#7 膠着 梅本竜との魂の共作

曲名の読み方をよく尋ねられるのですが「こうちゃく」と読みます。意味は「身動きがとれない。状況が打破できない」といった感じです。 自分自身のことではなく、昨年春頃の梅本竜・闘病時の様子を表現したつもりの曲です。大いなる希望と夢を抱いて動き出していた彼が不慮の難病に倒れ、体の自由が効かなくなり、どれだけもどかしい思いをしたか…私も仲間としてその苦しみに共感し、作った曲です。
作風面では「キノコさんが４つ打ちの曲を作るなんて珍しいですねぇ」と、よく言われます。全くその通りで「初めて」作った４つ打ちの曲です。アルバム内で唯一「全部自動演奏」の曲で、自身でベースも弾いていません。私は従来こういう無機的な音楽はあまり得意としていなかったのですが、梅本竜の膠着状態を表現するのにピッタリとハマったのです。曲を作る動機も、新しい作風へのチャレンジも梅本竜からもらった…「膠着」は彼との魂の共作なのです

どっちやねん

大きいのか小さいのか…わかりまへん

入る勇気がない

近所の中華のお店。 創業50周年らしい。まだ入ったことがない。入る勇気がない…