カセットテープがワカメ

キノコ国本剛章の音楽活動・妄想・ノリツッコミなど。

『コロニー落とし』は自由だった

2007年10月29日 | コロニー落とし

ファミコン・バンド『コロニー落とし』のライブに今日行ってきました。場所は新宿のMarbleというライブハウス。例によって不勉強な私はこのバンドのことを全く知らなかったのですが、数日前にメンバーの濱埜さんから突然メールをいただきまして。なんと私の曲を何曲か演奏していただける、というではありませんか!で、キノコさんキュートなお尻をフリフリしつつ、いそいそ出かけていきました。この濱埜さん、『野狐禅』(男気溢れる辛口なフォーク・ユニット)を本業としながら180度正反対の「なんちゃって」なファミコン・バンドでもライブ活動をしている、という愉快な方でして。編成は濱埜さんが鍵盤であとギタードラムというトリオ。ステージ中央にファミコンの本体が2セットありました。曲を始める前にドラマーがファミコン・カセットを1本、本体に差し込みます。『ん?ひょっとして本体がP.A.につながっててファミコン実機の音に合わせて演奏するのかな?』と思いきや、音は全然でてきません。それどころかまず3人で楽器も弾かずに『♪タータターターターターターター』と「ドラゴンクエスト」のタイトル曲を唄い始めるではありませんか。いやーなんて自由なんだ!その後は濱埜さんの予告通り『ボンバーキング』のテーマあり、『チャレンジャー』あり。全体的にやんちゃで自由な演奏の中に時折キラリと光るアレンジのうまさ…みたいなのを感じる演奏でした。フィナーレの演出も見事で思い切り笑わせていただきました。濱埜さんからは「今度一緒に(ライブ)やりましょう」と言われてうれしかったです。社交辞令かもしれないけど…マジでやりたくなりました。『コロニー落とし』の皆さん、また呼んでくださいね。

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レジの女の子がアニメ声で悶絶

2007年10月27日 | 引越し

引越して1ヶ月ちょっとが経ちました。休みの日は近所の探索に余念がないキノコさん。先日おもしろスポットを発見してしまいました。それは『スーパー・マーケット』。パッと見には何の変哲もないフツーのスーパー。売ってる物も特に変わってないしお値段も普通。(キノコさん愛飲の『アーリー・タイムス』が通常価格1300円くらいのところを999円で売ってるのはうれしいけど)だがしかーし!レジが違うんですよ。いや正確に言うとレジにいる女の子がかなりオモロイ。「アニメ声」っていうんですか?例えていえばNHK教育テレビ人形劇の声優みたいな…基本的にコドモの声って男の子も女の子も女性の声優が担当するじゃないですか。その中でも男の子役はちょっと低めの「アルト」、女の子役は高めの「ソプラノ」っていう感じですよね。で、ここのスーパーのレジの子はソプラノよりさらに高い「ソプラニーノ」な声で「120円が1点、95円が2点、398円が1点。袋にお入れしておきますね~。合わせて708円になりま~す。おハシはおつけ致しますかぁ?」とくるワケですよ。いやーオモロイ。昔からキノコさん、アニメ声を聞くとなぜか無性に笑ってしまうんですよ。いや、笑うというより「ニヤけてしまう」のかな?本当はその場で爆笑して話しかけて「ねえねえ、その声で『あなた。お風呂にしますか?それともお食事が先?それとも………寝・る?アハ。』って言って」って頼んでお友達になりたいくらいの勢いなんですが、さすがに近所の皆さんから「変なおじさん」呼ばわりされたくないですからね。じっと笑いをこらえてユカイな妄想のひとときを過ごさせていただいております。引越し&近所探索は本当におもしろいニャー

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コロリンパ

2007年10月21日 | チャレンジャー

wiiのソフトにコロリンパ(byハドソン)」っていうゲームがあって、そのBGM「チャレンジャー」の1面が使われているようです。どなたかに教えていただきました(どなただったか忘れちゃった…ボッカ~ン)。情けないことにキノコさんwii持ってないんですよ。ソフトの名前とかも全然知らなくて。もともとアクション・ゲームは苦手だし今後もwiiを購入する予定はないんですが…(任天堂さん、ゴメンナサイ)。で、YouTubeで確認してみました。実際に聞くまでは『「チャレンジャーの1面」なんじゃなく、シューベルト「軍隊行進曲」を使った別アレンジなんじゃないの?』って疑ってたんですけど聞いてみたら確かに「チャレンジャー」の1面そのまんまでした。列車からイメージして作った「警笛」の半音ブツケのフレーズも鳴ってましたし。う~ん、

