさん宛にお問い合わせください。出演者、スタッフ両方募集中でーす。