カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

20代の頃の機材の思い出②

2014年12月28日 | My Favorite
10月に仙台に行った際、ビックリする品物に出会いました。「YAMAHA MSX用FM音源ユニット SFG-05」です。とあるお客様が、私が昔これを使っていたのをご存知で、わざわざ持ってきてくれたのです。キノコさん、この機材はとっくの昔に捨ててしまっているので久しぶりの現物との再会。めちゃめちゃテンション上がりました。
MSXコンピュータに、この音源ユニットをさしこみ、ミニキーボードをつなぐと8音ポリフォニックの「4オペレータ・FMシンセサイザー」として演奏できるのです。さらに「YRM-55」というソフトを使うと「8トラック、8音ポリフォニック」のシーケンサーとして自動演奏させることができるのです。お値段は全部込みで15万円くらいだったかな?この仕様は1980年代前半当時としては夢のような「高性能&低価格」でキノコさんは「これが欲しかったんだよ!」と叫びながら発売後すぐに購入したのを覚えています。
この機材と出会ったおかげでハドソンとのつながりもできたし、仕事としては「チャレンジャー」から「遊遊人生」までを作曲しました。本体には永いこと対面していないけれど強烈な記憶として残っていますね。CD「20世紀ファミコン少年」「PC園児」でこの機材から出る音を聞くことができます。まだ入手されてない方でご興味のある方はこちらからお問い合わせくださいね♪
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近所の弁当屋で人気(?)の「カシカーレ」

2014年12月22日 | My Favorite
どんなお弁当なんでしょう。。。「カシカーレ」。ナゾです
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年末ギャフンはFCB特番

2014年12月14日 | キノコ国本のギャフンといってみよう
Famicom Band - Spy vs Spy

 今年から手探りで始めたUST放送『キノコ国本のギャフンといってみよう構成・演出まめさんのおかげで1年間なんとか続きまして、いろんな話題をご提供することができました。これからも、キノコさんがやりたいことがあるうちは不定期で更新され、やりたいことがなくなったら自然消滅します。なんとも無責任です。これでいいのだ。あはは。
 さて、年末ということで今年を振り返りますと、ゲーム音楽コンサートでは1つ大きなトピックスがありました。10月5日に行われたFCB12th LIVEです。私は1ファンとして客席にいたわけですがそりゃもう楽しませていただきまして。ギャハハと笑い、う〜むと感服し、さめざめと感動の涙を流したのです。そうだ!この感動や面白さを当日見られなかった遠くの方にもお伝えしよう!キノコさんは立ち上がりました。パチパチパチ。というわけで…
★キノコ国本剛章のUST『ギャフンといってみよう』
第8回年末スペシャル
FCBだよ!全員酒豪…もとい全員集合!」
12月21日(日)19時頃より放送開始(予定)
http://www.ustream.tv/channel/kkgi
★終了予定21時までの拡大版ナマ放送~!(2部構成、途中休憩アリの予定)
《ゲスト》FCB(ファミコンバンド)のみなさん
 ・ヨシヲ ・アヲケム ・いけちn ・メイジン ・シライシ ・おにっち ・81
【内容】FCB 12th LIVE  (10月5日@川崎)を動画&トークで徹底的に振り返る!
♪当日会場に来れなかった残念なアナタ、ウワサのあのシーン(太鼓の○人、内藤○段の将棋)を本邦初公開!!
♪当日会場でご覧になったアナタ、FCB主要メンバーが勢揃いしてのトーク、どんな裏話が飛び出すか、見逃せませんよ!お酒とおつまみをPCの前に用意して12月21日夜は全員酒豪!
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ピッチャーに玉が返ってこない…♪『きりのもり』

2014年12月07日 | My Favorite
 先日の「ゲームミュージック BURST」で演奏した『スーパードンキーコング2・きりのもり』(14:45~)。ROCKテイストを基調としたイベントの中で、異彩を放つ「捉えどころのない」フシギな曲だったと思います。テンドウさんのリードギターヒトミchベンドのかかったシンセサイザー名演でしたなー。それをしっかり支えるさんのドラム松澤さんのバッキング。みんなの力が結集した、よい演奏ができたと思います。今回はアノ曲が持つ「不思議さ」を音楽理論野球を例えにして解説してみたいと思います。
 ひとことで言うと「きりのもり」のフワフワした不思議な感じは「終止感がない」ことに尽きるのです。音楽理論上、たいていの曲は「安定した和音」で終わり、聞いてる人が「あー終わったー。」とホッとするようにできているのです。 コード進行でいうと「Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ」とか「Ⅳ-Ⅴ7-Ⅰ」とか(画像の上半分ね。)
 これを野球のシート番号に置き換えると「2-5-1」「4-5-1」。イニング間の野手の球回しでよく見られる絵に符合します。最終的にピッチャー(シート番号1)に玉が渡らないと試合が始まらないですからね。さらに言うと音楽的にはサード(シート番号5)にチームの主将がいる状況を仮定するとわかりやすい。 サードがピッチャーに歩み寄りながら「この回は下位打線だからな。でも油断するなよ。低めに集めろ」とか言いながら玉を渡すワケです。で、審判の「プレイボール」のコールがあってピッチャーが玉を投げ、試合が再開される…と。
 ところが「きりのもり」ではどうでしょう(画像の下半分参照)。キャッチャーからサードに渡された玉を、サードはピッチャーに渡さずに、なんと!キャッチャーに投げ返すのです。 で、キャッチャーはまたサードに投げ返し、サードはキャッチャーに返す…。 ピッチャーがポツンと立ち尽くしたまま、キャッチャーとサードがずーっと2人でキャッチボールを続けているのです。 ええっ?試合がいつまでたっても始まらない! さらにはセカンド(シート番号4)もそこに割り込んできて「セカンド⇒キャッチャー⇒サード⇒セカンド⇒キャッチャー⇒サード」という玉回しが始まるではありませんか! ピッチャーはポツンと所在ない様子で佇むばかり…。 そして最終的には曲が終わるまで1度もピッチャーに玉が渡ることはありません。なんともモヤモヤした曲。それが「スーパードンキーコング2・きりのもり」なのです。 あー、でもこのモヤモヤ感がたまらなく好き。 日が暮れました。サスペンデッド・ゲーム
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