カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

AMラジオで聞いてた名曲①

2017年01月29日 | My Favorite
天地 真理・:。・、ちいさな恋;:、

 キノコさんの小学生時代音楽ソースといえば、1位がテレビ、2位がAMラジオ、3位がモノラルレコードプレイヤー、という環境でした。 もちろんパソコンCDDVDもありません。あこがれのラジカセFMラジオが聞ける)を入手したのが、たしか中1なので小学生の時はひたすら上記の3種ソースだけが頼りだったワケです。
 小3〜中3くらいの期間はAMラジオ、よく聞いてましたねー。歌謡曲ランキング番組とかは熱中して聞いてました。なかでも好きだったのがこの曲。「ちいさな恋/天地真理」。調べたら発売が1972年2月5日。キノコさん10歳小3ですね。札幌オリンピックが開催されたのがまさに同時期で、開会式が1972年2月3日。
札幌出身のワタシは当時のことよく覚えてますよ。地下街地下鉄が新規開設されて街が一気にハイカラになった時期。70m級ジャンプで日本選手が金・銀・銅メダルを独占して盛り上がった時期ですね。
 天地真理さんはいわゆる「TVアイドル」の先駆者的存在だったのですが、小3のキノコさんはズッポリとハマりまして…。いわば初恋の人ですね。調べたら真理ちゃんはワタシより11歳年上で、当時21歳。作曲が浜口庫之介さん。AMラジオでたくさんかかることを考慮していたのか、深めのリバーブがボーカルにかかっていてミステリアスな雰囲気を醸し出しています。曲調はマイナーで始まり、サビがメジャーになるというキノコさん大好きパターン。 今になって考えると、まあいろいろオトナの事情な中で作られた虚像のアイドルソングなのでしょうが、作品としては今聞いても「好きな曲」ですね。間違いなく今のワタシを組み立ててくださったパーツの1つです。真理ちゃんと浜口さんに感謝です♡
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Disc1-#60 海のバビルトリトン2世 / SALT PEANUTS

2017年01月22日 | 20世紀ファミコン少年
海のバビルトリトン2世

 これは曲調の似ているアニメソング2曲を、おもしろおかしく、くっつけてみたものです。
海のトリトン…1972年
バビル2世…1973年
キノコさん小4〜5くらいの時期ですね。この頃のTV番組は子供向け実写モノアニメが全盛期で、19時台は日曜から土曜まで毎日、なにがしかの子供向け番組が放映されてました。 変身モノの2大巨頭「仮面ライダー」(音楽:菊池俊輔さん)「帰ってきたウルトラマン」(すぎやまこういちさん)が放映され始めたのが1971年。その後ワタシが多大な影響を受けた冬木透さんが音楽を担当された「ミラーマン」「ファイヤーマン三沢郷さんの「デビルマン」「流星人間ゾーン渡辺宙明さんの「キカイダー」「イナズマン」などなど。 ラジカセをまだ所持していなかった頃のワタシはアニメのOP、ED、劇伴を必死になって傾聴し、記憶にインプット。そして耳コピーでピアノで弾いていました。 
「海のトリトン」と「バビル2世」は小学校時代からクラスメート間でも「あの2曲は似ているね」という話が出るくらい曲調がよく似ているんですが、ちゃんと調べたりせず、ずーっと放置していたんですね。 それがふとしたきっかけで「どこがどう似ているのかちゃんと分析してみよう」と思い立ちまして、結果このようなヘンテコなメガミックス作品ができあがった、という次第です。 お楽しみいただければ幸いです。
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映画「JACO」を観て新発見

