カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

♪フンフン作曲法

2005年12月15日 | ファミコンBGM
キノコさんの受けた音楽教育は小1~中3のピアノレッスンだけです。高校は普通科、大学は工学部(しかも6年在籍の後、除籍)でした。作曲法はすべて自己流、難しい音楽理論はいまだにわかりません。
そんな私の作曲法は大きく分けて二通り。「フンフン作曲法」「ガジガジ作曲法」です。
「フンフン作曲法」…歩きながら鼻唄をうたい、メロディーから作曲してゆきます。「勇敢な少年」「追い込まれたヒーロー」「優雅なダンス」「孤独な戦士」などテーマを短い言葉で絞り込み、イメージを思い浮かべながらじぶんちの回りをあてもなく歩き続けます。フンフン鼻唄をうたっているなかで何かが浮かんだら速攻部屋に帰り鍵盤で音を探って「ヤマハ・ミュージックコンポーザ」に入力してゆきます。
「ガジガジ作曲法」…フンフン作曲法で何も思い浮かばない場合の非常手段。締め切りが容赦なく迫ってくるので無理矢理とる手法。鍵盤に向かい、何も思い浮かべずとにかく手を動かします。鍵盤の前を離れることができないよう自分に強制し命じます。最初は自分の「手クセ」のフレーズしかでてきませんがある瞬間を境に「カチッ」とスイッチが入り新発見のコード進行が生まれてきます。コード進行から作り始めて後からメロディーをのっけます。
たぶん歴史上の「天才」といわれる作曲家は全部「フンフン作曲法」、しかもほとんど推敲ナシにファーストテイクで完成品ができたのだと思います。「ガジガジ作曲法」は邪道なのでしょうね…ただキノコさんのような凡人にとっては苦労して作った曲にも思い入れがあるのでした…

コメント
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