コロリンパ コロリンパ
価格:¥ 5,040(税込)
発売日:2006-12-02
と列車の警笛って全然無関係じゃねえ?とも思いましたけど(笑)…ただこのゲームをファミコン世代の30代のお父さんお母さんと小学生のお子さんが家族団らん、一緒に遊んで「この曲はお父さんがオマエと同じ年頃の時によく遊んだ『ファミコン』のBGMと一緒なんだよ。知らねーだろ?いっぺん一緒にやってみるか?」なーんて言って押入れの奥からホコリだらけのファミコン本体を引っ張りだしてくる…親子で一緒に軍隊行進曲を合唱する…そんなシーンもアリかなー。天国のシューベルトさんも少しはキノコさんの変なアレンジ許してくれるかにゃー…なんてポワーンと考えたりするのでした。

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メモリーを食うピッチベンダー

2007年10月14日 | PC園児

CD「PC園児」に収録されている『ブレイクイン』BGMの中で1曲だけ異質なものがあります。#51がそうなんですけど(おっ、今気付いたけどイチローの背番号と同じじゃん)何が異質かというとメロディーが「手弾き」なんですね。それ以前の「ヤマハ・ミュージックコンポーザ」に発音させていたメロディーとの違い、お分かりになりますよね?そうです。『ピッチベンド』効果がバリバリかかっているのです。
Photo 『ピッチベンド』とはキーボードの左端についているホイール形の装置で音程を連続的に変化させることができるものです。ギターで言うとチョーキングトレモロアーム効果を連想していただければお分かりかと思います。で、このピッチベンド効果。CD「PC園児」#51などのように管楽器的表現をするのには欠かせない効果なのですが如何せん、ものすごくメモリーを食うのです。「ゲーム開発=メモリー量制限との戦い」だった当時、ただでさえ音楽に割り当てられるメモリー領域を少しでも切り詰めたい所にこんなワガママ、通るワケない。…はずだったんですがこの#51はどうだったんでしょうか?使用機材でいうとそれまでメインで使っていた「ヤマハ・ミュージックコンポーザ」ではピッチベンド表現は無理で、新たに登場したMIDIシーケンサ「QX-3」を使ったんですね。ただデータ量がそれまでに比べて爆発的に増えたので開発者の方と「これは実験作ですねー」なんて冗談半分に話していた記憶があるんですよ。メロディーラインもアドリブだし…この曲が採用されているんだとしたらそれはそれで余りにもやりたい放題過ぎて恥ずかしい感じですね…

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「ビリヤード」BGMは発表されてた

2007年10月07日 | PC園児

TEXさんという方からコメントをいただきまして。CD「PC園児」に収録した『ビリヤード(未発表)』の曲群が実は未発表ではなくナグザット『ブレイクイン』という名のゲームとして発表されていたと言うんですね。実は私自身はまだ未確認なのですが…その後GBSさんからもご確認のコメントをいただきまして。たぶん間違いない事実なんだと思います。いや~ビックリしました。20年間ずーっとボツになってたと思っていた曲が実は使われていたなんて。TEXさんからのご指摘がなければさらにずーっと気が付かずにいたことでしょう。TEXさん、本当にありがとうございます。実はCD「PC園児」に未発表の曲群「ビリヤード」を収録することに関しては少し悩んだんですよ。ただボツになったとはいえ、思い入れがとてもあった曲たちだったので「一人でも気に入ってくれる方がいればいいや」と思って収録した経緯があるんですね。今となっては収録したおかげでこうして発表されていたこともわかってとても幸運だと思ってます。それと同時にナグザット関係各位には大変失礼なことをしておりました点をお詫び申し上げます。本当にこの「ビリヤード」曲群は未発表なんだと思い込んでました。20年の時が経過し、『時効』ということで何卒お許しくださいませ。

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運動会、昔も今も

2007年10月03日 | 忍者ハットリくん

引越し先の新しい部屋。たまたますぐウラの方に学校のグラウンドがあるんですね。で、この時期ちょうど運動会が近付いているらしくいろいろリハーサルしている音が聞こえてくるんですよ。「次は5年生男子による徒競走です。5年生男子はスタート地点に集まってください。」カワイらしい子供による棒読みのアナウンス。なんともほのぼのとしたイイ感じでしばし聞き入ってしまいました。で、アナウンスの後ろでかかっているBGMがオッフェンバック“天国と地獄”。いやーお約束と言えばお約束なんですけれど改めてジーンときましたね。キノコさんの小学校時代と何ら変わってないんですもん。音源はもちろん当時のアナログ・レコードオープンリール・テープではなくCDMDに変わってるんでしょうけど、校庭のスピーカの品質が昔とほとんど変わってないですから聞こえてくる音は中域だけのAMラジオみたいなあの懐かしい感じ。なんかホッとしました。グラウンドのP.A.システムはこれからもずーっとショボいままであって欲しいニャー。それにしても星の数ほど楽曲がある中でずーっと変わらずに“天国と地獄”が使われ続けている…おそらく日本中の人がクイズで『運動会のBGMと言えば?』と訊かれたら“天国と地獄”と答えるんでしょうね。いや曲目自体はそれほどポピュラーじゃないから『音楽の問題です。(♪天国と地獄がかかる)さて、この曲の題名は?』という問題に対して『運動会のBGM!』『徒競走のテーマ!』って答える人が大勢いるんだろうなー。

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