2017年01月15日 | My Favorite
Weather Report-Cannon Ball

 昨年末「JACO」を観てきました。高校・大学時代にカセットテープワカメになるほど聴いて、耳コピーしていたジャコ・パストリアス。およそベーシストらしからぬフレージング音色特殊技巧、そしてパンクロッカーみたいな破壊的行動。当時は多くのベーシストにとってヒーロー的な存在でした。 関係者インタビューを中心としたドキュメンタリー映画ですから、劇中ではもちろん、そういった彼の功績が一通り紹介されていました。しかし私が一番感心した…というか自分にビックリしたのは、意外な曲でじわーっと泣けてきたところです。
Cannon Ball / Weather Report
Hejira / Joni Mitchell
2曲とも名曲&名演ですから、感動するというのは至って当然のようでもあります。しかし私はこの2曲、学生時代から何10回も聴いているにもかかわらず、今まで一度も涙が出たことはなかった。メチャメチャ涙もろいキノコさんですが思い起こせばジャコパスの演奏を聴いて泣いたことは一度もなかったような気がします。 「聞き慣れた曲、しかも過去に一度も泣いたことのない曲で、なぜ涙が出たんだろう?」自己分析してみました。思いあたった1つの仮説
音楽と映像の相乗効果
ジャコの演奏がいわゆる「劇伴」として私の目と耳から同時に入ってきたからだと思います。キノコさんの場合「音楽単体で感動する」曲と「映像と音楽が一緒になって感動する」曲がそれぞれあるのです。今までずっとジャコの曲を音楽単体で聴いていて一度も泣けませんでしたが、どうやらジャコの演奏は私にとって「劇伴として感動する」タイプの曲だったようです。ちなみにこの2曲、映画を見終わったあと家で数回聴きましたが、やはり涙は出てきませんでした。 映画「JACO」。ご覧になられたアナタはどこか泣ける箇所ありましたか?
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タケちゃん&健ちゃん+トロンボーン白井友理恵さん

2017年01月10日 | タケちゃん健ちゃん
新日本BGMフィル 白井友理恵 "スリークのテーマ" from MOTHER2 (SFC)

 タケちゃん&健ちゃん 次回LIVEのお知らせです。
1月21日(土)HOLIDAY新宿
 《出演》
 ●ダイナ四バンド
 ●タケちゃん&健ちゃん
   《ゲスト》白井友理恵(トロンボーン)

 ●EXALIPAR
 ●山染世界
今回はキノコさん主催のライブではなく、ダイナ四バンドさんが主催ですね。
ダイナ四さんとは初めて共演することになりますが、動画で拝見したところではゲーム音楽愛に溢れたすばらしいバンドですね。とても楽しみです。EXCALIPARさんは過去に何度かご一緒させていただいていて、今回はベースのせいめいさんの復活ライブですね。山染世界さんも以前から仲良くさせていただいております。それぞれ個性的な4バンドの共演で面白いイベントになりそうで楽しみです。 さて、タケちゃん&健ちゃんは、というとゲストに女流トロンボーン奏者の白井友理恵さんを召還しました。NJBP(新日本BGMフィル)の腕利き奏者です。 実はキノコさん、この動画MOTHER2スリークのテーマが最近、大好きでして。ヘ音記号(低音部)によるメロディー演奏ってイイですね。少人数編成による「イイところ」を存分に活かして白井さんのトロンボーン音色をお楽しみいただきたいと思っております。是非お越しくださいませ♪
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「ガッチャマン進行」を考察してみる⑤

2017年01月03日 | ガッチャマン進行
寺内貫太郎

その①から読む
 前回、小林亜星さんを「ガッチャマン進行」の師匠と勝手に呼ばさせていただく、と書きました。あれからまたいろいろと思い起こしまして…。 そもそもこのコード進行が好きになったきっかけの「青春時代の一番の思い出の曲」はなんだったっけかな?と。答はなんとTVドラマ『寺内貫太郎一家』オープニング曲でした。この動画の 0:58〜1:11 の部分をお聞きください。キーがEの曲なんですが、ドミナントであるB7からトニックのEにつなげるところで「C⇒D⇒E」という見事なまでのガッチャマン進行をブチこんできています。展開が劇的に変わりハッとする一瞬です。気持ちいい! で、この曲。作曲は大野克夫さん。「太陽にほえろ!」と同じ方です。小林亜星さんは俳優としてドラマに出演されていましたが作曲には関わっていらっしゃいません。このあたりの事実が面白い。 この曲にキノコさんが出会ったのが中3くらいですね。コードネームを覚えたのは中学1〜2年の頃なので、「寺内貫太郎一家」を聞いていた時にはコード進行の風変わりな部分は注意して意識しながら聞いていた記憶があります。実はこの曲の中には「チャレンジャー」のイントロのコード進行も含まれています(ついさっき気がついた)。 ワタシの小さな小さな「作曲抽き出し」は中学生の頃熱心に聞いていた大野克夫さん、さらにさかのぼって小学生の頃にぼんやり聞いていた小林亜星さんから受け継いだDNAなんだなー…って思ったしだいです。

〜その⑥へ 〜
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